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凪良ゆう 葛西リカコ
ポッチ
ネタバレ
作家買いです。 凪良さんは「人の孤独」を書くのがとてもお上手な作家さまだと思います。 誰もが本当の一人ぼっちにはなりたくない。でもそうせざるを得ない事情や環境もあって。 受けである加瀬くんもそうです。彼の生育環境は最悪と言っていいほど悪く、そうした事情もあって彼は人に心を開くことができません。常に警戒しているため目つきも悪く、愛想も悪く、リストラされるという悪循環が繰り返されます。 …
五条レナ 葛西リカコ
楓花
似たような過去を持ち、苦しみを背負う2人が、それ故に惹かれあっていく話。 宗方が非常に強烈な性格で…さすが芸術家とか思ってしまった(゜Д゜;) そして三島は最初の印象からは想定しない甲斐甲斐しさを発揮していましたw それにしても…事故りすぎだー(;´Д`) どんだけって勢いですw 庭の緑や木々の描写が何か鮮やかに感じました。 また、鳥籠の作品や粘土細工などの小道具も上手く活…
椎崎夕 葛西リカコ
東雲月虹
女の子と付き合っても長く続かない笙(遊び名はセイ)が 社内で有名な守川課長とバーで出くわし 守川さんがゲイで笙に想いを寄せていると言われても 飲み友達を続けていたくて、 お試しのキスも、触るだけのHも嫌だとは思わず…。 守川さんが、人を寄せ付けない印象だったし 社内の噂とは結構ギャップがあって 笙に対してはとにかく辛抱強く待ってくれるというか とにかく笙を大事にしてくれて、こち…
葉月宮子 葛西リカコ
ニノミィ617
葛西リカコ先生のイラストが好きで購入。絵が本当に綺麗。王子様かっこよすぎるわ。 とりあえず、山がありません。お父さんがトレジャーハンターで死ぬ前に最後に見つけたのが、緋の石と言う宝石。 主人公、真志が緋の石を手に取ってお父さんを思うシーンがあるんですが、タイトルの嘘と~でああ、王子様はこれが目的なんだなってわかってしまう。 テロリストに拉致られた時も王子様と真志、二人で愛し合い始めちゃうんで…
秋山みち花 葛西リカコ
ofnotice
久々のレビューであります。 しょっぱなからき、近親相姦めいたものがドドーンと来て、すでに脳がピンク色になりやした。 ゲルマン神話のようなギリシャ神話のような、神話的な雰囲気満載で おやおや、商業BLでは最近またこういうのが復活してきたのか??? と思ったら、初出が同人誌でありました。 たしかに同人誌的な匂いはいたします。そこはかとなく。 しかし、それが自分的には非常にいい。 やは…
杉原理生 葛西リカコ
roseーlily
大好きな杉原理生先生と葛西リカコ先生のコンビ。 ありそうで無かったお二人のコラボにもう、内容関係なくまずは萌え♪ そして内容も私の好みのシチュエーションがちらほら。 わぁ~、杉原先生ありがとう! ※このレビューにはけっこうネタバレ書いてしまいますので注意です☆ 大学時代に同じアパートでお隣同士になった蓮見と和久井。 はじめの「恋の棘」は蓮見視点。 後半の「恋を綴るひと」は…
御影
大和は、桐島織の版画を専門に扱うギャラリーで働いているのですが、ある日、田宮という男が、版画を買いに来ます。 版画を見た次の日も、またその次の日も、田宮はギャラリーに通うようになり、大和は田宮の真意を測りかねるのです。そんなとき、大和がかつて告白された相手、手嶋から声をかけられているところを、田宮に知られてしまうのです。 冒頭から大和の「低体温」とも言うべき、いろいろなことに反応が…
かわい有美子 葛西リカコ
麗音
二人の始めての出会いが孫とお爺ちゃまの年齢差。。。 と言ってもそもそも寿命の違うで違う生物と言うから比較になりませんけどね 。 この二人、普通なら生涯交わることなく終わるはずでしたが、偶然に出会いお互いを支え慈しむために存在することになるのです。 ****** ネタバレ過ぎるので以降は未読の方は読まないでくださいね。****** 大国の名門家の生まれでありながら遺伝子の異常…
愁堂れな 葛西リカコ
やまでか
せつない この兄弟はかわいそうです。 香介(受け)に「お前の兄を殺したのは俺だ」と言って憎まれ役を買って 自分を憎んででも生きさせたかった加納。 復讐のために組事務所にもぐりこんできた香介を守ろうとして乱暴にしたりしますが根はやさしいです。 兄の死に方やそれまでの生活がダークでした。 でも、そんな兄にも死ぬのを覚悟してでも貫き通したいものがあり最後は自己満足でも幸せだったのかな…
雀影
見えないということ。 家族にも愛されたことがないから、愛されるということがわからない。 家族にも愛されたことがないから、愛し方がわからない。 そんな和久井と、 同性とは恋愛するはずがないから、愛されていることがわからない。 同性とは恋愛するはずがないから、愛していることがわからない。 そんな蓮見が、 ずっとお互いに離れられずにいるのは何故なのか、 自分の本当の気持ちにだんだん気…