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愁堂れな 葛西リカコ
麗音
ネタバレ
葛西リカコさんのカバー絵に惹かれました。 重くて暗いトーンの話でした。 愁堂れなさんの作品でよくみられる手法で、最初に語り手の不明ないわくありげな語りで始まります。(これ結構好きです) それが最後に誰の気持ちなのか分かるとそれを語ったときの心情を思うと胸に迫るような哀しみが伝わってきて、どうしようもなかったのかもしれないけれどどうにかできなかったのかと苦しい気持ちになります。 …
雀影
ある事故で、ただ一人の肉親の兄を失い、自身も大けがをした香介。 病床で、生きる意欲を失っていた時、兄を殺したのは自分だと名乗る男が現れます。 香介はその復讐を糧に辛いリハビリにも耐え、退院にこぎ着けるのですが、退院と同時に、復讐相手のいる新宿から遠く離れた関西のへ行かされそうになり、退院前日、病院から脱走します。 そして、新宿歌舞伎町で復讐相手のいる大川組のチンピラと出会い、、、。 お…
華藤えれな 葛西リカコ
やまぶき
豹に変身する人間といえば、コミック『闇のパープルアイ』とか映画の『キャットピープル』等思い出されるが、それらは豹の獰猛さや美しさ、そして他者とは異質な存在である哀しみなどを連想させる。 主人公、仁科立樹は育ての親である伯父の死をきっかけに、モロッコを訪れる。 動物学者である伯父の研究資料を整理するためだ。そして運命の人カイルに出会う。カイルは自由に豹に変身することのできる『砂漠の帝王』で…
六青みつみ 葛西リカコ
所長
モフモフ史上もっとも若い主従で、いっつもくっついてる対の絆です。 シリーズ初のモフ攻めですが、フェンリルは完全にワンコ系聖獣。孵化前からキースに尻尾ブンブン振ってる感じがします。 逆にキースは極度の人間不信で猫科っぽさ全開。後半は徐々に周囲へと心を開いていきますが、幼少時代から帝都に来るまでが過酷だったぶん、幸せになってほしいなぁ。 今回は逃避行しながらの野性味あふれる育児にハラハラした…
ばばんばーん
さまざまな迫害にもめげず、強くしたたかな受け様は、この作家さんには珍しいタイプかも。 前半はつらい場面が多いけれど、攻めの聖獣との出会いからは精神的には満たされてきて良かったね!キースちゃん。 必死に子育てする時期もあり大変そうだけど、このカップルはずっと離れず一緒にいるからこのシリーズの中ではその辺は安心して読めました。 後半の帝都に入ってからは面白くてもう一気に読んじゃいまし…
凪良ゆう 葛西リカコ
高律
『夜明けには優しいキスを』のスピンオフ。 できれば続けて読もうと改めて読み返しました。 何度読んでも、いい。 男気のある阿木。生き方がカッコいい。 決して幸せとは言えない生い立ちや、やくざという世界にいたこと 自分の気の緩みから、大切な仲間の命が消えたこと・・・ たくさんの苦しいことや辛いことを、顔に出さず いつも加瀬のことを心配し、優しい阿木。 前作からのあの乱暴者の加瀬…
菅野彰 葛西リカコ
東雲月虹
デザイナーの才能はあるけど他人との付き合い方がわからず 同期の吾妻にだけ心を開いている雨宮を好きになってしまった瀬尾は ひたすら辛抱強く、雨宮との距離を縮めようと努力するのですが…。 なんというか、瀬尾がいっそ気の毒になってしまいました。 雨宮は社内の人間にも“情緒欠落”と言われるくらいで そして吾妻の言うことだけは聞く徹底的な変人っぷり。 その吾妻も、雨宮が頼りにしすぎているのを…
カイ
騎士と聖獣のファンタジー。 聖獣と誓約を結び対の絆となる騎士。 だけど無理やり誓約させられた者たちは…。 聖獣によって立場が決まる、この戦いの場。 それがその国の皇子だとしても位の低い聖獣と誓約を結べばそれなりの扱い。 そして聖獣のキリハはその位も解らない異端な聖獣。 それによって自分の対の絆ヴァルが軽んじられる。 その為に頑張るキリハが超健気で可愛い!! その結果キリハ…
ゆりの菜櫻 葛西リカコ
鶏
ゆりのさんはコミカルエロなイメージでした………m(_ _)m シリアスも普通にうまい‼︎ ってかめっちゃうまい‼︎ 好き♡ シリアスって言っても、ドログロではなくラブ系ですが。 すれちがいマックスな感じがよいです( ̄▽ ̄) サブキャラの使い方もおもしろいです( ̄▽ ̄) そして絵もきれい〜!鶏泣いてもたよ〜( ̄+ー ̄) ゆりのさんイメージ変わりましたが、楽しめました♡ ぜひご賞味く…
宮緒葵 葛西リカコ
しままん
既読の宮緒葵さん作品では、最もバランスが良く読みやすく、かつ面白かったと思います。 とは言っても宮緒葵の既読作は、「渇仰」と続編2作、「堕つればー」、「愛犬志願」のみなので、その程度で語るな!という方はスルーで。 バランスが良い、ということについてですが、宮緒葵の傾向は、色々いっちゃってる攻め、最初は攻めに抵抗しようとしたりしてるけどいつの間にか流されちゃう受け、多少のファンタジー要素、ヤ…