葛西リカコさんのレビュー一覧

裏切りの代償 ~真実の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

だめだ、悶え死にそう

モフモフシリーズもついに5作目に突入。
光の螺旋シリーズと同様、こちらも大好きなシリーズです。
そして今回はまたしても聖獣攻ですが、前回よりも今回のCPの方が好みでした。

聖獣アルティオが、騎士のリオンに対してまるで保護者のように振る舞うのに、ニヤニヤが止まりません。
大人ぶってても、本当は構って欲しくって寂しくってたまらなかった、というのもによによ。
ヘタレ受というのもたまにはいい…

15

彷徨者たちの帰還 ~守護者の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

野良猫のような警戒心剥き出し受

モフモフシリーズ4作目。
待ちに待った聖獣攻です。
秘境の更に奥地で育った野生児二人旅(笑)
あとがきの【思えば遠くにきたもんだ】に思わず笑ってしまいましたが、私的に森山○子の遠くへ行きたいが頭の中を……。

幸いにもその歌が現実になって、キースはフェンリルに巡り会うことが出来たのですが、ここにきてまさかのお約束が発動されるだなんて思わなかった。
もふもふシリーズは異質な存在だったので…

4

奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

可愛いばっかり連呼したくなる

モフモフシリーズ3作目。
安定して面白い話ですが、こちらの攻は受に対する愛と執着が半端なかった。
今回は卵を奪われてしまった騎士が、執念でもって自分の聖獣を取り返し、騎士殺しをした上で絆を結び直すというアウトローな話。
このシリーズは陵辱がないので、安心して読めるのというのが非常に良いところです。
とはいえ、今回はちょっと受にとって可哀想な描写があるにはありますが、大人数でいたぶって、みた…

3

誓約の代償~贖罪の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

視界が霞んで嗚咽し、先が読めなくなる

モフモフシリーズ2作目。
これはもう涙腺崩壊コースまっしぐらでした。
表題作に至っては、後半から終盤にかけてはティッシュ箱が手放せない。
前作のカップルとは、陽と陰のような関係になってます。
そして前作でこのふたりの悲劇のラストを知ってたので、戦々恐々としながら読んだのですが、もう切なくって切なくって。

嫉妬 誤解 すれ違い  

と、BLの定石もしっかり押さえてばっちりです。

3

忠誠の代償 ~聖なる絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

ファンタジー好きなら迷わず読んでみて欲しい

モフモフシリーズ1作目。
今では大人気のこのシリーズですが、一番最初に読んだ時はそこまで刺さらなかったというか、読み返す毎にじわじわくるスルメ本でした。
血が繋がっているわけではないですが、赤ちゃんの頃から育てた相手と関係を結ぶので、近親相姦などが苦手な方は受け付けないかもしれませんのでご注意を。

耳付きしっぽ付きのモフモフが堪能でき、さらにそのモフモフを子育てしてるのを俯瞰して楽しむ、…

1

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

大事なものはひとつでいい

 「夜明けには優しいキスを」スピンオフ作品。DV男、加瀬が主人公。加瀬の過去も十分暗かったのか。読んでいて私まで暗くなってくる。でも、こういう不幸をいっぱい浴びてきた男こそが、好きな男と両想いになって、恋人に思いっきり甘やかされるのがいい。

 加瀬弘明は暗い過去を持つせいで、人を簡単に信じることができない。好きになった相手の、すべてがほしくてほしくて、べったべたに相手とくっつこうとするんだけ…

3

CRAZY FOR YOU 美しい彼 amazon限定ショートストーリーペーパー グッズ

相変わらずの平良くんでした

書店別の特典商法でイラっとすることも多いのですが(だって全部欲しくなっちゃうから…)、最近アマゾンさん限定ペーパーはすごく良いなあと思っています。個人的に特典はイラカとかよりも小説ならSS、コミックなら番外編みたいなのが描かれてるのが好きっていうのもあると思うのですが、アマゾンさんの限定ペーパーは表裏びっしり書かれていることが多いですし、他の書店さんでは手に入らないので。

このSSペーパーも…

3

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

きもうざストーカー

イラストと作家買いしました。
クラス内ピラミッドの底辺に属する平良と、頂点に属する清居の不思議で興味深い関係の話。
あらすじに「無口で友達がいない」とあっても、イラストを見て平良は周りから距離をおかれるようには見えないな、と思っていましたが吃音にまつわるエピソードで納得がいきました。
平良も清居も、どんな子供時代を過ごしてきたかがそれぞれの生き方に反映されていますね。

作品は四編に分か…

8

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

キャラが強烈!

「気持ち悪い攻めが好き」という凪良先生の本領発揮!本当に攻めの平良がネガティブ&ストーカー気質のきもキャラで、読んでいて「これほとんどの読者が引いちゃうんじゃ?大丈夫?」と心配になったほどです(笑)
そんな平良から狂信的な愛を注がれるのは、クラスの頂点に君臨する孤高の存在・清居。皆から一目置かれていて、芸能界にも足を踏み入れています。葛西先生の繊細なイラストでもわかるように、まさに『美しい彼』で…

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美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

一途すぎる攻め

作家買いです。あらすじを拝見した時に少し痛い話なのかなあ、と思ったのですが読んでみました。

内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。



幼少期から吃音という病気を持っていた平良くん。その障害のためクラスメイトに馴染めず、いじめというほどではないにせよクラスから浮く存在で、平良くん自身周りに溶け込むことをなるべく避けて生活しています。

でも高校2年生になった時に生活が…

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