山田酉子さんのレビュー一覧

クララはいつも傷だらけ コミック

山田酉子 

不思議な作家さん

山田さんの著作を初めて読んだのは、TLでした。
女の子が酷い目に遭う話しかないのに、当の本人が冷めているのであまり悲惨に感じないという不思議な雰囲気でした。
それから、BLを読みあさっておりますが、あのTLの雰囲気が好きだった私には、この本が一番好きかもしれません。
TLとは違って全く悲惨ではないですが、とにかく受けが不思議です。
す。
見開かれた目が、何を考えているのか分からなくて時々…

3

かなしい人はどこにもいない コミック

山田酉子 

いつかいなくなる君

山田さんの著作を初めて読んだのは、BLではなくTL(多分)でした。
それから色々読みあさりましたが、何故だか一番始めに読んだ話が一番BLっぽかったような??

今回の話は、今まで読んだ中で一番とりとめがない気がします。
でも、嫌いじゃない。
雰囲気的には、よしもとよしともの短編に近いような。サブカル漫画の読後感に似てました。
淡白な人の視点だからかもしれません。
意味あるのかな?ない…

0

クララはいつも傷だらけ コミック

山田酉子 

犬!

萌え男子で気になってた作家さん。
初読みです。

クララはドS?
というよりは、ご主人様を取られたくない犬みたいだと思っていたら……犬でした(笑)
そこは、ご主人様の帰りを待つハチ公の表現ですけどね。

マメシバくんもご主人様に忠実な犬です。時々、歯を剥く(笑)
無表情だけど、なんだか憎めない可愛いキャラ。

義兄弟のお話が一番好きかな。
弟は彼女と付き合うんだけど、兄が邪魔…

2

不実の男 コミック

山田酉子 

すれ違い&わけあり男子

※ネタバレ有です。


表紙に惹かれて購入(^-^)v

話が不思議すぎてうーん……という感じでした。


◆不実の男(不実の友)◆《自信家な男×ナイーブ男》
一週間も帰ってこない恋人(倉敷)の代わりに帰ってきたのは、恋人の甥(謙太郎)だった。
その甥と体を重ねた池田は あるものを発見してしまい──。

((゜_゜) ……世界に入りこめなかった ← orz
展開があまりに…

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ばらのすべて コミック

山田酉子 

もしかしたらハッピーエンドだったのかもしれない

初めて山田さんの著作を読んだのは、TLでした。やたら女の子が酷い目に遭っている話ばかりでしたが、本来ならばかなり苦手な話の筈なのに、何故か残るものがあったのは、その女の子たちが皆、その事態を普通に受け入れて淡々としていたから。

この話に出てくる植芝くんは、その女の子たちと同じ気がしました。
痛めつけられたり疎まれたりしないと、満たされない植芝くん。
そんな植芝くんを真っ直ぐに好きな糸田川…

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プラチナ文庫10周年&CannaComics3周年記念ANNIVERSARY BOX グッズ

「従者にあらず」・「くろねこ屋歳時記」番外編

プラチナ文庫&CannaComics応募者サービス小冊子「ANNIVERSARY BOX」です。小説11編、漫画19編を収録。そのうち、本編既読の『従者にあらず』と『くろねこ屋歳時記』の番外編を読みました。

【小説】『従者にあらず』番外編「魔法使いと小さな呪い」椹野道流
疫病の流行から半年後。パン屋のホルガ―と魔法使いのロテールは毎日のように夕食を共にしています。しかし今日のロテールの様子…

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オリジナルボーイズラブアンソロジー Canna Vol.17 コミック

黒沢要  栗城偲  青井秋  ウノハナ  会川フゥ  見多ほむろ  在智はるふみ   梅松町江  山田酉子  菊屋きく子  渡海奈穂  如月マナミ  鈴倉温  元ハルヒラ  ミナヅキアキラ 

掘り出し物2

Canna.2に引き続き、ミナヅキアキラ先生の作品を探している中で見つけたのがこちらです。
「角髪(みずら)をのこ」という企画をしていて、2に引き続きミナヅキ先生の描かれる萌え萌えみずらの美男子たちが拝める、ありがたい雑誌です。

あとがきコメントに、先生も萌えながら描かれたとありました。
ミナヅキ先生は古代日本とものすごく相性が良いとわかったのも、ファンにはうれしい発見でした。

そ…

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不実の男 コミック

山田酉子 

クズ男

山田酉子さんの本はカバーデザインがきれいなので、どうしようか迷いながらも、結局買ってきてしまう。
このカバーもきれいだ。
寂しげで、わけありげな、細い首の男の子達。
絵としては好みなのよね。

死と深く絡み合った短編は、好みの物もあれば、そうでもなかったりもして、、、。
個人的には、死にたがり高校生のお話「誰かと夏」と、触れられない恋人のお話「つめたい恋人」がよかった。

後書きに…

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あおくて堅い コミック

山田酉子 

今回のこれは

ちょっと、・・・かなぁ。
絵は、好きなんだけど、
細い首筋とか、指先とか、時々ゾクッと来るほどエロくて、
その辺が妙に後を引くというか、
割と、買わずにはいられない作家さんのお一人ではあるのだけど、
だけど、
なんか、アレなんだ、
悪趣味でかわいそうな主人公のお話ばかりなんだけど、
どうも、どのキャラクターにも共感できなくて、
しゅみじゃないって言い切るような感じでもなくて、

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あおくて堅い コミック

山田酉子 

自分が年寄りすぎるのかも。

とっても不思議な気持ちになった作品でした。

予備校の先生である27歳の甲良には19歳で浪人生の可愛い恋人が隆行がいる。

年下の彼は会いたいと電話してきたくせに、部屋に行くとテレビゲームばかりしていてろくに話もしない。

その後大学生となったあとも
先生は振り回される
デートはドタキャン、元彼女から連絡がくるようになる。
偶然に会って一緒に呑んだというがそれだけなのだろうか・・…

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