あさだ2枚
千夜一夜物語になぞらえている部分もあり、殺伐とした話になっていくのかと少し構えましたが、表紙で手を繋いでいる2人の様子からも見て取れる通り、全体的にはとても穏やかな甘さの作品でした。過去に妻子もセフレもいた男に惚れ込んで、悲惨な結末を迎えたことがトラウマになっている葵。翔太がシェヘラザードの如く、時間をかけて忍耐強く彼の硬くなった心を溶かしていく様子に、胸が温かくなりました。
この手の話…
岡田屋先生の描く、踊る男達の濃厚な絡み合い、堪能させて頂きました。筋肉の隆起、その陰影、濃い体毛。岡田屋先生のタッチは、攻め受け関係なくどこをとっても男を感じさせてくれるところが魅力だと思っています。序盤ではアンジーの方が艶っぽいと評されることが多く、ヒロはもろガテン系の体型なので、アンジーが受けなのかなと思ったのですが、ノンケ相手でも積極的な彼はとにかくヒロを可愛がりたいようで、良い意味で予想…