雲田はるこさんのレビュー一覧

まるごとねこっけ~雲田はるこ『いとしの猫っ毛』トリビュートブック~ コミック

雲田はるこ 

贅沢な1冊

『まるごと猫っ毛』を読んだことがない方でも楽しめます。
また、今までの内容がざっくりわかるように『よりぬきねこっけ』なるものがあり
分かりやすく解説されています。

それぞれのキャラクターはもちろん、ねこっけダイジェストで流れもわかります。
雲田はるこさんと河内遥さんによる対談は24Pに渡り熱い漫画トークが綴られています。

けっこう楽しめたのは『ねこっけ名×迷言集』です。
笑える…

4

いとしの猫っ毛 3 コミック

雲田はるこ 

かわいいけどカッコいい

もう、恵ちゃんみいくんこの二人最高です。
ラブラブ度は以前にも増して熱くなり
ホントにお互いを想ってるんだなぁ・・と感じてしまいます。
この独特の世界観と、主人公以外の登場人物も楽しめるひとつです。

天然のようで可愛くて、でもやっぱり男の子なところもあって
身も心も愛し合ってるほのぼのカプの二人だけど・・・
今回はちょっと進展があります。
前回、とうとうH成功した二人ですが、(受…

2

いとしの猫っ毛 3 コミック

雲田はるこ 

最高!!!!

あーーーーーーもーーーーーーーーー雲田さん最強wwwwwwwwwwwww
もう萌えが詰まってる!!てかもう萌えしかないwwwwwwwwwwww
雲田さん独特の絵柄と話の進め方なので好み合わない人いるかもしれませんし、私も最初はなんとなく避けてたのですが、慣れたら全然大丈夫だし、説明も少なく人物のやり取りで心情を理解出来るのですごく好きです。まあもうこれは3巻なので、理解した上で読む人が大多数だ…

4

いとしの猫っ毛 小樽篇 コミック

雲田はるこ 

波乱万丈

出会った時からずっと恵ちゃんのことが好きだったみいくん。
悩んで悩んで、ずっと近くにいられるなら友達のままで・・・とも考えた。
恵ちゃんに彼女ができたと聞かされたとき、その彼女を紹介されたとき・・
みいくんの気持ちを考えると切なくなります。

10代にして人間のさまざまな悲しみや苦しみを経験してしまったようなみいくん。
次々と大事な人を失い、最後には恵ちゃんとも離れ離れに。

何年…

2

いとしの猫っ毛 2 コミック

雲田はるこ 

長年の想い

1・2巻続けて読みました。
大勢の人が暮らす『またたび荘』で普通にそしてにぎやかに過ぎていく日常の中の二人。

何年も何年もかけて恵ちゃんを想い続けてきたみいくんと
みいくんを追いかけて東京に出てきた恵ちゃん。
前作よりも、一歩大人の関係に踏み出す二人です。
お互いに健康な成人男性、好きな相手と同居していてやりたくないわけがない。
大所帯な上、個性的な人ばかりでいい雰囲気になってもな…

1
非BL作品

昭和元禄落語心中(5) 非BL コミック

雲田はるこ 

この内容でBLだったら・・・!

前巻が気になるところで終わっていたので、どうなることかと読み始めました。

八雲と助六の過去編が完結し、与太郎編に戻ってきます。

わだかまりの謎がやっと全部解けて、新たな気持ちでお話は続きます。
この収集のつかなさそうな人間ドラマも、きっと雲田さんは飄々と予想外の着地をやってのけて読者を驚かせてくれるのでしょう。先がどうなるのかは読めないけれど、なぜだかそう確信してしまいます。

2
非BL作品

昭和元禄落語心中(5) 非BL コミック

雲田はるこ 

過去編完結、未来に向かう

過去編が完結して、後半助六編が再開。

田舎の温泉宿での寄席の後、
菊比古、助六、みよ吉の間に起きた事件が明らかになる。

久しぶりに客の前で演じる助六の「芝浜」、
それを袖で聴く菊比古、かぶりつきで聴く小夏、そして……
その後に起きた事件……
この一連は読んでいて鳥肌が立つようだった。

時は巡り、与太郎を巡る話に戻って来る。
孤独の中齢を重ねた菊比古改め八雲の心と、落語界…

2

新宿ラッキーホール コミック

雲田はるこ 

魔性の男

雲田はるこさんは「愛しの猫っ毛」から入ったのですが、これはまたぜんぜん違う作風ですね。えろいしえぐい。貞操観念薄いかんじします。

構成がまたいいですね。苦味が引退して社長になってる時点のオムニバスが数本、そのなかにサクマと苦味の関係がにおわされていて、え、なんなのこのふたりどういう関係!?ってワクワクしてるところで、最後にサクマと苦味の出会いのお話「陽当たりの悪い部屋」がきてます。
わたし…

13

新宿ラッキーホール コミック

雲田はるこ 

どの組み合わせも文句なし。

なんなく雲井はるこさんの作品ってほのぼのなのかな~と思っていたのですがとんでもない。
えろいです。笑
すっごい良いBLです。読んでほしい。

ゲイビの男優とそのまわりの人たちのお話。
色々でてくるんですけどちゃんと話がつながってて素晴らしい。
私の大好きな眼鏡リーマン受けもあります。笑
登場人物みんな好きになっちゃうけど、最終的に表紙の彼とその相手が最高です。

総受けとかじゃな…

1

新宿ラッキーホール コミック

雲田はるこ 

印象的でした

非BL作品の「落語心中」に通じるようなお話でした。

メインカプのサクマさんとクミのお話は、なれ初めのあたりのお話だけなのですが、その周りの出来事を書くことでこの二人がどんなふうにともに時間を過ごしてきたのかをうかがわせる作りが、お話に深みを出しているように思いました。

そうやって、表面にストレートに出さないからこそ二人の関係性により一層妄想が膨らんでしまう。いかにして「好き」「愛してる…

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