千川夏味さんのレビュー一覧

月神の愛でる花 ~天壌に舞う花~ 小説

朝霞月子  千川夏味 

読みたかったエピソードがここに

そろそろ欲しかった成分がしっかり入ってました!すごいタイミング。読者の気持をわかってますね!

シリーズ4作目。またまた盛りだくさんでした。今作では、佐保の里帰り、役者との出会い、佐保が舞台で演じる、陛下の嫉妬となります。

そろそろ里帰りが読みたいな、陛下にも嫉妬してほしいし当て馬なんてどうだろう?
と思ってたら…みんな叶っちゃいました!

里帰りして佐保誕生の地を訪れ、しみじみこ…

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月神の愛でる花~六つ花の咲く都~ 小説

朝霞月子  千川夏味 

優しさにあふれてる

優しさに包まれますね。優しさが欲しくて読みました。

王都で初めての冬を迎える佐保。
本格的な冬の訪れや、冬支度、靴職人との出会いなどなど、ほとんど心穏やかに読めます。
やはり主人公がとっても良い子で、周りの人達に愛され、また主人公も攻めを愛して少しでも一緒に過ごしたい、攻めにも楽しんで欲しい、国民と攻めの橋渡しをしたいと。
読んでて和みます。優しさで出来てるお話ですね。

新しい出…

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月神の愛でる花 ~澄碧の護り手~ 小説

朝霞月子  千川夏味 

愛される皇妃

二作目です。
前作でやっと結婚して初夜を迎えて宮が家事でボロボロになって。

今回は皇帝一行が港湾都市イオニアへ向かいます。

相変わらず全方位から愛される佐保。
皇帝とも睦まじく、妃としての勉強も頑張ってて。
皇帝はイオニアへ向かうのに佐保の為に巨大な馬車を新調して。馬車の中では皇帝を独り占めできる♡な佐保です。

イオニアでは素敵な出会いがありましたね。
読んでてとても面白…

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月神の愛でる花 小説

朝霞月子  千川夏味 

優しい世界

上のあらすじが短くてびっくり!
異世界トリップものです。

とても優しくて温かい世界ですね。それもこれも佐保が良い子で皇帝が優秀だからこそ。

もう皇帝と佐保が周りのみんなに見守られ、微笑ましく笑顔を向けられ、なんて幸せな平和な世界!

ヘタレ皇帝のヘタレになる理由がとても不憫でした。だからといってプロポーズをそこまで引き伸ばす?おいおい!
そしてそれを受け入れる佐保にも、え?いい…

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はつ恋ほたる 小説

宮本れん  千川夏味 

茶道BL

電子版は、挿絵無し。

茶道の本家と分家。
身分差、年の差、許婚としての期間限定の同居。
作法の描写から、流派は裏千家だと思うけど、どっちだろう?

本家の次男から許婚の指名を受け、仕来りに従い一年間本家に棲みこみ、一年後に解消する形だけの許婚。
ほたると悠介、二人が偏見を克服して相愛に至るまでのBLというより、
エロ少な目、心理描写重点の恋愛小説。

叶宗介:本家の跡取り、長…

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月神の愛でる花 小説

朝霞月子  千川夏味 

愛しい、が穏やかに積み重なって

10冊以上発行されており完結されてないシリーズなので手を出してなかったのですが、早く読めばよかった!私同様、気になってる方は、1冊で完結してるのでまず手に取ってみるのはいかがでしょうか。

34歳と17歳と年の差はあれど、ピュアで真面目な二人の初恋模様です。ハラハラドキドキというより、お互いの「愛しい」が穏やかに積み重なって「愛する」になっていくのが素敵でした。傷つけたり誤解が無いような言葉選…

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月神の愛でる花 〜空を憧る雛鳥〜コミコミ特典SS小冊子 仔獣の憂鬱 グッズ

仔獣達の大好きな人

本品は『月神の愛でる花〜空を憧る雛鳥〜』のコミコミ特典小冊子です。

本編幕間、学校に通っている間の仔獣たちのお話です。

佐保が学校に行き始めてからグラスとリンデンはいつもお家に居残りで
一緒につけて行ってもらえません。

今朝も高茶色の髪の毛に隠れようとしますが、ミオに見つかってしまい
置いて行かれてしまいます。2匹は落ち込んでふて寝をしてしまいますが、
目覚めても佐保はいな…

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月神の愛でる花 〜空を憧る雛鳥〜 小説

朝霞月子  千川夏味 

学びの園に忍び寄る暗雲

本シリーズは毒の皇帝と呼ばれる皇帝と界渡りした稀人の皇妃のお話です。

高等学術院に通い始めた受様の日常と学院内に迫りくる危機と
受様を巡る宮廷人たちの悲喜交々な日常を描いた番外編を収録。

本編をご紹介します♪

受様はごく平凡な日本の高校生でしたが、サークィン皇国にトリップして
稀人と暮らす中で、数奇な縁から賢帝と評されながらも半身に残る痣故に
「毒の皇帝」と呼ばれる攻様と出…

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恋する花嫁候補 小説

名倉和希  千川夏味 

さらっと

仕事がデキる年上攻めが、健気受けにメロメロになっていくといったところはいつもどおりなんだけど、微妙〜に乗り切れず。
二人の距離の縮め方が、あんまり好きじゃなかった。

というのも受けは、憧れの人であった攻めの花嫁候補に選ばれたと思っているんですね。
だけど攻めが自宅に受けを呼んだ理由は、弟の期間限定の話し相手のため、それだけ。

だから本当なら受けは弟の相手だけしてればいいのに、何かと…

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はつ恋ほたる 小説

宮本れん  千川夏味 

自分の生きる場所を見つけたほたる

最初は本家の家のしきたりに抵抗する目的から男子であるほたるを許嫁に指名した悠介が、誠実で健気なほたるに絆されて愛するようになるお話です。

ほたるは初恋の悠介と一緒に1年間限定で暮らせる事に、疾しさを覚えながらも嬉しく思って叶家にやって来ます。悠介の優しい言葉や態度に期待してはいけないと自制する様子がとてもいじらしいんです。

ほたるの両親は産まれたのが男子でさらにゲイだと知ると辛く当たる…

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