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87/110(合計:1094件)
宮緒葵 葛西リカコ
cryst
タイトルの割に甘かったかな~?なので、すんなりと読めました。 最初の方で、「これはコメディとして読むといいのかもしれない」と思って読んだからでしょうか。 一応怨念ではあるのですが、なんか甘いのは牡丹の容姿のおかげなのかな?祐一が夢だと思い込んで素直に牡丹に甘えるシーンはかわいくて萌えました。挿絵もよかったです~!牡丹の描写から「男らしいけど美しい女装???」と思ってたのが、挿絵を見て納得♪…
杉原理生 葛西リカコ
東雲月虹
ネタバレ
本を手にした時、杉原さんの作品のイメージと“竜神”が結びつかなくて 少しためらったのですが 葛西リカコさんのお描きになる表紙が美しいのと、 あらすじの「彼女のように抱いてくれ」という誘い受けっぷりが気になって 読ませていただきました。 亡くなった叔父の古い家に住む小説家の和久井は すぐ側の池には竜神様がいると言い、 常々妙な妄想めいた事を蓮見に吹き込みます。 そういう類の話が得…
Krovopizza
池に棲むと言い伝えられる竜神が いつか自分を池に引きずりこんでくれたら…。 そんな破滅願望をもつ幻想小説家・和久井(受)が 蓮見(攻)を愛し愛されることで 子供のころのトラウマから少しずつ脱却し 忘れていた色んな感情を取り戻していくというお話。 ほかの方も書かれていますが、泉鏡花を連想させるテイストです。 竜神伝説にとらわれる和久井の心象世界は迷宮のようで、 幻想的で危うさ…
ココナッツ
表紙イラストがひじょうに魅力的です。 今までの杉原さんの作品とはちょっとイメージが違いますが、新鮮でした。 『恋の棘』は攻め視点、表題作であり後に収録されている『恋を綴るひと』は受け視点です。 攻めの蓮見は、和久井とは大学時代からの友人。 整った容貌を持ちながら面倒見が良いために、なぜか貧乏くじを引くタイプ。 受けの和久井は華奢な印象はあるものの、身長も高く涼やかな美形。 …
koyori
受けの職業が幻想小説家ということもあり、全体的に泉鏡花のような水、竜神といった文学作品幻想小説風なテイストにBL要素を加えた新しい作品でした。 これは少し好き嫌いがわかれるかもです。 大学時代、アパートのお隣りの和久井をちょっとしたきっかけからついつい面倒をみてしまう蓮見。浮世離れし、生活能力ない和久井に、そのまま卒業後も生きてるか心配という名目で定期的に会いに行く。そこに恋愛感情はお互い…
amane
こちらのサイトで「女装攻め」ということでおススメしていただき、読みました。 挿絵の牡丹が美人過ぎる。これで男とか…。ナヨナヨした感じの女装ではなく、男としての魅力を持ちつつの女装なので、ツボでした。 やっそんシーンも女装したままだったので、大変おいしゅうございました。 ただ、途中から月子とリンクしていく呉羽がどんどん怖くなっていきました。差し入れのお土産を砕くシーンとか、狂気です。 あと、…
水原とほる 葛西リカコ
恋雫
葛西先生の挿絵目的で購入しました。 が…これはちょっと失敗だったかもというくらい苦手要素がありました。 まず何より現実感のなさ。 作家の水原先生があとがきでも書かれているように、”ファンタジー性の強い作品”これがどうもわたしは苦手です。 そして、何というべきかホラーちっくな描写がいくつか書かれているので、怖いものが苦手な自分には読むのが嫌になってきてしまいました。 特にラストの真実が…
マンボウ
水原先生の【青の疑惑】!滴るようなエロスにすっかり虜になり作者買いしておりました!確かに登場人物が色々と痛い目にあってるお話し多いんだけど、最近の作品はそうでもないですよ~?! 咲と幹、二人の謎が明かされ、最後のご宣託…あたりでホロリとさせられました(・_・、)日本のどこかにあるかも知れない「あやかしの世界」と後書きに有りましたが…因果はめぐる…その終わりの始まるお話し堪能いたしました!開かれた…
椎崎夕 葛西リカコ
marun
思わず作品タイトルに答えてしまうようなタイトルを付けてしまいましたが 世の中には絶対なんて言葉がないのではとしみじみしてしまいます。 作品自体はかなり甘めで受けが溺愛されている雰囲気があって良かったですね。 個人的にメロメロに愛される受けって大好きなのです。 しかし、読みすすめていた時にこれはもしや私の地雷が隠れているのではと思ったら やはりありました、それは攻めの元恋人が既に亡くなっ…
まりりん722
葛西先生のイラスト買いでした。 しかしワタシはこのような因習(地縁/血縁)モノ、好きなので、楽しく読ませていただきました。 すごく大げさに言うと、横溝正史の山村の因習モノ的なイメージ。 あそこまでの凄惨なミステリー感はないですが、田之倉の素性のところはお話的にしっかりしていたと思います。 確かに話の最初のほうから話のスジがわかる感がありましたが、幹、咲、そして田之倉の三角関係と神谷の衰…