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12/19(合計:181件)
今城けい 明神翼
Krovopizza
ネタバレ
あらすじ: 商社勤務の千鳥(受け)は、雑務課に異動になった当日、大阪支社から来た針間(攻め)と出会う。 千鳥と同じく雑務課に異動になった針間だが、以前の部署でやり残した案件に未練があり…。 商社を舞台としたお仕事もの。 インドネシアの天然ゴムを日本の企業に納品する、という案件を完遂したい針間が、千鳥や他の雑務課メンバーを巻き込んでいくという展開です。 主人公の千鳥は、地味で大人し…
今城けい 金ひかる
こにしそる
今城さんは専門職や工場系のお話を多く書かれている印象があるのですが、こちらもガッツリ専門職のお話です。 専門的な部分もかなり調べられていて専門用語も飛び交うのですが、むずかしいという事もなく、むしろ読むのが面白かったです。 主人公の瀬戸は研究バカで朝から晩まで研究内容のことばかり考えていて、普通の生活能力やコミュニケーション力に欠けた典型的な天才型の主人公です。 同期で営業の益原は、瀬戸…
今城けい 陵クミコ
とっても面白かったんですが、気持ちも距離も離れ離れ、すれ違いの続くせつない作品でした。 最後まで我慢して読むと素敵なラストなんですが、それまでが結構辛かったです。 自転車ロードレースのプロを目指して高校卒業後、単身フランスへ渡る兼行。恋人の天城は地元で大学に通い、祖父の自転車屋の手伝いをしながら日本から兼行の応援をします。 結ばれるまでのくだりは回想でさらっとしかなく、最初から恋人、それ…
今城けい 陸裕千景子
霧笛丸
今回初めて、「しゅみじゃない」で評価を入れた作品にレビューを書きます。私はこれまで「神」と「萌え2」ばかりで書いてきましたが、この頃不自然に思うようになり、またレビュー関連でコメントしたのですが、自分では一つも書いてないのにイカン気がしたのです。今後は「しゅみじゃない」でも書いていくつもりですが、作品と作家さんへの敬意は常に持って臨みたいです。 前置きが長くなって失礼しましたが今城けい先生の「…
今城けい コウキ。
マキヲ
言葉遣いは乱暴で意地っ張り、貞操観念も生き方もいい加減な、まさに手負いの野良猫のような主人公・利翔と、彼を保護した完璧男・佐光の物語です。 こういうツン97%+デレ3%みたいな受は大好きなはずなのですが、二人の交流と、利翔の成長と、仕事と、色んなことが同程度のボリュームで描かれていて、結果的に強く印象に残る作品ではなくなってしまったように感じました。それは攻の佐光についても同じで、過去の話を…
今城けい 小路龍流
宮原きの子
亜門と玖音はキスはするけどどちらかが受けに回ることはないんだとか。 挿入はなくても攻め×攻めの絡みがもっとあったら萌えたかも。 広海の取り合いでお互いに殺し合おうとする二人ですけどね。 そこら辺、もっと猟奇的だったらなと思いました。 薬で眠らせて拉致監禁、暗示までかけたんだからやるなら徹底的に。 広海が選べないどっちも好きだと言ってハッピーエンド。 みんな19歳で未…
今城けい みずかねりょう
某村落を代々統治する一族、紫尾家。 紫尾家の下男・隼人(攻め・17歳)は、若き当主・良香(受け・11歳)と惹かれ合いつつも上京。 9年後、会社を興し成功した隼人は新宿のゲイバーで働く良香と再会するが、「お前など知らぬ」と拒絶され…… あらすじから、身分差両片想いドラマ、又は平成の八墓村のような閉鎖社会サスペンスを期待しましたが、残念ながらどちらも期待外れでした; 隼人視点で進むのか…
今城けい 周防佑未
今まで読んだ本の中で1、2を争うくらい攻めの顔が怖い!て思ったのですが、これが無愛想なのにめちゃくちゃ優しくてめちゃくちゃ可愛いキャラでした。 主人公の遥季は大きな事故に遭いかけたのを機に、自分を見つめ直そうと東京の下町にやってきます。 そこで幼い従兄弟の世話をしながら、下町で生活する人々と触れ合い、目標や期待のなかった自分の人生からやりたいことを選び出していく、というお話。 工場で…
ほっこり、ほのぼのした気持ちになれた作品でした。 主人公は家がお金持ちの八重垣遥季、ヒツジがいっぴきのヒツジさんで受けです。 冒頭で駅のホームに転落し、九死に一生を得た遥季は今は空っぽな自分が何をしたいかを考え、落ちぶれた従兄弟の幼い娘、美羽ちゃんと遊ぶ約束を果たそうと、これまで縁のなかった下町へ向かいます。 そこで、影のある攻め皆瀬と出会い、職人さんたちが誇りを持って働いている町工場の世界…
年上紳士×施設育ちの野良猫という組み合わせ。 組み合わせがすごく好みで、それだけで結構楽しめたお話でした。 表紙を見てもしかして女装ものなのかと思っていたのですが、施設を出てからずっとふらふらとその日暮らしの主人公・利翔は、佐光に出会うまで女性の家を渡り歩き、着るものがなく泊めてもらっていた女性の靴や下着を着用しています。 怪我をした利翔を拾い家に連れ帰った佐光は、利翔を自分の仕事の補佐…