崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵)さんのレビュー一覧

千 -螺旋の錠- コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

兎にも角にもパーフェクト!!

あんなに凄い話の後にくる2冊目。多少なれど質が落ちても 仕方ないだろう。
と、思っていたのに…
何て事だ…神の後に神が光をまして降りてくるなんて~!!
2冊目で益々 心も身体も話も美しくなってます。
最後の海賊の話なんてもう…もう…
兎にも角にも是非読んでみてください。
肉体美、愛、ストーリー全てが楽しめるこんなに素晴らしい一冊。

このシリーズがまた一冊の本で読めますように。

2

千-長夜の契- コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

凄い一冊だ…。

深い…とにかく深い。
手塚治虫『火の鳥』のBLバージョンの様な…
話の成り立ちはもちろん違えど
人間の醜い欲と人間の聖なる良心とがぶつかり合う
激しく、深い、話。
醜い欲が渦巻く世界の中で生まれた
純粋で美しい男同士の愛。
萌えるというより もはや感動。
立体感ある艶美な身体、表情、どれをとっても絶品でした。
読み終えた後、心が空っぽになるような
全てがリセットされるような

1

ライアテア コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

「ライアテア」の意味

タイトルに使われている「ライアテア」という言葉には、“遠い空”という意味の他にもう一つ別の意味があって、それがこのストーリーのキーワードになっているのですが、ラストで意味が明かされた時、作中のあらゆる要素がその単語へと繋がっていき、思わず鳥肌が立ちました。

「熱」を失った男と「自尊心」を失った男の再起を描いた物語です。

主人公は、突発性の難病で片目の視力をなくしてしまった日本人カメラマ…

5

タンゴの男 the final コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

人生の孤独と愛をタンゴ音楽にのせて

2016年は筋肉BLが来る?的な記事がちるちるのニュースコーナーに上がっていましたが、私の中には今まさに来てます、筋肉。
井上佐藤さんや内田カヲルさんの漫画を読んでガチムチもBLなら結構イケるな〜程度だったのが、岡田屋さんに出会って以来すっかり筋肉質な男達の虜に。
この作品に関しては、ヒロ(表紙の坊主頭の方)が表紙のビジュアルからは想像つかないくらいとってもキュートなので、余計にハマってしまい…

4

ライアテア コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

何かを失って、何かを得る。

もしくは何かを得るために人は何かを失うのかも知れない。しかしその喪失を「犠牲」とは呼びたくない。これから得ようとするものは、失ったものよりはるかに大きいものに違いないと思いたいから。そんな希望を抱かせてくれるお話でした。

ノゾムは幼い頃、乗っていた車が土砂崩れに遭い、両親を亡くしてしまう。彼は神父である叔父に育てられ、13歳の時に連れられて行った南の島で一人の美しい青年に遭遇し、思わず手にし…

4

千-長夜の契- コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

宿業 魂喰らい

評価した後押しすぐにレビューが書けない程の作品でした

輪廻の枠から外れ転生することもなく、現世での己の生きた証、記憶が全て抹消される魂喰らい
魂を捧げても遂げたい想い
それは決して我欲では無く焦がれた人の幸せの為
不条理なこの世遂げれなかった最後の契約

契約をし想いを代わりに遂げる千載も又輪廻の枠から外れ死ぬことも叶わず痛み以外の感覚無く唯生き永らえている

今迄見た事無…

4
非BL作品

ひらひら 国芳一門浮世譚 非BL コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

奇才・歌川国芳を巡る人々の江戸っ子人情譚

今流行りのスカル柄ファッションが、なんと150年以上前の浮世絵に描かれていた!
現代人をも驚かす、歌川国芳のアバンギャルドな着想力。
斬新かつ大胆、遊び心に富んだ国芳の浮世絵からは、彼の強烈な個性が匂い立つようです。
その歌川国芳と、彼の才気と人柄に惹かれて集まった弟子たちの人間模様を描いた人情譚が、こちら。

物語は、国芳が、入水自殺を図った若い男・伝八郎(架空の人物)を助けるところか…

4

タンゴの男 the final コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

タンゴの魂 魂のタンゴ

つい最近になって映画「ブエノスアイレス」(制作:1997年・香港)を観て、男同士の恋愛と哀愁漂うタンゴの調べとの意外なまでのシックリ感に心を掴まれ、私の中ではもうタンゴと言えば男同士がデフォに。
今回はそのタンゴつながりということで、この作品に辿り着きました。

主人公2人は基本リバップルです。
ただ、2人の関係においてイニシアティブをとっているのは、ラティーノのアンジー(表紙右)のほう。…

4

ライアテア コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

真っ青な遠い空と光

やっぱり、岡田屋鉄蔵さん、すごいー!!
予想がつかない。
登場人物たちの言葉にいろいろ思って時にクスッてなって(´;ω;`)ブワッてなって。
ほかの方たちのような素敵なレビュー書けないけど、読んでよかった。

1

GOGOBOYの憂鬱 コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

GOGO

幼いころは貧弱で、細くて小さかった。
それが数年の月日を経てたくましく大きく育ってやってきた!?
そんなスタートなお話。
貧弱だったあいつがたくましくなって
立派な攻に成長。受をメロメロにしてやんよ!
なストーリーは、まぁベタっちゃベタ。
ひそかに受が好きだった受。
ガッツリなゲイライフを送っていたのも封印し
攻にはそぶりを見せない姿がある意味カワイイとも言える。
そんな最中、結…

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