安曇ひかるさんのレビュー一覧

モノクローム・キス 小説

安曇ひかる  水貴はすの 

舞台は葬儀会社です

親友だと思っていたのに、高校卒業目前に交流の途絶えてしまった弦。
あの日から10年。
長い間自分を育ててくれた祖母の葬儀の日、二人は葬儀社の管理職と争議の喪主の息子として再会します。
勤めていた会社が倒産になって職探しをしている泰知に、弦は自分の葬儀社で働くように誘います。
葬儀社というお仕事の特殊性に加え、当て馬麻倉や、枕営業を迫る病院の事務長、加えて弦の祖父と泰知の祖母との因縁など、盛…

2

背中合わせでキスを 小説

安曇ひかる  三池ろむこ 

これもありなのかなぁ?

家が隣で、3日違いの同い年、いつも何もかも競い合って兄弟のように育ってきた幼馴染がいつからか距離ができるようになり、ケンカ別れしたまま引っ越しにより別れてしまう、そして11年ぶりの再会。
それぞれに抱えた事情が大人の事情であるものの、この結末もあるのか?
何となく、ほっとしたような、その最後の最後まで下されない決断に、今更?いや、今頃?と疑問を抱きながらも、その長い遠回りにじれったさも感じる本…

1

もしも願いが叶うなら 小説

安曇ひかる  亀井高秀 

主人公も物語も誠実がにじみ出ています

一応記憶喪失モノにカテゴライズしてもいいのだろうか?
ただ、主人公がなくしている記憶はその事故の日の記憶だけ。
一体、彼との間に何があったんだろうか?主人公が昏睡状態の50日間に一体何があったんだろうか?
それが、全て明らかになる時2人は改めて向き合うことができるという、ただ2人だけの物語ではなくて、家族をも含めた物語は、誠実で気持ちのよい話に仕上がっていました。

主人公の奏太は不良に…

2

今宵、月の裏側で 小説

安曇ひかる  麻々原絵里依 

萌えきれず

イラスト買い。
変人受けは好きなんですが、後半、攻めの過去が取って付けたようで、ちょっと面食らいました。これって必要なのかな? 伏線も張ってあったといえば張ってあったけど、受けの事情だけでお腹いっぱいかも。

脇の当て馬な二人も、必要だったのかな? 当て馬だとわかりすぎで、鬱陶しかったかも?

初めて読んだ作家さんだったんですが、特に破綻やクセもないけど、個性や魅力も感じられず、ところど…

3

モノクローム・キス 小説

安曇ひかる  水貴はすの 

男も女も知らない28歳童貞男が受けです。

祖母の葬儀をきっかけに
高校時代の親友と再会するお話なんですが・・・

この受け。
28歳で童貞という売り込みw
28歳で童貞でもいいけど
結局、攻めしか知らない身体マンセー!なオチで
どーにもこーにも気持ち悪いです。

体育会系でまっすぐで素直で健気な受け。
モテはしたけど真面目ゆえ本気にならない相手とはつきあわず
28歳まで男も女も知らない受け。

そんな受けをずっと…

2

今宵、月の裏側で 小説

安曇ひかる  麻々原絵里依 

そうですね。かぐや姫ですから・・・(便乗レビュ)

「かぐや姫」・・・効果抜群ですね。

一言で、説明が終わってしまいます;

いや。でも、一応感想かきますよ@
「かぐや姫」と違うのは、地下が住処であることですかね?

天見(攻)も景(受)も、性格がキッパリしているところが好きです〃
景のほうは、生活能力に、若干難がありますが(でも、かぐや姫ですから;)。こういう人たちを見ていると、スッキリしますね。
若干、天見が悩む(景に振り回…

2

今宵、月の裏側で 小説

安曇ひかる  麻々原絵里依 

かぐや姫ですから・・・

私の好きな、性格破綻?系のお話です。
まぁ、破綻までは行きませんが・・なんせ、「かぐや姫」ですから・・

まず、自分に興味がなく他人にも興味が無い・・小さい頃のトラウマ的感じなんですが、本人は自分が淋しいという事を認めずに今まで生きてきたんです。なので・・今では仕事以外は・・性格・生活能力・おまけに食生活まで・・
興味が無いんです。

そんなある日に悠月に誘われて彼の家で焼肉を…

2

いつでも君の傍にいる 小説

安曇ひかる  桜井りょう 

投票したくなる気持ちが分かります

富樫朔矢(救命救急医)×望月智(小児科医)

行きつけのバーで男から酒を一緒に飲もうと誘われますが、望月はそれをナンパと勘違いし、しつこく迫って来る男に回し蹴りを喰らわしてしまいます。翌日勤務先の病院でナンパ男と再会しますが、それは救急救命医の富樫だと判明します。その後も何かとちょっかいをかけてくる富樫に対し望月は苛立ちをつのらせますが、バーでの最悪な出会い以前に富樫は望月に出会っていると知ら…

3

フラチな関係 小説

安曇ひかる  和鐵屋匠 

ちょっとハードルが高かったかも…

神ケ森真之丞(渡の“守り主”)×藍原渉(祖先の呪いにより命の危険に晒される)

数日前から渉にはちょっとした不運な出来事が続いていたのですが、ある日マンション最上階のベランダからテラコッタの鉢が落ちてきて、渉の頭に直撃しようとしていたところ若い男に助けられます。そしてその男から、渉が現在見舞われている全ての不運は祖先の呪いによるものであり、先祖代代“守り主”として救ってきたという神ケ森一族の末…

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