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一穂ミチ 竹美家らら
宇宙(そら)
この作家さんデビューがこの本です。とても静かな印象…静かに降り続ける雨が染みていくようにココロに染み込んでくるようでした 言葉の選び方や雨の描写がとても優しいと思いました。優しくて切なくて…とても好みの本でした。 レビューになっているのかな?と不安ですがとても優しい読後感でした。有難うございました!
みしぇる
同人誌やSSペーパーなどをまとめた一冊なのですが、電子のみで持っていらっしゃる方たちや、同人誌などを購入されていない方々に超おすすめです。本当に素晴らしい一冊なのでぜひ読んでください!そのうえ、書き下ろしのお話は感動ものです。 書き下ろしとともにオススメは、計の実家に一緒に帰る潮の一編です。心が温かくなります。 本編を読みながら、ちょっと気になるあのこと、そこのところを詳しくお願いしたい!と思…
鈴碼
内容は雑誌のサービスペーパー、同人誌、購入特典小冊子、ブログ掲載のSSなどの再録と、書き下ろしが一編。プラス設定資料が少々といったところです。 横顔と虹彩カップルは出てきません。(同僚としての皆川くん単体は出てきますが。) ほぼ一冊丸々、潮と計のお話。と、旭テレビ周りの小話。 書き下ろし以外はほぼ既読だったのですが、改めて一冊の本になって手元にあるというのはそれだけでも嬉しいです。 表紙も…
一穂ミチ
読み終わって、涙が止まりません。 一穂先生は「イエスノー」シリーズが好きで。全部の作品は読破しておりません。 10周年記念本きっかけで「新聞社」シリーズに興味を持ち。 えー、読んだ事ないやつが人気投票上位なのか…って感じの興味で。 最初はステノグカフィカで。 正直ネトラレとか、オヤジ受けとかは…うーん…って感じでした。 でも、新聞社シリーズをちょっとずつ読めば読むほど佐伯密とい…
ネタバレ
なんだかんだで信頼と愛で結ばれた潮と計に大事件!裏番組にニュースのライバルが現れたり、計に対抗心を燃やす木崎が現れたり。ちょっと計くん危うし!!というところなのに、潮はなんとライバル局の密着取材が入ったり(><)挙句に計に大変なことが降りかかります。とっても大変で大事件なのに潮はショックも受けて、悩みつつ、ちょっとデレたりします。何故でしょう?その上で、とっておきは計の壁ドン!!これを読まずして潮…
maruchan
一穂さんのデビュー作。詩的だし文章表現が美しいし、読書が大好きな文学少女が書きました……という感じが好ましい一冊です。BL作家としてのデビューに当たって、冒険もしつつ意欲的に取り組みましたってところかな?などと勝手に想像してしまうような。 登場人物に共感出来るか? 好きになれるか? と言うと、この作品での「攻め」である桂は、大人のくせにダメな部分が多すぎて複雑ではあるのですけど(型破り教師の…
キャラ萌え的な楽しみ方とは全く違う部分で感情に訴えてくる大好きな作品。 「ふったらどしゃぶり」で、主人公にとって大事な存在だったはずなのに大きな痛みを与えていた……だけど、その行動の理由がいまひとつ解るようで解らなかった人物、藤澤のその後の物語です。 端的に言うと、彼が救済されるお話なのですが、過去の過ちは過ちとして、全て解決したり許されたわけではありません。しかし、生きている人間として新…
先だって出たファンブックを読んで、ちょっと前に読んだものを読み返さなくちゃ!と思っての再読。 BL作品としてはなかなかに難しいテーマを、〜だけどもBLだからこそ成り立っている〜というような微妙なバランスで読み応えのある物語に仕立ててあるのが、やっぱり流石。 男という性の欲求のホントのところは、どんな本を読んでも、身近な誰ぞの様子を見ても正確には解りっこないのですけれど、この本を男性に読ませ…
一穂ミチ 青石ももこ
佐伯と吉時、そして十和子…の奇妙な三角関係にまつわるエピソード多めの番外編集。もう「BL」とは言えないようなエピソードも混ざっているのですが、それを含めてなんだかたまらない。 自分がもしもこの3人の少し近くにいる部外者だったとしたら、まず理解できないであろう関係性ですが、本人達の中では必然性と運命とに導かれた関係で。 長いスパンで少しずつ行きつ戻りつしながらエピソードを積み重ねる感じが大好きで…
新聞社シリーズの番外編などの掌編を集めたものの一冊め。雑誌まではチェックしていなかったり、発売から時間が経ってから読むことも多い不真面目読者にとっては、こういう風にまとまった本が出版されることは大変ありがたいことです。 シリーズの登場する複数のカップルの、違う時期、違う舞台のエピソードが収められているので、一編ごとに脳内でそれぞれの本編のストーリーやエピソードを反芻しながらページを繰ることに…