砂床あいさんのレビュー一覧

誘淫オメガ ~ハニーポット・オペレーション~ 小説

砂床あい  小山田あみ 

めちゃくちゃ面白いよ! 続編を熱烈に希望しますよー!!

タイトルといい表紙といい、かなり艶っぽいですが、とてもしっかりした捜査官ものです。
プラス、オメガバース。

オメガである捜査官が、自身の発情を囮として捜査に加わると言う、オメガバースと捜査官もの好きにとっては夢のような設定。
更に更に、バディのアルファは、自分の組むオメガの全責任を負うんですよ。
その身の安全から、発情のケアまで。

いや、面白かった!
設定としてもストーリーとし…

21

淫靡な夜 小説

砂床あい  亜樹良のりかず 

萌えよりも笑いを取りにいったかんじ

「一途な夜」「不埒な夜」に引き続き、今回泰斗が開発しようとするのはオーラル用のコンドーム。泰斗たち研究チームは存続を懸けて、オ○ニーカップメーカーに技術提携を頼むことに。
その引き換えに相手側のリーダー、荻野が条件として提示してきたのは、コラボ商品完成の暁に、泰斗のア○ルを型取ったア○ニーカップを作らせてくれ、という突飛なもの。
泰斗はそんなことがもしも恋人の将吾にバレたら、ただでは済まないと…

1

不埒な夜 小説

砂床あい  亜樹良のりかず 

こんなにしょーもない理由の誤解と嫉妬を初めて読んだ(笑)

「一途な夜」でくっついた後の、将吾と泰斗の物語。泰斗は相変わらず、ウブで照れ屋で可愛い! 将吾は恋愛には慣れてそうなのに、受けにすっかりメロメロで余裕なさげで、これまた可愛い。
ふたりともキャラが立っていて魅力的で、ニヤニヤしながらあっと言う間に読み終わってしまった。

将吾に腕枕をされて朝まで眠るのが大好きなのに、将吾の秘書から「腕の痺れで翌日の業務に支障が出るため控えるように…」などと言…

1

一途な夜 小説

砂床あい  亜樹良のりかず 

薄さを追求する男たちの苦悩と栄光(?)

これ、割とトンチキ系のお話ではあると思う。だけど本人たちは至って真面目で、仕事にも恋にもセックスにも一生懸命なので、読んでいるとつい応援したくなってしまう。コンドームの研究開発をしている人たちのお話。

気弱だけど仕事熱心なゲイの泰斗は、試作品のコンドームを使用してレポートを提出しなければならないため、男を漁りに二丁目へ。そこで出会ったのが、セクシーで男前な将吾。
自分の正体を隠して将吾を誘…

4

城崎先生の××な日々 小説

砂床あい  蓮川愛 

男体盛りという浪漫

乳首好きなひとには絶対読んでほしい!
陥没ちゃんしかも左だけというのかたまらなくエロい(´∀`*) この受けちゃんは初めてできた彼女に陥没ちゃんを馬鹿にされて、コンプレックスに苛まれています。

そのコンプレックスを解消すべく攻めの美容整形外科先生のところを訪れるのです。
これおかしいですよねといきなり全裸になっちゃう受けちゃん!!!!!!!!!!!!!!情景がありありと浮かんで、めちゃ…

1

Nude Butler ヌードバトラー 小説

砂床あい  笠井あゆみ 

盲目の画家に暴かれた裸の心

砂床あい先生の書く主従愛がほんと大好きで、この作品ももっと評価されていいと思うんだけど、レビューが少なくてびっくり。
タイトルも表紙も扇情的だけど、中身はしっかりとした純愛だからもっと読まれてほしいな。

こちら、主人と執事でありながら、画家とモデルというちょっと変わり種な設定ではある。
視覚以外の感覚が超人的に研ぎ澄まされているのであろう秋成は、手だけではなく口や舌までも使い、千鶴の姿形…

5

調教は淫酒に濡れて 小説

砂床あい  小山田あみ 

試される主従の絆

私にとっては、SMものへの扉を開いてくれた特別な思い入れのある作品です。
「調教は媚酒の香り」の三年後のふたりを描いた、愛に満ちた淫靡で甘いお話、ぜひ二冊セットで読んでほしい。

冒頭、いきなりフランス語のレッスンをしながらの調教シーン。
前作で恋人同士として結ばれたふたり、もうSMプレイはしないのかな? という心配は早々に吹き飛びます。

宗司は新しい事業に着手していますが、なかなか…

3

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

SMの認識が少し変わりました

自分のどんぴしゃ好みを模索中。
今回のテーマは『SM』
もとより支配するされる関係に美味しさを感じていたのでそれなりに楽しめました。
初っ端からの排泄シーン、良かったです。

SMについてはただ痛めつけ、られることに性的快感を感じる…なんて上辺だけの知識だけでしたが、踏み込んだところまで知れた気がします。
なかなか奥深いんですね。
セーフワードの存在、覚えておきたいです。…

3

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

死んだら棺桶にこの本を入れてほしい

そもそもこの本を読んだきっかけは、ちるちるのソムリエさんに、オススメされたことでした。
その頃はまだBL小説ってあまり読んだことがなくて、SMにも特に興味はなく。でも、ソムリエさんに訊くとよく出てくるので、軽い気持ちで買ったんです。

で、まずこの表紙ですよ。とてもリビングに出しっぱなしにしておけない…!
淫靡、耽美としか言いようのない、小山田先生の美麗イラスト。素敵すぎる。

そして…

13

草食上司のオトしかた コミック

砂床あい  麻生海 

コラボを意識せずに読むべき

2011年刊。
このコミックはリブレ恒例のコラボで小説と関連しているのだが、小説のほうの予備知識はなくとも大丈夫だ。
むしろコラボってのを頭から切り離して単体として読まないと話に入り込めない。
土台は医療系の人材ヘッドハンティング会社が舞台となっているのだが、登場人物が全く被らない上に、お仕事BLとしても温度差が大きいからだ。
頭を切り替えてカップル単体で読む事に最初は戸惑ったが、繰り返し…

0
PAGE TOP