Cielさんのレビュー一覧

淫夜 ~二人の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

双子の対比が良かった。

しかしまぁエロいです。
順応性があるのと頑ななのと両方が楽しめる美味しい設定でしたが、血縁ものもあるので要注意です。
海が四人(五人?)に翻弄されて、先に体が堕ちてしまい心が追い付かない描写は萌えました。
しかし、このシリーズの最後は不思議なくらい全員幸せになるのが凄いです。
今回ばかりは一人不幸になって闇に沈むのかと思ったのですが、どんでん返しでした。
攻め視点で四人それぞれの話がもっ…

2

淫夜 ~二人の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

海、かわいいよ!

「淫花」シリーズ第3弾です。真の神子、王の神子ときてどうなるんだろう?しかも今度は二人!?と読み始めました。

隠したはずの秘儀にたどり着くきっかけはまたまた俊也のご乱行でした。罪作りだなぁw
ターゲットは双子の二人で、信じられない状況と快楽を受け入れる陸とそれを認められない海。深く愛し合っていた双子の関係に変化が始まります。

3Pどころかなんと6Pという「絵師様大変だな」な、どエロい…

7

裏切りの薔薇 小説

犬飼のの  Ciel 

結局は惚れてたっていう。

兄の暗殺未遂で投獄された、第二王子、クリスト。
しかしそれはまったく身に覚えのないものだった。
孤独のなか自分に手を差し伸べてくれたのは、神父であるブラッドレー。
クリストはブラッドレーに傾倒に、いつしか恋愛感情を抱き始める。
けれど、ブラッドレーの正体は…兄王暗殺を企むマフィアのボスだった。


二人の心が通うのは、ほんともう最後の最後です。
クリストは、迷いはあったけれど結局好…

0

黒獅子の寵愛 小説

つばき深玲  Ciel 

設定は良いのだけれど

初読みの作家さまでしたがCielさんの美しい表紙に惹かれ購入してみました。

お金にモノを言わせてお金持ち(権力者)が受けを買う、っていうイメージがあってアラブモノってあまり好きではないのですが、これも定番のアラブモノでした。内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。



とある国の首長の息子であり、次期首長になる予定のヘイダル。隣国に資金提供をするためにその国に視察に来た彼で…

12

そして蝶は花と燃ゆ 小説

犬飼のの  Ciel 

強きもの、弱きもの。

大好物です、極道もの。

暴力、殺し…と、この作品を包むものは暗いものばかり。
だけどどこか凛としていて、桐弥も雨柳も痛く愛おしい。

強くあろうとする雨柳、だけど大きすぎる存在の死によって弱い部分を隠せなくなってしまう。
そんなときに叱咤したのは、桐弥だった。

ほのかな恋心を抱く桐弥、それを許せず執着する雨柳。
親の死によりその道を選ばざるをえない桐弥は、カタギにはならず極道…

3

柔肌に乱れ桜 -花街エロティカ- 小説

西野花  Ciel 

内容もボリュームも満足な1冊

現代日本であって現代日本でない遊郭もの。このバックグラウンドは多少曖昧なものの、既存の西野さんの作品の中では間違いなくトップレベルのえろ度でないかと思います。本自体も分厚く、えろいシーンの回数もかなり多目。

この作者さんのお話ではよくある3Pですが、それだけでなく、遊郭の客と寝るシーン・同じ男娼と絡むシーン・和姦ですが、輪姦されるシーンなど、単純な受けキャラと攻めキャラが絡む以外のシーンも多…

3

淫月 ~運命の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

お金を払って読む本

正に、お金を払って読むエロい小説ですv
『淫花』をご賞味頂けていれば、この作品にどんなエロが待ち受けているかは、期待通りでしょう。
『淫花』を買ってムフムフした私は、ついに自分はここまで来たんだな・・というレベルに達した感がありました(笑)

アレの描写が濃いのにスラスラ読める不思議。
きっと、ネタは濃いのに文章がすっきりしているんでしょうね。
読み易い。

とにかく濃くて淫らで陵…

4

恋月夜、こんこん 小説

ゆりの菜櫻  Ciel 

途中から面白くなりました

「悪魔と妖狐の危険なラブバトル!」という帯の文句に惹かれて購入しました。悪魔と妖狐が、お互いに運命の相手として認め合うまでの紆余曲折なお話でした。

中盤の、アレックスと彩牙がエッチをするところから面白くなったのですが、それまでのアレックスが憎まれ口を叩いて彩牙は反発して…というところがなかなか読み進められずに(反発してても好きなのがダダ漏れ…というのが好きなので、単に好みの問題です)時間がか…

4

執着王と禁じられた愛妾 小説

今井真椎  Ciel 

切られちゃった

 中華去勢BL。それがすべてです。よく剃毛プレイの最中とかに「暴れるなよ、切り落とすぞ!」とかって脅される受けは見たことあるけど、本当に切られちゃったのは本作の玲深が私的には初めてでした。そこんとこは新鮮で、それなりにインパクトもあったし、設定自体はとても好みの路線のはずなのに、なんだろうこの読後の消沈感は。

 とにかく中途半端なんだよね、愛も憎しみも。攻めの烈雅の玲深への執着はまだわかると…

2

淫花~背徳の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

インドで繰り広げられる4人プレイ

壮絶でした!3Pは王道でよくありますが四人ともなるとあまり見かけないBL界。4Pへの挑戦ありがとうございます。
誰か一人を選ぶのか、もしくは四人で丸く収まるのか、わりと最後までどっちになるか分からずどきどきしながら読ませていただいたのです、が、まさかの…!
受けのビッチ化…!!
神の力で淫乱ビッチになってしまった受け様。平凡な日本人大学生とインドの富豪三人、「傲慢さ」と「慇懃さ」と「優しさ」…

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