雲田はるこさんのレビュー一覧

新宿ラッキーホール(2) コミック

雲田はるこ 

38歳になったクミちゃんと46歳になったサクマさん。

「新宿ラッキーホール」を読んだのは発売からは少し遅ればせながらの2014年で、確か「美術手帖」のボーイズラブ特集で雲はるさんのインタビューを読んだのがきっかけだったと思います。
そのあと「昭和元禄落語心中」を読んで、この作家さんの内面をもう少ししっかり覗いたあともう一度「新宿ラッキーホール」に戻った時が本当の意味での陥落の瞬間でしたね。
今思うと「新宿ラッキーホール」がBLジャンルでしっかり大…

10

新宿ラッキーホール(2) コミック

雲田はるこ 

名作の続きはやはり名作だった!

あの名作「新宿ラッキーホール」の続編が出ると聞いて、フンフンッと鼻息荒く大興奮しておりました。
大好きな作品やキャラクターって、その後をいつまでも追い続けたいし見ていたいんですよね。

あれから6年後のお話。
サクマさんはさらに苦み走った風貌に。苦味ちゃんは相変わらずやんちゃで天然なエロ美人さん。
そんな2人の間にとてもいい6年の歳月が流れたのがわかりました。
愛情や信頼たっぷりのパー…

8

新宿ラッキーホール(2) コミック

雲田はるこ 

愛が深い

続編が出ると知ってから待ち望んでたけど、期待以上でした……ありがとう……ありがとう……

1巻の時点からそうだったけど、サクマと苦味にとってお互いがお互いの人生の中心だってことが一層強く描かれた2巻だった。
お互いに相手を守ろうと動いてるのにそれを隠しちゃってるから拗れて……読んでいて「?」となるような二人の行動、その意図が段々明らかになっていく過程と、終盤のシリアス展開はめちゃくちゃ苦しか…

15

いとしの猫っ毛番外篇 コミック

雲田はるこ 

作品の持つ世界観に引き込まれる

「いとしの猫っ毛」の番外編。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

タイトル通り、番外編です。

なんていうのかな。本編の補足みたいな感じ、って言えばいいのかな。
全部で5話収録されているのですが、別々のエピソード、のように見えて、全部繋がっている。

かつてみいくんと恵ちゃんが遠恋していた時の話が、みいくんの今は亡き両親との思い出とか、清水さんとの過去のストーリーとかに繋が…

5

新宿ラッキーホール(2) コミック

雲田はるこ 

ヤクザがらみネタ

内容が濃いです!
昔風の独特の絵柄と、ヤクザがらみのイタ苦しい内容、、を和らげてくれる苦味のチャランポランな性格!(^.^)
そして苦味とサクマの大人な恋愛関係。
この二人の関係は切っても切れない絶対的な関係なんですね、、、!!
一巻の過去シーンも二人の愛が読み取れましたが、
二巻はもっと愛が深まる甘甘なシーンが沢山!!
一生ものの愛って深いです、、、

4

いとしの猫っ毛番外篇 コミック

雲田はるこ 

ファンなら必読すべし!!

読み切り短編が全部で5つ収録されています。
どの短編から読んでも楽しめますし、猫っ毛ファンなら満足すること間違いなしの一冊です。
個人的には、ポンちゃんおめでと!篇の【勝手にしやがれ】と、小樽篇の清水さん視点で描かれた【Welcome back home】が、とりわけいいなと思いました。

【たよりない手紙】
みいくんが小樽を離れて一年が過ぎた頃のお話です。
またたび荘の入居者第一号と…

10

新宿ラッキーホール(2) コミック

雲田はるこ 

萌えが滾って止まらない

「新宿ラッキーホール」の続編が出ると知って、楽しみに待っていました。前作から6年後、という時系列で、苦味ちゃんもやっぱり年を取ったな…、というビジュアル。

なんですが、さすが往年のポルノスター。美しいビジュアルでした☆
ビジュアルだけではなくて、前作から6年がたっている、というのがそこかしこから読み取れる。そういった細やかな描写の仕方は、さすが雲はるさんといった感じ。

1巻は痛い描写…

12

新宿ラッキーホール(2) コミック

雲田はるこ 

6年ぶりの続編はシリアスなジェットコースターストーリー!

『新宿ラッキーホール』6年ぶりの続編です!
今回もリバあり。この二人のリバってすごく自然。

電子には最終話40ページの手書きネームが特典で付いてきます。
商品説明に書いてなかったから、特典見た時は驚きました。
ほぼ本編と同じだけど、この表情はこういう風になんてメモ書きも見れて楽しいですよ~。
マンガの作成過程を見るのが大好きなので、この特典は嬉しい♪


物語も6年の歳月が流れ…

2

新宿ラッキーホール コミック

雲田はるこ 

すべての組み合わせに萌えて楽しめる

 一応メインとなる攻め受けは苦味(表紙)とサクマの2人なのですが、その2人で絡む他に、それぞれが他の人物と絡む話もあり、同じ登場人物を使いながらの短編集という感じでした。この作品の最も素晴らしい点は、苦味とサクマが恋人同士でありながら、相手が他の人間とセックスすることについては完全に割り切って考えていて(そこに情がないと分かっているからこそ)、でも行き過ぎればきちんと牽制するという信頼し合った大人…

3

野ばら コミック

雲田はるこ 

ほんわか短編集

雲田はるこ先生 初読み

3つのストーリーを軸とした。
ほんわか系の短編集。

「野ばら」
祖母と洋食店を営む武、店の手伝いをする神田。
神田は、娘のモネと2人途方に暮れていた。
自らゲイと告白し、嫁は怒り出て行ってしまったのだ。
ほんわり佇まい、花を愛し、柔らかな物腰の神田に武は次第に惹かれて行く。
武に告白されてモジモジしたり、
武を諦めようと遠ざけて、泣いて後悔してみた…

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