Cielさんのレビュー一覧

幼妻はコスプレメイド 小説

真崎ひかる  Ciel 

正体は不明の男に惹かれる

クールビューティーが売りの未来は叔父が経営するメイドキャバクラで
バイトをする19才、普段は黒服バイトだが、店の女の子が変な客に言い寄られていると
オーナーの叔父から聞いて、その子を護衛する目的とチラシ配りで新規客を
勧誘しようと言うことで、叔父に頼まれメイド姿でチラシを配る。

そんな時に見たからにチンピラと解る相手に絡まれ、危ないところを助けられるが
助けてくれた相手はどう見てもヤ…

2

幼妻はコスプレメイド 小説

真崎ひかる  Ciel 

借金の担保から

叔父の経営するメイドキャバクラでウェイター、時には(金のため・その他で)メイドとして働く未来(受)。

チラシ配り中にチンピラに絡まれたところを怪しげな黒いスーツのヤクザの幹部風(実際には、もう登場時からそうじゃないのはわかってるけど)の志方(攻)に助けられ、気に入られて・・・

幼稚で生活力のない未来の父親の借金について、志方に『間に入ってやるから担保として未来を預かる』と言われ、そうい…

3

王子様のコンシェルジュ 小説

上原ありあ  Ciel 

自由を求める王子様

ちょっと大人しめなアラブでしょうか、主人公は資材屋の三男坊でフランス文学が
大好きな強気な大学生です。
お相手は実家の稼業と大きな取引相手でもあるアラブの王子様。
それも、傲慢は傲慢ですが、王族として自由が全然無いような豪勢な籠の住人。

実家の30周年記念パーティーで海斗はその王子様と最悪な出会い方をします。
大好きなフランス小説を貶され、更にパーティーで家業にかかわりも持たず、

2

恋する僕のヴァンパイア 小説

あすか  Ciel 

ヴァンパイアで3P(エロ度はライト)

某大手書籍通販のレビューで、ボロカス書かれていたので、ラリパーな文章なのか!?
と、ある意味、むちゃくちゃ期待(笑)
作者を見たら「あすか」あー、この人は複文が多すぎて、読みにくいんだよなぁ。
…と、ブルーになりつつ読んでみる。
さて、読んでみると、10年ほど前の作品からかわってないなぁ。
センテンスの中の無駄っぷりも、サムいだけで緊張感のないギャグセンスも
相変わらずだーw ブレない…

1

淫花~背徳の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

なるほど、そう来るか!

いとう先生、複数モノをそう書いているわけでもないのに、
なぜか存在感がある。
3P・複数モノでありながら、毎回、奥底にあるテーマが
わかりやすいからでしょう。
それぞれのキャラの方向性も、コンパクトにうまくまとめている。
あまりインドくささはないんだが、
いままでインドもので成功してるって、
中華モノ以上にナイから、まぁこんなものかと。
カーマ•スートラを生んだ国はこれからのジャン…

6

アメジストの甘い誘惑 小説

宮本れん  Ciel 

キラキラしてる

ひと言であらわすと、キラキラですね。

暁(受)は大学の近くで「助けてくれ」とレオナルド(攻)に声をかけられます。人に追われているから隠れたい、と。
話しているうちにどんどんレオに興味を持ってしまって、ついに一晩泊めることになります。
一晩楽しく話をして、「ヴァルニーニに来るときはぜひ連絡を」と言葉を残してレオは帰国します。

バックパッキングが趣味である暁は、夏休みの行き先をヴァルニ…

1

からまる嘘と誤解 小説

義月粧子  Ciel 

ギャップ萌え

今回の主人公はほんとは純粋なのに見た目がチャラそうで損してるという…
そして誤解されて攻めに軽く扱われて傷つくけど面倒な奴だと捨てられたくないからほんとに軽いフリをして負のスパイラルに陥るんですよねわかります……
と思って買ったらまさにその通りでした。笑

ほんと、タイトルまんまです。
「からまる嘘と誤解」wwwwww

攻めの瀧川も軽そうに見える遥人に対してずいぶん冷たい態度でアプ…

3

恋する僕のヴァンパイア 小説

あすか  Ciel 

ヴァンパイアの花嫁3Pもの

作者既刊の3作と同じ世界観を持つ作品のヴァンパイアの花嫁もの。
それも両親亡き後辛い目に合っていた普通の人間の受けである聡莉が
ヴァンパイアの兄弟二人の伴侶となる3Pものでもあります。
それにヴァンパイアものだけど、シンデレラ要素も感じられる絶倫系。

聡莉の背景も、後に伴侶となる二人のヴァンパイア兄弟の背景もシリアスで、
コミカルとシリアスがバランスよく描かれていて、読みやすい後味の…

2

恋する僕のヴァンパイア 小説

あすか  Ciel 

孤独な受が家族を手に入れる

事故で両親を亡くした聡莉が出会った
美形のヴァンパイア兄弟・エルネーとアルベルト。
亡き父が世話になったという二人の親・ヨージェフに頼まれ、
聡莉は彼らの掟(和平の証として人とヴァンパイアが婚約)に協力する。
エルネーとアルベルト、どちらかを伴侶として選ばなければならない。
聡莉に執着する兄弟は、競って聡莉を襲い…。


コミカルでゆる~く進んでいくお話でした。
騙して強引に花嫁…

2

偏愛シンメトリー 小説

浅見茉莉  Ciel 

壊れている双子の愛

兄弟もので双子の禁忌、それも禁忌でも好きなら仕方内的なハッピーにもつれ込む
そんな内容とは違う、まさしく禁忌で精神面では破滅的な壊れた兄弟愛。
この作品を一応のハッピーと捕えるか、いずれまた起きるであろう悲劇と捕えるか、
読み手で変わってくるかもしれないと読みながら感じてしまう。

人間の精神構造は不思議で未知の世界、これ以上許容できない精神的負荷がかかると
防衛本能が発動するのか、人…

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