chikakumaco
上川きち先生は、もぅ、オメガバースにトライしてみて欲しい。そんな風に思ってしまう設定ではある。
七瀬は子供の頃、繊細な嗅覚を持つ子供だけに感じられる、人を惹きつける甘い香りを放っている。その香りは危険だ。人を惹きつけ、惑わせる。本人は気付いていない。
気付いたのは、幹部候補と謳われるイケメン後輩の鳴門。
鳴門に懐かれていると思いきや、実は執着されていた。七瀬の貞操危うし!と、思いきやアッサリ…
幼馴染で、片想い。執着ストーキングもの、です。
積年の片想いを拗らせまくって、もぅどうしたらいいか分からなくなっている湊。
そんな湊の想いを知ってか知らずか、思わせぶりな駿介。
そんな2人を見守る湊のセフレ、浩志。え⁈ 浩志、当て馬だよね⁈
そう、この物語は浩志無くてはニッチもサッチも行きません。この当て馬は良いヤツパターン。
セフレっていう、言い訳のしようの無い爛れた関係ではありますが…
モンスターペアレントならぬ、モンブラ。モンスターブラザー兄、千明は恋人がいながら、常に弟の事しか考えていない。雅史は全て分かった上で 千明と付き合っているものの、面白くは無い。
千明が愛してやまない弟、泰生に過去、千明がビッチだったことをバラすなどと脅して手に入れた恋人の座でもあるので、雅史としても容認せざるを得ない。そして、千明も脅されたとは言え、幼馴染でずっと側に居てくれた雅史を一番信頼して…