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kurinn
ネタバレ
本編では冬馬は聡史と恋人同士になってから「ドンと来い! 貧乏飯」のチャンネルをやめて、更に聡史から誕生日に貰った畑で野菜作りを始めて「おれが育てた宮城の野菜で簡単美味しい男飯を作ってみた!」というチャンネルを始めていました。 そして努力は実りチャンネル登録数も増えて、地元テレビ局で地方番組の料理コーナーのレギュラーも決まったんです。 出待ちをする女子高生がいたりと順風満帆な冬馬でしたが…
安曇ひかる 鈴倉温
安曇ひかる先生の作品を読むのは「年下アルファの過剰な愛情」と「イケメン弁護士のパパはいりませんか?」以来になります。 あらすじに書いてなかったので分からなかったのですが、仙台を舞台にしていました。 親族がいて土地勘があるのでテンションが上がってしまいました。 安曇先生の30作目でルチル文庫さんで20作目の記念すべき作品で、仙台は先生の地元らしいです。なるほど、だから方言が自然に書かれてい…
安曇ひかる 街子マドカ
はるのさくら
鬼とちびっことの優しい物語。 受け様の史遠は、勤めていた職場が倒産したのをきっかけに一人旅で片田舎の町を訪れた。 川に落ちたところを気付いた親子に助けられる。 この父親が攻め様である左維。 史遠は、幼い頃から人の中で過ごす鬼の姿が見えていた。 と言っても、恐い鬼ではなく、隠した角と牙が見えるだけで、みんな真っ当に暮らしている鬼たち。 なので、史遠には、左維とその息子の楽…
あーちゃん2016
先生買い。穏やかなタイプが自分のツボなんだわと今回気づきました。攻めがその穏やかなタイプの社長さんで、割合好きでしたので萌にしました。本編260頁ほど+攻め視点の後日談16頁ほど+あとがき。穏やかなイケメンが好きな方には良いのでは。 仙台で大学に通いながらユーチューブで「ドンと来い!貧乏飯」という配信をしている冬馬。両親共に亡く、小遣い稼ぎにやっているのですが、文字通り貧乏のため、ある日とう…
ぴれーね
苦労人大学生が、スパダリ社長に甘やかされて初めての恋や食に目覚めると言った作品になります。 好きな作家さんである事と、あらすじやタイトルから笑えて甘くて可愛くてと言ったお話を期待して購入しました。 ただこれ、想定外に重いと言うかしんどいと言うか・・・。 や、主人公救済ものの側面もあると思うんですけど、彼の心の傷は結構深刻で、そのせいでかなり意地っ張りだし面倒臭いんですよね。 えーと、甘…
安曇ひかる 亀井高秀
フランク
記憶喪失モノが読みたくてとりあえず「記憶喪失」にチェックを入れてヒットしたのがこちら。 記憶喪失ではありますが、「事故が起きた当日」の事だけ記憶を失っていて、その他の事は全部覚えているというタイプです。 その失われた「事故当日」の記憶が鍵を握っていて……という感じでお話が進みます。 あらすじに「事故に遭い、恋人の目の前で意識不明に陥った奏太は、三年後奇跡的に回復し意識を取り戻した。」とあ…
安曇ひかる 柳ゆと
再規模大開発を目指す会社社長と、自然豊かな保育園を守りたい保育士。 理人(攻め)のキャラが天然で良かったです。 「傲慢王子」とありますが、大企業御曹司として厳格な帝王学を叩き込まれた方なんですね。 だから庶民とはちょっと感覚が違っているだけで、決して人を見下しているわけではないんです。 本人は至って真面目に発言してるんだけど、庶民からするとなんだそりゃ!みたいなズレがあってそこが面白い…
安曇ひかる 金ひかる
呑んだくれの僧侶に育てられた孤児の小鈴が、実は風の神に仕える「風子」だった……というところから始まるお話。 小鈴は、風の神の長・雅風(がふう)の元で働くことになるんだけど、この雅風が不器用無骨男なんですね。 言葉を飾るということを一切せず、つっけんどん言い方のせいで女神達から遠巻きにされてしまってるような方。 そんな男が、たま〜に見せてくれるぶっきらぼうなデレ。 もっとデレてくれて…
ほかの方のレビューで「受けをどう思うかで評価が分かれるかも」とありましたが、まったくその通りだと思います。 過去に「重い」と振られたことがトラウマになっているので、二度と重いやつとは思われたくないから、クールな遊び人を装う受け。 だけど、全然装えていないんですよね。 攻めにはバレバレ。 その必死さが健気で可愛いと思えるか、なんだかなぁ……と思ってしまうかで評価が分かれるんだと思…
安曇ひかる 猫柳ゆめこ
元は黒猫で、今は閻魔大王の元で見習い修行中のロク(受け)がピュアゆえの天然というか、ちょいズレてて何とも愛らしいキャラで和みました。 攻めの桔平には、かつて黒猫だった頃とても可愛がってもらったのだけど、とある理由でその時期の桔平の記憶は封印されてしまっているんですね。 自分のことを思い出してほしいけど、それに伴って桔平にとって最も思い出したくない記憶も一緒に蘇ってしまうから、桔平と一緒に過…