total review:278217today:34
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
84/110(合計:1095件)
洸 葛西リカコ
霧島伊都
ネタバレ
2012年の「ショコラ文庫創刊1周年記念」フェア、 また、新刊チェックの時に初めて知りました。 その時はフェアのために購入する冊数に達していたため、 特典が付いていましたが、購入するのは保留にしていました。 後日、いつもの書店で新たに特典つきフェアがあり、 その機会に新本で購入しました。 受けの恭吾くんは、普段、ぼんやりとしていて、 のんびりとした性格ですが、 攻めの小野寺さん…
華藤えれな 葛西リカコ
とほこ
立樹は、大型のネコ科の声が聞こえる。 他の人には聞こえない故に独りであり続けた。 20歳になった立樹は養父が亡くなったため彼が務めていた モロッコへ赴く。そこである青年に出会う。 その青年こそ、黒豹でありながら人へも姿を変えられるカイルであった。 カイルのひたすら綺麗な心では、今の世界では生きにくい。 でも立樹と一緒なら、愛する人と一緒ならきっと大丈夫。 異なる種族だとしても人と…
英田サキ 葛西リカコ
麗音
葛西リカコさんも絵が好きです。 馴染みのない作家さんでもこの方のイラストだと迷わず買いです。 不思議と気にいる率が高いので。 カバー絵の葉鳥の睨みつけるような威嚇するような顔がいいです。 これが『アウトフェイス』の意味なのかなと思いました。 キャラ文庫の好きなところはカラーイラストが2枚あるところです。 この作品の扉絵はこれだけでポスターにして飾りたいくらい素敵です。 『ダブル・…
愁堂れな 葛西リカコ
葛西リカコさんのカバー絵に惹かれました。 重くて暗いトーンの話でした。 愁堂れなさんの作品でよくみられる手法で、最初に語り手の不明ないわくありげな語りで始まります。(これ結構好きです) それが最後に誰の気持ちなのか分かるとそれを語ったときの心情を思うと胸に迫るような哀しみが伝わってきて、どうしようもなかったのかもしれないけれどどうにかできなかったのかと苦しい気持ちになります。 …
雀影
ある事故で、ただ一人の肉親の兄を失い、自身も大けがをした香介。 病床で、生きる意欲を失っていた時、兄を殺したのは自分だと名乗る男が現れます。 香介はその復讐を糧に辛いリハビリにも耐え、退院にこぎ着けるのですが、退院と同時に、復讐相手のいる新宿から遠く離れた関西のへ行かされそうになり、退院前日、病院から脱走します。 そして、新宿歌舞伎町で復讐相手のいる大川組のチンピラと出会い、、、。 お…
やまぶき
豹に変身する人間といえば、コミック『闇のパープルアイ』とか映画の『キャットピープル』等思い出されるが、それらは豹の獰猛さや美しさ、そして他者とは異質な存在である哀しみなどを連想させる。 主人公、仁科立樹は育ての親である伯父の死をきっかけに、モロッコを訪れる。 動物学者である伯父の研究資料を整理するためだ。そして運命の人カイルに出会う。カイルは自由に豹に変身することのできる『砂漠の帝王』で…
六青みつみ 葛西リカコ
所長
モフモフ史上もっとも若い主従で、いっつもくっついてる対の絆です。 シリーズ初のモフ攻めですが、フェンリルは完全にワンコ系聖獣。孵化前からキースに尻尾ブンブン振ってる感じがします。 逆にキースは極度の人間不信で猫科っぽさ全開。後半は徐々に周囲へと心を開いていきますが、幼少時代から帝都に来るまでが過酷だったぶん、幸せになってほしいなぁ。 今回は逃避行しながらの野性味あふれる育児にハラハラした…
ばばんばーん
さまざまな迫害にもめげず、強くしたたかな受け様は、この作家さんには珍しいタイプかも。 前半はつらい場面が多いけれど、攻めの聖獣との出会いからは精神的には満たされてきて良かったね!キースちゃん。 必死に子育てする時期もあり大変そうだけど、このカップルはずっと離れず一緒にいるからこのシリーズの中ではその辺は安心して読めました。 後半の帝都に入ってからは面白くてもう一気に読んじゃいまし…
凪良ゆう 葛西リカコ
高律
『夜明けには優しいキスを』のスピンオフ。 できれば続けて読もうと改めて読み返しました。 何度読んでも、いい。 男気のある阿木。生き方がカッコいい。 決して幸せとは言えない生い立ちや、やくざという世界にいたこと 自分の気の緩みから、大切な仲間の命が消えたこと・・・ たくさんの苦しいことや辛いことを、顔に出さず いつも加瀬のことを心配し、優しい阿木。 前作からのあの乱暴者の加瀬…
菅野彰 葛西リカコ
東雲月虹
デザイナーの才能はあるけど他人との付き合い方がわからず 同期の吾妻にだけ心を開いている雨宮を好きになってしまった瀬尾は ひたすら辛抱強く、雨宮との距離を縮めようと努力するのですが…。 なんというか、瀬尾がいっそ気の毒になってしまいました。 雨宮は社内の人間にも“情緒欠落”と言われるくらいで そして吾妻の言うことだけは聞く徹底的な変人っぷり。 その吾妻も、雨宮が頼りにしすぎているのを…