Cielさんのレビュー一覧

祝福された吸血鬼 小説

宮緒葵  Ciel 

一際際立つ人間の醜さ

吸血鬼もの、初挑戦でした。
何度か気になってはいたジャンルだったのですが、特に縁もなく。
今回、表紙イラストに心奪われタイトルが気になり購入。

読む時は注意してください!!
何度か、ふふっと笑ってしまうシーンが来るので、周りに人がいない状況で読む事をオススメします。
なのに、コメディ要素だけじゃなく、切なかったり焦れったかったり。
この1冊にはたくさんの素敵要素が詰まってました。

4

落札された花嫁奴隷 小説

早乙女彩乃  Ciel 

双子である意義はない

作品紹介記事で期待しすぎたのか、残念な結果でした。Cielさんの美麗なイラストに★1つプラス。

とある理由で十年以上、離れ離れになっていた双子のお話です。兄弟モノ・双子モノが特段好きというわけでもないのですが、禁忌ゆえの淫靡さやエロティシズムは分かっているつもり…という程度で感想を述べると、双子である意義も、もっといえば兄弟である意義も(極論を言えば…BLである意義も…)あまり感じられないお…

6

スーツとストロベリー 小説

高遠琉加  Ciel 

2冊揃えてから読むのがおすすめ

タイトルは「スーツとストロベリー」となっていますが、内容は「紳士と野蛮」の残り部分と、その後日談の「スーツとストロベリー」で構成されています。
前作で、義己は秘密が明らかになり家を出てしまいましたが、生まれより育ちが大切と、誠吾の機転で無事、義己は学校へも家へも戻った所までが「紳士と野蛮」。
結局「紳士と野蛮」編では二人は結ばれるところまでは行きつきません。
「スーツとストロベリー」編でよう…

2

紳士と野蛮 小説

高遠琉加  Ciel 

ちゃんと2冊そろえてから読み始めたほうがいい

続き物だと気づかずに、こっちだけ買って積んでいたのを発掘。
萌えたけど、長いネタ振りだった。

祖父が亡くなって、遺言で隠し子の存在を知り、祖父譲りの屋敷で同居生活を始めたのだが…。

学園理事長の孫として、紳士であれと祖父に育てられ自分でも己を律してきた義己と、自由な母に育てられ、挫折した元Jリーガーの誠吾。
最初は相容れないと思っていた二人がだんだん心を通わせて、って、
なかなか…

2

落札された花嫁奴隷 小説

早乙女彩乃  Ciel 

オークションものがお好きな方に

50ページ弱やおいオークションです
モブ攻めシーンわりとも長いです

受けは「だめぇ…もぉ…」って感じに舌っ足らずに喘ぎまくるので苦手な方はご注意を
受けの方が子供っぽいし馬鹿っぽいから、兄弟逆の方がよかったかな?
そもそも双子の兄弟だというのに無理があるしその意味がない、兄弟にしたいなら大人しく異父兄弟でよかったんじゃないかな?

ハッサンとの説明口調の会話で、全てをバラすのはガク…

2

落札された花嫁奴隷 小説

早乙女彩乃  Ciel 

エロだけなら…

普段はストーリー重視のものばかり読んでるからか、エロだと割り切って読んでも、正直楽しめず…。
受けの言動が短絡的すぎ、そちらに気が散って入り込むことが出来ませんでした。
考えてることが二転三転。心に決めたこともすぐに破る。
思ったことを考えもなくすぐに口に出すくせに、肝心なところで本心を隠して攻めから言葉を聞き出そうとする…。
そして攻めに自分勝手、最低と言ったり(笑)

キャラクター…

3

落札された花嫁奴隷 小説

早乙女彩乃  Ciel 

設定はとても魅力的です。

作者様のインタビュー記事にあったあらすじにとても惹かれて、発売してすぐに購入致しました。
設定はとても魅力的なものがあります。
生き別れの双子の兄弟、兄が競売に賭けられてそれを弟が落札する…
とても素晴らしい設定だと思い、期待値を上げすぎてしまったのだと思います汗
もっとふわっとした気持ちで読むのが正解なのだと思いました。
シリアスものが好物なので、設定のシリアスさに勝手に煽られてしまっ…

8

落札された花嫁奴隷 小説

早乙女彩乃  Ciel 

読んでよかった!

この作品が初BL小説でした。今まで漫画ばかりだったのですが、急に小説も読みたくなってついに買ってしまいました。他の小説を知らないので至らない点もあるかもしれませんがレビューしてみます。。


えーっと、、面白かったです。笑
元々アラブものが好きなので楽しく読めました。
面白くて一晩で読んじゃいました〜。

あらすじは説明文やインタビューのまんまなのでカットします。

インタビュー…

6

落札された花嫁奴隷 小説

早乙女彩乃  Ciel 

細かい事は気にせず、エロを楽しもうじゃないか‼

アラブに人身売買の闇オークション、全く見た目の違う双子の禁忌の関係と、盛り沢山の作品でした。


BLはファンタジーと申しますが、これぞ正にファンタジーBLなんじゃないでしょうか。ベタベタの設定もさる事ながら、読んでいてあまりリアルさが感じられないです。フワフワと上滑りしているとでも言うのでしょうか・・・。
やたらと説明調のセリフも気になるし、何より受けの言動が統一性が無く混乱します。すご…

12

祝福された吸血鬼 小説

宮緒葵  Ciel 

コミカルなのにせつないとは……上手い!

あ、眩しい!イラストも文章も。
それなのに、いつものように「ぶっ○け」ちゃうんですね。
その部分は、いつもいきなり文章がお下品になる。
そういう宮緒さんが大好きです。

ほぼ時期を同じくして刊行された「桜吹雪は月に舞う」が、黒髪・しっとり系だったせいか、こちらの「ザ洋物」は筆が踊っているような書きっぷり。書いている最中は当然のごとく色々ご苦労もあるのでしょうが、とっても楽しそうです。

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