砂床あいさんのレビュー一覧

情愛と不埒のトリム 小説

砂床あい  サクラサクヤ 

始まりは声

成田空港で管制官を務める黒宮隼人は、パイロットが大嫌い。
14歳の時、機長だった父が飛行機事故で死に、悲しむ母に「パイロットにだけはならないで」と言われたことが原因で、パイロットになる夢を諦めた事が理由だった。
パイロットに恨めしい気持ちとコンプレックスを抱く黒宮。

しかし黒宮は着陸を誘導した交信で、一人の美声のパイロットに好奇心を抱く。
この美声の持ち主が他のパイロットと違い、黒宮と…

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