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凪良ゆう 葛西リカコ
なつひ2
ネタバレ
吃音 という精神的なハンディキャップを除けば 攻めくんの周りは一般人と比べて、ちょっとすごいこと、で溢れているんですよね。 裕福なお家だったり、親族だったり、とても美しい恋人がいたり。 そして彼自身も、みなぎる雄性や開きたくてうずうずしている才能の芽を飼っている。 ヘタレ、ワンコ、さらっと読めばそんな型に入れられてしまうような攻めくんですが、私は読後 この子は…色んな意味で隠れ…
あーちゃん2016
「つがいは愛の巣へ帰る」の特典SSペーパー。本編よりこちらの方が、穏やかなアガヒとウラナケの愛情をじわっと感じられて断然好き!本編はなかなかスリリングだったというか怖かったというか・・本編後のデザートという感じで良いお話と思いましたので萌2にしました。 穏やかな秋晴れの日。表通りに面した行きつけのカフェで、ウラナケを待つアガヒ。その手にある携帯電話の画面には、ウラナケの写真が。買い物を済ませ…
鳥舟あや 葛西リカコ
葛西先生の挿絵でマストバイ。読んでびっくりの世界観・・久しぶりでした、こういう設定。二人の依存度maxなところは好きなのですが、ちょっとツユだくシーンが長すぎた印象。色っぽいシーンwelcome!な方で、とっても独特&ややダーク?なチャイナっぽい世界観が好きな方にはおススメです。とても印象的なので絶対忘れない1冊だと思いますが、絡みのシーンが少し飽きちゃったので中立としました。 深夜の26時…
砂原糖子 葛西リカコ
フランク
読み終わった後もしばらくその余韻から抜け出そうにありません。 今年読んだBLコミック・BL小説のなかで、私のベストは今のところこれだと思いました。 この作品を片手に好きな人同士で合宿したいくらいです。 (涙に暮れながらなので、タオル必須) 本当にとりとめのない感想を。 ・もし記憶を失くした自分がこの店を見つけてやってきたとしても、もう普通のブレンドを出して欲しいという真文に涙…
二巻は衛と真文の過去編です。 学生時代の二人、仲の良いお隣さんから恋人へと変化していく様子が衛視点で綴られていました。 私はこういうのに弱いんです。 決して泣かせようとしている文章ではないのだけど、ところどころたまらなく悲しくなってしまってハンカチ無しでは読み進められませんでした。 「なにがあっても、あんたが何度忘れても傷つかない、絶対。だから安心してろよ。」と誓う中上。 …
とりとめのない感想を。 記憶障害持ちの主人公・静良井が、過去の日記に登場する恋人「M」が誰なのかを探す……というお話でしたが。 はぁ……つらぁ………辛すぎる。 思い通じあったのに、記憶をなくしてしまい他の男の傍らにいる静良井の姿を見なくてはいけない中上。 だから、静良井がせっかく赤いUSBに気づいて、いいぞ!と思ったつかの間…… 中上の「(昔の恋人は)死にました。」という言葉に、思わ…
小説は二度読む事はほぼないのですが、この作品は、何度も読みたくなる味わい深い作品です! ストーリーはもう置いといて、キャラクターの感情の描写が多彩で、面白くて、新鮮で、完全にこの本の中でひとりひとりの人間が完成しています。起きた出来事を並べてちょっとキャラクターとしての感想を書く、みたいな小説に面白みを感じないのですが、この作品は一人の人間の脳内を丸ごと味わっている気分になるようで、もう…
西江彩夏 葛西リカコ
fandesu
初読み作家さんです。葛西リカコ画伯のイラストに惹かれて購入。 攻めの鈴木剛は、失恋、それも二股をかけられていることに気づいた後、勝負をかけて誘ったサーカー観戦で完全に振られてしまうという最悪な状況の中で『恋愛屋』を名乗るリョウという美しい男性に声をかけらます。 なかなか不思議な味わいで始まるお話です。 設定はとてもトリッキーなのですけれど、お話は淡々と進む感じ。 でも、興味はそそる…
ぴれーね
こちら、殺し屋夫婦です。 互いへの愛が深すぎる、バカップルでございます。 この作家さんですが、設定といい作風といい、かなりアクが強いので好き嫌いが分かれると思うんですよね。描写にもエグい部分がありますし。 私も合う時は萌え転がるし、合わない時は主題すら理解出来ないと言う、振り幅が大きすぎる作風なのです。 が、今回は個人的な好みにどストライク! 受けの事をただただ全力で愛し、彼の幸…
かわい有美子 葛西リカコ
キウィフルーツ
文章はさすがかわい先生という素晴らしさで、イラストもすごく世界観にあっていました。あとがきで、かわい先生が葛西リカコ先生のえの雰囲気はSFものの方が合うのではと担当の方にいわれたと書かれていましたが、まさにSFにぴったりの、どこか現実味がないくらい繊細で美麗なイラストでした。 ラストは少し物足りないと思いました。でもその物足りなさというのは、ストーリーの詰めが甘くてこれで終わりかい!なんだか…