安曇ひかるさんのレビュー一覧

ひまわり荘の貧乏神 小説

安曇ひかる  鈴倉温 

相性が良い

安曇さんの作品とは、やはり相性がいいのか、
最後までワクワク読むことができました。
天才肌でちょっと変わり者の大学院生、理一と
理一のお隣さんで、男娼をしているという噂の凛のお話です。

色々お互いの誤解によって、翻弄されるのですが、
その様子がなんとも愛らしく、面白い!
2人とも筋が通っているものの、変わり者で、どこか抜けているので、
やりとりのかみ合わなさに飽きません。

4

ひまわり荘の貧乏神 小説

安曇ひかる  鈴倉温 

にやにやしちゃう、かわいい変わり種カップル

受けさんの思い込みのはげしさと、攻めさんの巻き込まれ天然ぶりがクセになります。

タイトルは「貧乏神」ですが雰囲気もさして暗くなく、読みやすいです。
この変わり者カップルは出会うべくして出会ったんだろうな~と思いました。
お二人はずっと仲良く、幸せであってほしいなー。

敢えてネタバレを極限までおさえましたが、
表紙イラストやあらすじにピンときた人は是非手にとって欲しい一冊です。

3

ひまわり荘の貧乏神 小説

安曇ひかる  鈴倉温 

理系×妄想の爆笑思い込み

キャラ勝ちした作品。
最初から最後まで愉快に楽しめました。
主人公達の性格設定もあり、それから生まれる爆笑なやりとりにそれを生む原因となる友人の存在。
彼が脇役ながらいい働きをして、物語の面白味を一層愉快に演出させるきっかけになっていました。
数々のやりとりも逐一面白いのだが、一番の見せどころは思い込みで登場するエッチシーン♪
まさかよもや!ながらそこにある健気な気持ちに真剣さがあるのだ…

4

ひまわり荘の貧乏神 小説

安曇ひかる  鈴倉温 

妄想突っ走り受けとバリバリ理系天然攻め

見た目で男娼じゃないだろうと思わせるクリクリおめ目の小動物系で、そうかと思えば
外見にも気を使わないで一日オンボロアパートにこもってなにやら仕事してる受け様と
勉強オタクみたいな理系一直線で体温のある生き物全般が苦手で、人にも興味を持たない
ような攻め様がオンボロアパートのひまわり荘で隣人になり恋をするお話です。

全体的にはコミカルテイストで可愛い雰囲気の作品、それに双方若干一般からは…

8

もしも願いが叶うなら 小説

安曇ひかる  亀井高秀 

記憶喪失もの

安曇さんの作品ではいちばんマシでした。とはいえ、好きでもないし面白いとも思わなかったけど、まあ腹は立たなかったので。
あっさりさら~っと読み終わって、それだけって感じです。

記憶喪失はいいんです。王道だけど構わない、というよりむしろ好みです。でもこれは、ただひたすらに嘘くさくて安っぽいとしか感じませんでした。
メインはもちろん家族も含めたキャラクターも、ストーリー展開もエピソードもな…

3

臆病なサボテン 小説

安曇ひかる  金ひかる 

私のダメな『お仕事BL』の典型のような作品だった。

懲りずにイラスト買いです。いい加減懲りた方がいいと思います・・・

それでも、『安曇さんか・・・』(個人的にまったく合わないので。過去作もほとんど既読ですが、いいと思ったことがない)とかなり迷ったものの、他に買うものがなかったので買ってしまいましたが、やっぱり大失敗でした。
もうホントにイラスト買い止めよう!と何度目かわからない決心をしましたが、たぶん無駄に終わることでしょう。

8

背中合わせでキスを 小説

安曇ひかる  三池ろむこ 

あまりにも大人げなくて・・・

幼馴染で再会もの?設定は悪くないんですが、う~んなんとも微妙で乗り切れませんでした・・・

私はどうも、安曇さんとは相性がよくないらしくて、何読んでもまったくいいと思えないんですよね。その中でもこれはここまででは最低(この後『臆病なサボテン』でワーストを更新しました)。

これはとにかく、キャラクターがまったく好みじゃない。もともと行き過ぎた意地の張り合いCPは読んでてうんざりするん…

9

モノクローム・キス 小説

安曇ひかる  水貴はすの 

葬儀社?

とりあえず『変わった職業』を選んでみたんですか?としか感じませんでした。

安曇さんは正直言って何読んでも面白いと思えないんですが、その中でも特に『お仕事もの』はつまらない。

これ、例えば泰知(受)が学生なら、まあその場合『お仕事BL』にはならないわけですが、まだ受け入れられたかもしれません。それならこの無能さも問題なく流せます。

とにかく、28歳という年齢設定がもう失敗なん…

5

臆病なサボテン 小説

安曇ひかる  金ひかる 

ゆけ!リッチー・ブラックモア!・・・いえ、ポチです。

笑っている人が、本当に幸せとは限らない。優しい人が本当に良い人とは限らない。泣かない人は、本当に強い人とは限らない。今回、登場人物が主役二人を引き立てる役というよりも、それぞれ悩みながら人生を生きていて、その中で関わりあって話が出来ているというイメージを受けました。
一緒に仕事をして来た人でも、学生時代からの友人でも、家族でも、みんなそれぞれ知らない部分や抱えてるものがあるのだと思いました。

1

背中合わせでキスを 小説

安曇ひかる  三池ろむこ 

幼馴染と意地っ張りと

たまたま本屋さんで見掛けたのでお買い上げした1冊。
手に取った時、すぐに三池ろむこさんの表紙が目に飛び込んで来た可愛さにほっこり。
以前おすすめ頂いた時に、安曇さんの文章の綺麗さと言うか巧さと言うか、読ませる力に引き込まれたので、期待大で読み進めました。

同い年で誕生日も3日違い、しかも住まいはお隣同士と言う郁弥と皓。
いつも一緒で仲良しかと言うと実はそれだけではなく、とにかくお互いが…

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