たうみまゆさんのレビュー一覧

林檎堂書店・本店です。 コミック

たうみまゆ 

みんなかわいいたうみワールド堪能できます

ここのところ読んでいたたうみ先生の新作にかわいさが足りない……と思っていたのですが、この漫画は登場人物どれもかわいくて大満足です。
1話1話が主人公達のラブストーリーだけじゃないところに帰結していき、テンポよく読めました。また、「本屋さんあるある」なエピソードも随所に見られて、登場人物が本当にどこかに生きてるような息遣いが感じられてとても楽しく読めました!

個人的にはオタクの中尾くんがスト…

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林檎堂書店・本店です。 コミック

たうみまゆ 

途中までとても良かった。

書店で働いていたことがある方にとってはよりリアリティがあるんだろうなぁと思いました。

書店で働く皆がそれぞれ
キャラがしっかりしていて
とても良いなぁと単純に感じました。

キモイと言われることが多い
石渡くんは、児童書担当の綾辺くんのことが気になって仕方ない。
子供達に絵本を読み聴かせてしていたり、コーナーを可愛くディスプレイしていたり・・

石渡くんじゃなくても、たいがい…

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このよのはじまりこのよのおわり コミック

たうみまゆ 

なかなかにしっかり時代物

たうみまゆさんの絵柄が可愛らしいので、
少々アニメちっくな印象も無きにしもあらずですが、
なかなかどうして、男性のチョンマゲなど、
しっかり時代背景を表した絵が素晴らしいなと思いました。

割と頭の剃った部分をごまかした江戸ものって多いですもんねぇ。
絵的に萌えないからチョンマゲものって少ないのかな。
個人的には時代物にはその時代の風俗や言葉を取り入れたもののほうが好きなので、
こ…

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このよのはじまりこのよのおわり コミック

たうみまゆ 

時代物つめあわせ

表題作から他収録作に至るまで現代で繰り広げられるお話はひとつもなく、全てそれぞれの時代でのBLストーリーです。個人的に「硝子哀歌」が好みですが、それは追々。
いずれも世が世ですので、同性同士の…ということにあまり抵抗がない世界です。けれどもそれぞれが恋に苦しみ、悩み、悶々としていました。愛とか恋とか、「このよのおわり~」の佐根市が思うように「ただ『抜き挿し』」するだけではありませんし、悔やんだり…

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このよのはじまりこのよのおわり コミック

たうみまゆ 

あざとい程で丁度好い

平成の空気が一切漂わぬ短編集です。
巻末によれば一番新しい空気でも(昭和の)第二次大戦直後
辺りですとか。
それならば評価が綺麗に分かれるのも無理はないでしょう。
短く見積もっても都合百年程度の感覚を行ったり来たりしないと
収録作総ての気持ちを追えない訳ですから。

ただ一つ、その中でも一本ピシッと通った筋はございます。
それは『演じる』という一点です。
受けも攻めも素直に恋の手…

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このよのはじまりこのよのおわり コミック

たうみまゆ 

寂しくて、でも暖かくて、美しい短編たち。

美しい表紙がなんとも魅惑的だった一冊。
表紙の二人の表題作は江戸の時代物ですが、
他に江戸〜昭和30年頃まで、様々な時代が舞台になった作品達が納められた短編集。
雰囲気に味があり、やるせない中にあたたかな光がさすような読み心地の一冊でした。

                  :

『このよのはじまり』『このよのおわり』、最後の『おまえ百まで』が表紙の二人の話。
簪を咥えている男…

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このよのはじまりこのよのおわり コミック

たうみまゆ 

時代物

まいど、この作家さんの描かれる雰囲気が好きで衝動買いしてしまうのですが
今回は時代物でしたね
表紙を最初にみたときから楽しみにしていたんですが
なんで時代物BLって少ないんだろ。。と思うくらい良かった
髷が折り重なっている様はなんだか無性にときめきましたヽ(・∀・)ノ
え?そこじゃないって?

表題作、「このよのはじまり~」な表紙のカップル。
女遊び上等の役者な攻。女はよく知ってい…

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このよのはじまりこのよのおわり コミック

たうみまゆ 

粋なセリフと駆け引きが秀逸です

待ちに待ったたうみまゆさんの新刊。
時代物ということでしたが、どのお話もまるで短編映画を見ているようで、その世界観に惹き込まれました。
とにかくセリフが素晴らしいです。きゅっと心臓を掴まれるような粋なセリフ回しが堪りません。

表題作「このよのはじまり」「このよのおわり」そして描き下ろし「おまえ百まで」。
主人公・佐根市は、役者(女形)を目指しているものの、色恋や艶もまだわからない16歳…

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このよのはじまりこのよのおわり コミック

たうみまゆ 

感動作とは思いません

時代モノということと受けのキャラが個人的に好みだったのですが、大きな萌えや感動には至りませんでした。
表題作は攻めが女形の役者なのですが、性格がさっぱりしてるのかねちねちしてるのかよくわからなくて感情移入できなかったです。受けの子は可愛かったけどそれまでって感じで、なぜ互い惹かれたのかはもはやひな鳥がなんちゃらというやつでは?と思ってしまった…。
カラスのお話のほうが好きでした。切ないけれどう…

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このよのはじまりこのよのおわり コミック

たうみまゆ 

こう繋がるのかと納得

麗人の今月号にのっていた、コミックス発売記念ショート。
両親にカミングアウトする息子に、母親が見せた写真には、
曾祖母と弟、元公家の家系の青年の3人が写っていて…という話。

この3人の若き日の話は、大正時代の【硝子哀歌】
清次郎の婚約者・敬子は、戯れに双子の弟・寧に女装をさせ、
自分の代わりに舞踏会へ行かせる。
清次郎と寧の気持ちに、本人達より早く気付いたのは彼女だったのかもしれな…

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