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海野幸 Ciel
なぺ
ネタバレ
大の昆虫好きである大学生の朝陽は好きなものに熱中しすぎてしまい、周囲の人間に敬遠されがち。高校の時独りぼっちだった自分を救ってくれた国吉に、予てから思いを寄せているが、彼は天然の人たらしで…。 国吉の周りには常に人に大勢の友人が。聞き上手で人当たりのいい国吉に朝陽は意を決して告白しても、「知ってる」と笑顔で返されてしまう。 もうこの恋を諦めるべきかと悩む中、国吉の実家の神社で“人の心を食う&q…
あーちゃん2016
レネと、その父母となった攻め受けのお話。母の手が心地良かったよな、と思う人は多いのでは。 ++ お熱をだしちゃったレネを見守るシオン。額に当てられたシオンの手が「ひんやりしていて気持ちいい・・」と言ってレネは眠ってしまい・・・ というお話。 レネのみならず、リカルドもシオンに寄り添われると「気持ちが楽になる」とのこと。 レネからみればシオンは母、リカルドからすればシオンは心許…
沙野風結子 Ciel
先生買い。先生がお好きなものがたっぷり詰め込まれていて、とても楽しんで書かれたのではないかという気がするお話でした。何かあと一押し欲しかったように感じたので神より萌2にしました。魔女に呪われた国の第二王子と100年前から眠りについていた魔女のお話、本編280P弱+あとがき。ファンタジー好きな方ならきっと楽しいと感じられると思います。 山奥にある茨に囲まれた古城に入り、眠っていた「最後の魔女」…
kurinn
このお話ちょっと感動してクスッと笑えるんです。 異母兄のサンスが亡くなって、レネを二人の子として育てると決めたリカルドとシオンでしたがちゃんと親になってました。 魔法で流行り風邪を治せるのに、子どものレネには免疫力が必要だと敢えてそのままにして看病していたことに、なるほどと納得しました。 熱に魘されて辛そうなら、ついつい手を出してしまいそうになりますが、シオンは三日間レネを自分の…
つばき深玲 Ciel
碧雲
「砂漠の黒獅子×記憶移ろう踊り子の、熱砂に溶けるエロティック・ラブ」という説明文。 物書きのお手本のように、起承転結が構成されていて読みやすかった。 後書の後に、「青竜の虜」後日談が入ってました。 サーニアが好きな紫薇(しび)とは、和名がサルスベリ/ヒャクジツコウ(百日紅)。 伝説由来の花言葉は、「潔白」「あなたを信じる」。 サーニアは爆発事故に遭ったせいで、大きな音を聴くと、発…
シーザリオ
発売前に沙野先生が「魔女でもちゃんとBLです(笑)」とコメントされていたのがこの作品。予約をして届いた表紙を見て、あれTL? と思いましたがキチンとBLでした! 表紙は超絶美女に見えるシオンですが、挿絵は女性のような美しさを持ちながらも手とか首まわりはちゃんと男の人でした。Ciel先生の美しい絵と沙野先生の巧みで淫靡な文章。まさに最強タッグです! ストーリーはファンタジーの愛憎劇というのでしょう…
fandesu
「沙野さんのお話には評価を高くつけすぎるんじゃないか?今作こそは控えめにしよう」って思っていたんですよ。「ファンタジーはそれほど得意じゃないしね」って。 でも結局、途中で異様に盛り上がってしまった……闘っていたわけじゃないんですけど、敗北感が凄い。 何にそんなに盛り上がっちゃうかと言えば「ダメよダメダメ」なんじゃないかと思うんですね。沙野さんはそういう状況を作り出すのがとても上手い。 そ…
実は「なれの果ての、その先に」を積んでるんですが、タイトルとあらすじに惹かれてこちらを先に読んでしまいました。 いやぁ流石でした。「最後までどうなるの?」ってページを捲る手が止まりませんでした。 でも四六判って立派なだけに握力が必要だし、ノンストップで読んでると腕が痺れてきて辛いんです。 リカルドもシオンも真面目で他者を思いやる事が出来る人物で、とてもお似合いだと思いました。 …
atyanmama
沙野風結子 先生作品の安定感への圧倒的安心感は今作も健在 今作は眠りの森の美女をモチーフにした魔法ファンタジー 国を滅ぼすと言われている最後の魔女(男)シオンを目覚めさせたのは八十禍王子と呼ばれる呪われた国の呪われた第二王子リカルドだった。 シオンを目覚めさせた時リカルドは問う。 「ともに国を奪うか、ともに国を滅ぼすか。選べ」と。 片や憎しみに目覚め、片や傲慢な視線で下ろし見…
窓月
タイトルのカップリング、王子×魔女はもちろんメインですから、敵対関係が結託して心や体の距離が近づく感じなんかめちゃくちゃ萌えるんですが、終盤の少年と燕にひっそりと萌えてしまいました…。マルコとアメデオ、ナウシカとテトが原風景なのかも(そして古い)。 今回も先が読めないストーリー展開、かつ、それほど不穏さを感じさせない安心仕様で一気読みでした。タイトルつきのチャプター分けも親切設計です。 …