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今城けい 明神翼
潤潤★
ネタバレ
関西弁のタイトルという方言だけに惹かれて買った初読み作家さんでした。 最初からお仕事のお話満載で途中までずっとそんな感じだったので、読みながら恋愛に発展するのか不安になってました笑。 いきなりの辞令から始まる受けさんの千鳥。 私の苦手とするなよなよした受けさんかあ〜‥と、あまり気乗りせず読み進めていましたが辞令を機に今までより今からを、明日より明後日を、前向きに頑張ろうと変わろうとするの…
今城けい みずかねりょう
ふばば
気楽に読めるラブコメ系かなと思い購入。実際は、イケメンで女性からモテるノンケ君が年上の物静かな男性に恋をして…という意外に切ない話でした。一貫して「攻め視点」の語り口です。 真面目な「お仕事BL」の趣と、攻め・受けの人物造形が、共に仕事に誠実に向き合い裏表や駆け引きのない「好ましいヒト」という設定なので、読む方も自然に「ふたりがうまくいって恋人になれますように」的な気分で読み進めるようになるよう…
今城けい 金ひかる
M+M
表題作と短編の2作品収録されています。 「リアルリーマンライフ」 研究所で開発を担当する瀬戸(攻め)が、本社の営業である益原(受け)と一緒に仕事をすることになります。瀬戸は口うるさい益原に苦手を抱いていましたが、元恋人の充輝に迫られているのを知った益原は、なんと瀬戸の恋人宣言をして強引に同居に持ち込み…という話です。 仕事はしているのですが、恋愛重視の印象が強く残った作品でした。 …
はるぽん
雑務課へ異動することになった千鳥(受け)。そこに同じく異動してきたのは、美形なのにコテコテの関西弁を話す針間(攻め)だった。厳しいながらも時折見せる優しさに惹かれる千鳥だったが…。 バリバリ仕事しているお仕事ものでした。それはいいんですが、仕事の理不尽さ、困った人事部長、ひどい同僚や何だかんだ萌えない描写が続きすぎて、ままならなさにストレスのたまる作品でした。ショムニ的なお仕事小説として…
さくこ
一見クールそうな眼鏡美形がバリバリ関西弁という意外性が良かった。受が気弱ながらも前向きで、これから頑張っていこうとしているのが健気でいい。タイトルどおりサラリーマンのお仕事物でその仕事内容がちょっと分かるのも楽しい。ただ、受の家族のことが詳しいことが分からないままなのがちょっと不満。異母弟と仲良くしたいお兄ちゃんなんて美味しそうな設定だと思うので。スピンオフが出たら絶対買います。スーツ好きなので登…
Krovopizza
あらすじ: 商社勤務の千鳥(受け)は、雑務課に異動になった当日、大阪支社から来た針間(攻め)と出会う。 千鳥と同じく雑務課に異動になった針間だが、以前の部署でやり残した案件に未練があり…。 商社を舞台としたお仕事もの。 インドネシアの天然ゴムを日本の企業に納品する、という案件を完遂したい針間が、千鳥や他の雑務課メンバーを巻き込んでいくという展開です。 主人公の千鳥は、地味で大人し…
こにしそる
今城さんは専門職や工場系のお話を多く書かれている印象があるのですが、こちらもガッツリ専門職のお話です。 専門的な部分もかなり調べられていて専門用語も飛び交うのですが、むずかしいという事もなく、むしろ読むのが面白かったです。 主人公の瀬戸は研究バカで朝から晩まで研究内容のことばかり考えていて、普通の生活能力やコミュニケーション力に欠けた典型的な天才型の主人公です。 同期で営業の益原は、瀬戸…
今城けい 陵クミコ
とっても面白かったんですが、気持ちも距離も離れ離れ、すれ違いの続くせつない作品でした。 最後まで我慢して読むと素敵なラストなんですが、それまでが結構辛かったです。 自転車ロードレースのプロを目指して高校卒業後、単身フランスへ渡る兼行。恋人の天城は地元で大学に通い、祖父の自転車屋の手伝いをしながら日本から兼行の応援をします。 結ばれるまでのくだりは回想でさらっとしかなく、最初から恋人、それ…
今城けい 陸裕千景子
霧笛丸
今回初めて、「しゅみじゃない」で評価を入れた作品にレビューを書きます。私はこれまで「神」と「萌え2」ばかりで書いてきましたが、この頃不自然に思うようになり、またレビュー関連でコメントしたのですが、自分では一つも書いてないのにイカン気がしたのです。今後は「しゅみじゃない」でも書いていくつもりですが、作品と作家さんへの敬意は常に持って臨みたいです。 前置きが長くなって失礼しましたが今城けい先生の「…
今城けい コウキ。
マキヲ
言葉遣いは乱暴で意地っ張り、貞操観念も生き方もいい加減な、まさに手負いの野良猫のような主人公・利翔と、彼を保護した完璧男・佐光の物語です。 こういうツン97%+デレ3%みたいな受は大好きなはずなのですが、二人の交流と、利翔の成長と、仕事と、色んなことが同程度のボリュームで描かれていて、結果的に強く印象に残る作品ではなくなってしまったように感じました。それは攻の佐光についても同じで、過去の話を…