Cielさんのレビュー一覧

祝福された吸血鬼 小説

宮緒葵  Ciel 

毒薬・・・いや霊薬の破壊力

すごく面白かったです。宮緒さんの描く執着攻めは、やっぱり大好きです。17歳の時にラルウァによって吸血鬼にされてしまったアウロラも、500年以上生きているのに初心で可愛らしいかったです。
神評価に届かなかったのは、ラルウァに救いがなかった為だったりします。他の方もおっしゃる様に、私も彼に感情移入してしまいました。ラルウァは身勝手で強引ではあるし、不気味さはあるけれども、アウロラに無償の愛を捧げたの…

3

リミテッドラヴァー 小説

かわい恋  Ciel 

ザ★甘やかし攻め!

スッゴク気に入ったのでひっさびさ、レビューです♪
溺愛攻めというか、とことん甘やかし攻めでしたね。ヴィンセント大好きなツバサ、かーわーいーいー(●´д`●)
これは男ならタマランでしょう!キュンキュンしますわ!
ヴィンセントがこれまた!プレイボーイの手管でツバサを甘やかすんですよー。
そういうプレイボーイが純粋無垢な子に夢中になっちゃうの。。。。いいです!
やさしいのに、いつか別れなきゃ…

6

リミテッドラヴァー 小説

かわい恋  Ciel 

セクサロイドとの恋の行く末

 私の好きな攻め様視点で進むお話で、にまにまでした。

 攻め様のヴィンセントは人当たりのいい、フェミニスト。
バイオロイドの研究開発をしている博士から、試作品のセクサロイドのモニターとしてデータを採らせて欲しい、と依頼され、8週間の期間限定の恋人として過ごす事になって。
無条件の絶対的な恋情をむけられ、プログラムされているだけだと思いながらも受け様であるツバサに惹かれていき、執着心を募ら…

10

リミテッドラヴァー 小説

かわい恋  Ciel 

近未来の愛

バイオロイド製造会社の営業部門で働くヴィンセントは、容姿端麗でプレイボーイ。恋愛経験の豊富さ故にあるときヤマナカ博士から、あるセクサロイドの恋人役をする様命じられる。そのセクサロイドは、ヤマナカ博士が手塩にかけて造り出した愛らしく初心なツバサ。体はもちろん、表情や感情まで人間にそっくりで従順なツバサに、ヴィンセントはしだいに惹かれる。ところがツバサはどういうわけか他人の結婚式を見て涙を流したり、時…

11

幼なじみクロニクル 小説

川琴ゆい華  Ciel 

遠回りした二人

三つ子の魂百まで、といった感じなのか、攻め・豊加の受け・みつへの執着は筋金入りです。
みつの『はじめて』であれば、小さな事でもはじめてコレクションなる箱に蒐集。
キッカケが、生後半年のみつの初めての離乳食を豊加が与えた事なんですが、以後20年ですよ…凄まじい(笑)

みつのはじめてのキスをみつの友人・唯人にふざけて奪われ、我を忘れた豊加が暴走したのを機に2人の仲に亀裂が入り、そしてみつは自…

4

幼なじみクロニクル 小説

川琴ゆい華  Ciel 

どっちがより執着していたのか?

タイトル通り、幼馴染み2人の「年代記」です。
章ごとに「幼少期」「幼稚園」「小学生」といった感じで時系列順にお話が進み、最終的には「同棲」で締めくくられるという。

特に大きな事件が起きるワケでもなく、受け視点でひたすら丁寧にストーリーは進みます。物心ついたばかりの頃のほのぼのしたエピソード、思春期に入ったばかりの性の目覚め、攻めへの気持ちの自覚とすれ違い-。それこそ受けが3才の頃から読み進…

8

その兄弟、恋愛不全 小説

鳥谷しず  Ciel 

いろいろ楽観的

まさに官能小説ですねー。官能BLというジャンル分けがあるならど真ん中でしょう。
エ/ッ/チ/シーンでも、セ/ッ/ク/ス/シーンでもなく、「濡れ場」という表現がぴったりw
とはいえ、実は官能小説ってちゃんと読んだことは無いんですが…そうだと分かる知識を自分が何処で得ているのかが謎。

これを言っちゃうと身もふたもないのですが、自分がBLに求めているのは「官能」ではないんだという事を逆に認識し…

1

祝福された吸血鬼 小説

宮緒葵  Ciel 

一際際立つ人間の醜さ

吸血鬼もの、初挑戦でした。
何度か気になってはいたジャンルだったのですが、特に縁もなく。
今回、表紙イラストに心奪われタイトルが気になり購入。

読む時は注意してください!!
何度か、ふふっと笑ってしまうシーンが来るので、周りに人がいない状況で読む事をオススメします。
なのに、コメディ要素だけじゃなく、切なかったり焦れったかったり。
この1冊にはたくさんの素敵要素が詰まってました。

4

落札された花嫁奴隷 小説

早乙女彩乃  Ciel 

双子である意義はない

作品紹介記事で期待しすぎたのか、残念な結果でした。Cielさんの美麗なイラストに★1つプラス。

とある理由で十年以上、離れ離れになっていた双子のお話です。兄弟モノ・双子モノが特段好きというわけでもないのですが、禁忌ゆえの淫靡さやエロティシズムは分かっているつもり…という程度で感想を述べると、双子である意義も、もっといえば兄弟である意義も(極論を言えば…BLである意義も…)あまり感じられないお…

6

スーツとストロベリー 小説

高遠琉加  Ciel 

2冊揃えてから読むのがおすすめ

タイトルは「スーツとストロベリー」となっていますが、内容は「紳士と野蛮」の残り部分と、その後日談の「スーツとストロベリー」で構成されています。
前作で、義己は秘密が明らかになり家を出てしまいましたが、生まれより育ちが大切と、誠吾の機転で無事、義己は学校へも家へも戻った所までが「紳士と野蛮」。
結局「紳士と野蛮」編では二人は結ばれるところまでは行きつきません。
「スーツとストロベリー」編でよう…

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