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今城けい 陸裕千景子
ましゅ
ネタバレ
陸裕先生の描く美しい男…最高でした。 タイトル、モルグの番人…ピンとこないタイトルに興味がわきますよね。 お話…というよりは、受けのキャラがなかなかに独特でレア感ありました。 まるで機械人形のような…攻めを通じないとリアル(現実)を感じられないんですよ。 うまく説明したいのだけれど、これは読んだ人じゃないと伝わらないかもしれない。 イレギュラーな事態に困らせないよう攻めはいちいち…
てんてん
本品は『溺愛社長と添い寝じゃ終われない』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、透里がビデオレターを作るお話です。 その日透里は 借り物の電子機器の扱いにおっかなびっくりしながら 大学の校舎に向けて歩きいていました。 そろそろと進んでいくと 見覚えのある男児生徒が映し出され 何をやっているのかと声を掛けられます。 透里がメモリー的なビデオ作成中と知ると 一…
今城けい 六芦かえで
今回は父の会社を継いだ実業家と 添い寝という特殊なアルバイトをする大学生のお話です。 受様がバイト先の客として出会った攻様によって 家族や友人との関りを変え、新たな人間関係を築くまでと その後を描いた短編を収録。 受様は病弱な母が健康を害してまで出産したため 社長業で忙しい父親からは疎まれて育ちます。 父を煩わせない様にと 自己主張をしなくなった受様は笑わない子供とな…
あーちゃん2016
今城先生の過去作で好きなものがあったので購入。妖精ちゃん受けも、襲わないように耐えてる攻めも好きでしたが、王道だなと思ったので萌2より萌にしました。タイトルは、今作の中で一番笑ったシーン。とっても大切にしてもらえるのが分かってすごく笑えると同時に幸せになったシーンです。情緒未発達だった受けが恋を覚えていく様と攻めのゆったりした雰囲気にきゅうきゅうした本編280P超+後日談20P超+あとがき。 …
いるいる
タイトルイメージに反して…書くと失礼かもしれませんが、中性的な受けが年上男性にただただ溺愛されるだけのお話じゃないんですね。抽象的な表現になってしまいますが、深く昏い色の静かな水面にポトンポトンと優しい雫が落ちてジンワリ広がっていくような…彼等の心が満ちていくカタルシスが伝わってくるお話でした。 救済ではなく浄化。もしくは昇華。 ……うん。個人的にはそんなイメージかな。攻めにも受けにも…
今城けい 麻々原絵里依
碧雲
二回読み直した後の批評寄りの感想です。 この構成を許した編集担当の責任もあると思う。 この作品は小説というより、センチネルの解説書に近い構成。 Ωやセンチネルは、バース・ルールが分からないと面白味が深まらない。ルールが分かると、とっても面白くなる。 でも、作品全体をセンチネルのルール解説書のように構成する必要は無いと思う。 作品中にセンチネルの解説を長めに盛り込むより、他に方法はなか…
今城けい 金ひかる
フランク
まず受けのメンタル弱すぎ。 父と愛犬を亡くして確かにお気の毒なんだけど、衰弱して気がふれたようになって犬と人間を間違えてる様子が悲劇のヒロイン感満載で辟易。 そして弟たちの学費を、赤の他人である攻めが肩代わりすると言い始めるんですね。 お前が家を出て俺のうちに来るならという条件で。 攻めは、かつてそれなりに交流があったただの先輩でしかなく、しかも数年ぶりの再会なんですよ。 そんな…
この作品がデビュー作なのだそうです。物語を書きなれている人みたい。 柳は、IQ200、自己表現、表情がが乏しい麗人。新聞社の『モルグ』勤務。対人関係を上手く紡げない。過去に親から虐待を受けていた。 柳の高校からの友人は二人。 柳が唯一認める友人は、雑誌記者の庸一。眼光が鋭い強面の優しい人。 寺本は、バーを経営、柳をとても愛しているが、柳は寺本を認めない。 雑誌記者の庸一がたまたま…
今城けい 亀井高秀
kurinn
初読みの作家様でした。 物語は森の魔女の館や、魔女の息子アイヒ、魔獣の影を持つ青年騎士のバルドなどファンタジー要素満載でした。 時代設定は無いものの、騎士や領主達の言葉使いに古いものがあったり格式ばっているところがありました。作者様の読書量と知識が凄いのでしょう。 ただ単語が気になり、読み辛さもありました。現在にそった言葉遣いでも充分伝わる素敵な世界観だと思います。それが少し残念…
今城けい みずかねりょう
オール攻め視点なので、攻めの気持ちが手に取るようにわかるところが最高でした。 特にいいなと思ったのは、まだ恋の自覚がない攻めが受けと一緒にいるときの描写。 「このやさしくて穏やかな年上のひとといると、うれしくて、慕わしくて、胸が弾む」と表現してるんです。 ここを読んだとき「リゴレット」というヴェルディのオペラの中の「慕わしい人の名は」というアリアを思い出したんですね。 この…