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89/150(合計:1499件)
一穂ミチ 雪広うたこ
ふばば
ネタバレ
はじめに。ボタンが中立までしか押せません。実際は「萌x2」です! この物語を読む方の多くが感じる事じゃないかな、なんでハルは暁行のことそんなに好きなの?って。どこが?って。 ハルは静かで芯は強くて、いい子で。なのにアキは無神経でハルを傷付けて。 でも、恋は良い子同士がするわけじゃない。人はみんなそれぞれ違う、良いところも悪いところも。それに、補う関係になるとも限らない。足りないから欲しく…
一穂ミチ 小椋ムク
かん衛門
表紙に惹かれて購入した、初めての一穂ミチさんの作品。 仕事の飲み会で仁科縁は岩崎数真に出会います。 その席で数真は、目が見えなかった幼い頃に出会った初恋の「ゆかりちゃん」の話をし、縁は目の前にいるのが「かず」たど知ります。 でも、縁は自分が「ゆかりちゃん」だとは名乗り出れない訳がありました。 実は、縁は相貌失認で人の顔を顔として認識できないんです。パーツの違いは分かるけど、「顔」の違い…
一穂ミチ 竹美家らら
なおす
とても読みやすい文体でサクッと読めます。 イラストとの雰囲気も合っているので表紙を見た通り、期待した通りの内容でした。 アナウンサーの国江田さんは毒舌設定。さわやかな見た目とキャラに反する口の悪さ。しかもそれは脳内だったり極親しい人のみが知ることができるという特別なことで二人の親しくなるきっかけでもあります。 毒舌といっても乙女の許容範囲内ですので気分のわるくなるようなものではありませんので…
由宇
前作に続きとにかく計ちゃんが腹黒ツンデレでかわいい(笑)((o(`>ω<´)o)) エロシーンもちゃんとあるし計ちゃんが潮さんをなんだかんだいって求めてしまい素直になるのがほんとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉにぐっときます:(((∩˘ω˘∩))): エロシーンでの一言一言が可愛くて愛おしくなるレベルでやばいです:(´∩ω∩`): アナウンサーやってるときはきらきら王子様キャラなの…
とにかく計ちゃんが腹黒ツンデレでかわいい(笑)((o(`>ω<´)o)) エロシーンもちゃんとあるし計ちゃんが潮さんをなんだかんだいって求めてしまい素直になるのがほんとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉにぐっときます:(((∩˘ω˘∩))): エロシーンでの一言一言が可愛くて愛おしくなるレベルでやばいです:(´∩ω∩`): アナウンサーやってるときはきらきら王子様キャラなのにプイベー…
一穂ミチ 藤たまき
葡萄瓜
読み重ねてみると思うのですが、 この方の作風は基本的にBLの軸から 意識的に半歩ずらした所に軸がある様な 手応えです。 ヤングアダルト小説の一つの流れと思って 対峙すると案外響き易いのかも知れません。 登場人物達の在り様もそう言う視点で見ると 腑に落ちやすい様な気がします。 率直に言えば辛口のジンジャーエールの 様な味わいです。 それなりの甘味もあるけど刺激も辛味もある。 …
一人称小説に慣れている方ならおそらく この話のノリは楽について行ける方では ないかと思われます。 ただし登場人物との相性が悪ければ かなり難航するでしょう。 その点に関しては運と縁ですねと言って 片付けるしか評者にはできません。 合わない所にわざわざ固執しなくても よろしいでしょうし。 前作よりは心持ち甘みが増した感じは 致しますね。 ただまあ、甘味料の甘味ではなく 素…
多分、この一冊に期待すべきは 蜂蜜の様な甘さでもシフォンケーキの様な 柔らかさでも綿飴の様な口どけでも ない様な気がします。 甘さは確かにある訳ですがそれはどちらかと言えば チーズケーキの甘さと言うべきであり、 しかも使われているチーズは一寸捻って ゴルゴンゾーラチーズだったりします。 と、承知して読んでみると美味しい一冊です。 さりげない癖が思わぬ所で引っかかるので 万人向け…
一穂ミチ 青石ももこ
いず
一穂先生の作品の中でも特に好きなお話です。 運命的な出会いと別れが二人の人生を変え、再び巡り逢わせる原動力にもなっている。一穂先生の綴られる物語が、BL小説の枠にとらわれない、切なさと苦さを含んでいるのだと再確認できた作品でした。 とにかく切ない描写が多いです。和久井(攻め)視点で進む物語だからこそ、結末を知っていくにつれて、あの時の有村さん(受け)の気持ちって……と馳せる苦さがあります。…
楓月
「君かへす朝の敷石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ」(北原白秋) 非常に印象的な短歌だけど、実は…というところから話を広げてったのでしょうか。 内容はどちらかといえば薄めです。 でも、文章表現の美しさと、ピュアでフレッシュな感覚が感じられる作品でした。 何しろ著者のデビュー作ですからねぇ。 初々しくて当然なのです。 イラストが竹美家ららさんなのも文章と合ってます。 ただ、ど…