一穂ミチさんのレビュー一覧

ムーンライトマイル 小説

一穂ミチ  木下けい子 

あっさり、さらさら

「オールトの雲」のスピンオフということで読んでみました。内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

一穂さん作品て、ツボに入るものと入らないもの、私は両極端に評価が分かれちゃうのですが、ごめんなさい、これはぜんぜん萌えれませんでした…。

まず大地が全然好きになれなかった。下半身がゆるゆるなのはまあいい。それなりにモテる20歳くらいのお年頃の男子なら分からなくはない。ただ「Fカップだか…

4

藍より甘く 小説

一穂ミチ  雪広うたこ 

欲しいものは欲しい

欲しいものは欲しいと、言っちゃえばいいのに。地団太踏んで、泣き叫んで、暴れ回ればいい。そこまで欲しくなかったから、というのでは決してないでしょ? 最初で最後のつもりで暁行に抱かれたあと、あんなに泣いたくせに。

 諦めの良すぎる遙が不思議だった。でも護身のために昨日今日身につけた性癖なんかじゃなく、物心ついてからずうーっと、だったんだね。スーパーで「あれ買って」と盛大に愚図る子どもを「どう…

4

ワンダーリング 小説

一穂ミチ  二宮悦巳 

良かったです。

「ノーモアベット」は未読です。
レビューを読んで、読んだ気になっていました^^;
本作が面白かっただけに、先作も読んでいたらもっと面白かっただろうな。
先のカップルの2人が割と絡んでいて最初は誰の会話か分らなかったので。

前々・前都知事がプッシュしていた公営カジノ案があったけど、そのカジノのオーナー藤堂とやり手ディーラーの芦原雪の話です。
先のカプもこの2人の仲が他とは違う?と思って…

5

ナイトガーデン 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

うーん。

一穂先生作品は時々購入するのですが、何冊か読んでの個人的な感想としては、「萌のないBL小説」です。
ふったら~がかなり好きだったので、スピンと知ってこちらも購入したのですが、キャラにもストーリーにも萌えを感じることができず、二人の関係にしても、「なんだかな……」ともやもやの残る読後感でした。
描写とか心情は綺麗で一気に読みきることはできたのですが、再読はしないだろうなと思いました。

4

オールトの雲 小説

一穂ミチ  木下けい子 

ホンワカ可愛い

作家買いです。内容は皆さま書いてくださっているの感想を。

一穂さんらしい、ほんわかと胸が暖かくなるような可愛らしいお話でした。ただ、すこしあっさり過ぎる気もしました。

流星の高校の先輩である昴。太陽が流星への恋心に気づくきっかけになるためのキャラだと思うのですが、すごく良い人でいい感じに当て馬になりそうなのに何となくフェードアウトしてしまった感があって残念でした。

他にも太陽がハ…

1

アイズオンリー 小説

一穂ミチ  小椋ムク 

いたわりが心地良い

最近の一穂さんの作品はちょっと苦手になってきて、買っても読まずに積んであったりするのですが、この辺りまでは本当に好きでした。
この作品くらいの時期が、自分の中のボーダーラインなのかなと思っています。
積み本を実際読んだらイメージとは変わるかもしれませんが…

*********************
受けは人の顔の認識、識別が出来ない縁、28歳。
叔父に見守られながら、在宅でCG関係…

2

真夜中のラブレター 「イエスかノーか半分か」購入特典書き下ろしペーパー グッズ

初恋の少年のような微笑ましさ

本編後半「両方フォーユー」の最後、
「ちょっと体調が悪いので病院に寄ってから出社します」と嘘ついて
成田に潮を送りに行った(デートだよ、お見送りデートw)計。

オンエアを終えて帰り着き(当然のように都築家だw)
どっと疲れてソファに転がる。
そのまま寝落ちそうだったところに、仕事の電話が鳴って
メモを引き寄せてみると……。

沢山の手遊びの悪戯書きとは違った本気の線で描かれた

3

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

いや、人間てこういうものじゃない?

作家買いです。最近若干話題をさらってるこの作品。へー、どんな作品なんだろ、と通常の5割増しの期待感を持ちつつ読み始めました。

内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

計が嫌な奴か否か。
賛否両論あれど、私は人間てこういうものじゃない?と思いました。誰もが人に嫌われたくない、と思うものだと思う。その為にネコを被ることだって普通にあるでしょ。特に日本人は本音と建前があると思うし。む…

20

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

守りたい物

自分の外見に期待される物を完璧に守りきろうとする努力家君が、素の自分を見せた相手に依存していくお話。

人間誰だって裏表はある。
日々の生活の中で、心の中でいろいろ思うことがあるのは当然。
でも、それを何でもかんでも表に出せばいいわけではない。
ちゃんと表と裏を自覚して、表の自分と裏の自分がかけ離れていようとも、表の自分を守り通す。
っていうか、表の顔と裏の顔をコントロールして生活でき…

7

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

初読み作家

初読み作家でした。率直な感想です。

読み辛いです。国江田計の心の声が多すぎ。いくら、心の声でも性格悪すぎじゃないですか。

死ねとか、愚民とか、(愚民て言葉を日常で使う人はまだ、見たことないわ)こんな、汚い言葉ばかりの人が主人公じゃ感情移入も出来ない。二重人格とか猫被ってるどころじゃないです。裏と表の違いに、ここまで顔が違うと恐いわ…。

小説の話であるけど、日常にこんな人がいて愚民…

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