一穂ミチさんのレビュー一覧

さみしさのレシピ 小説

一穂ミチ  北上れん 

やっぱどのキャラにも入れ込めず

れん先生の挿絵見たさで購入。(れん先生大好きなんです!)
一穂先生は今まで2作ぐらい読ませていただきましたが、今一つピンとこず。
今回も今一つ・・・無念。
なんでだろうなあ、みなさん高評価なんだけど、どうもずれている私。

攻めさん:お料理愛情もって一生懸命作ってて、エライー。
     私が最も嫌いな家事=料理 ができるってことだけで 尊敬!
     なんだけど なんだか人生投げ…

6

ひかりのはる 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

ひかりの中の一顕と整

「ふったらどしゃぶり」の一顕と整の物語も、同人誌では続いていて、二人の一ファンとして嬉しいです。
始まりは一顕が出張から戻ってきたところから。いい感じにつきあってる二人ですが、同棲とかはしてません。
整の今の昭和的なアパート(エレベーター無し)にキャリーを持って上がる一顕のしんどさを思う整。
引っ越そうかな、という整にそのままでいいんじゃね?みたいな一顕。
整が例の如く思考モードに入ったと…

1

藍より甘く 小説

一穂ミチ  雪広うたこ 

藍ゆえに

ラスト数ページの甘い部分が凄く好き。
「だって自慢したいじゃん」お互いに惚気ける姿が非常にかわいらしく、
二人の仲の良さというか、距離感を感じられたのが良かった。
思わずクスっと笑ってしまうラストに乾杯((´∀`))

ただ本編に関しては正直気持ちのせきれず・・・というのが正直な感想かな。
こればっかりは文章と私の相性なのかしら。。

二人の近づくきっかけは、藍色の指をした受を見た…

5

さみしさのレシピ 小説

一穂ミチ  北上れん 

女性キャラに萌える

今作は雨をモチーフにした、ちょっとしっとりめのお話。主人公が仕事でパリに行ったりするので食とアムールのイメージですかね。本編に限るとBL色薄め。なんとなく、映画の方が好きだった江國香織さんの『きらきらひかる』を思い出しました。

攻め視点のお話ですが、挿絵ナシで読んでいたら知明は受けだろうと思い込んでいたと思います。こういう、真っ当に生活してます!っていう人間が、陰があって頼りない人物に惹かれ…

3

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

可愛いの一言に尽きます

一穂ミチさんの小説を読むのは2度目です。最初に読んだ『ノーモアベット』は、絵師さんに惹かれて購入したのですが、いまひとつ、という感じで、もしかしたら私には合わない作家さんなのかもしれないと今まで避けてきたのですが、表紙絵の可愛らしさ、美人強気受け、職業BL、と気になる要素満載で、軽い気持ちで手に取ったこの本。
控えめに言って、最高でした。いや、まじで。
なんで私は作家避けしてたんだろうとめちゃ…

4

ワンダーリング 小説

一穂ミチ  二宮悦巳 

嫌い嫌い嫌い・・・×4600億の後、やっぱり嫌い?

なんだろう、不思議な書きっぷりというか、
無色透明 って文章じゃないですね。今回のキャラに引っ張られて
こんな書きっぷりになってるのかな?

そもそも電子本サイトで、さわりをよんで、「面白そう!」と
思ってこの本をget。
挿絵は二宮先生。絵が先か、小説が先か というぐらい
(いや、小説が先なんだとは思いますが)
このこまっしゃくれた感じが、最高です。

お話の方は、うーん、単…

3

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

鼻濁音

なんといっても、主人公・国江田計が魅力的な小説です。
私、頑張り屋さんのキャラクターがほんとうに好きで、ついつい入れ込んでしまうのですが...(それゆえにスポコンが大好物)国江田さんは私のこのタイプにドンピシャでした。
表ではいい人なのに、裏では人をこき下ろす...とだけ聞くと、なんてやつだ。と思うかもしれません。しかし2面性を隠し続けるっていうのは、どれだけの努力が必要なんでしょう。国江田さ…

2

baa-lamb 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

The wolf(?) lies down with the lamb

なんとも愛らしいつややかな表紙の『ひつじの鍵』の初同人誌。
いつもながらタイトルの洒落たことと言ったら、作者らしい楽しさ。
一穂先生、物語も勿論大好きだが、こういうタイトルをつけられる
そのセンスと背景の雑学の豊かさに、いつも感心しちゃう!

そのタイトル、『baa-lamb』は、メエメエ子羊ちゃん的な意味。
一色はa wolf in sheep’s clothingかしら?
いや、…

3

ひつじの鍵 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

狼の皮を被った羊×コンシェルジュの皮を被った狼

母親が亡くなり、父親(母親再婚相手)と二人で暮らす高校生の羊。
金持ち学校に通いながらも成金的な金持ちであることを自覚している羊が、周りに気を使いながら生活している姿が健気で愛おしいです。

そしてそんな羊の心の鍵を開けてしまったのが、コンシェルジュの一色。
一色は仕事モードとプライべトモードでのギャップが最高です。
個人的には口の悪い一色が大好きです。

初めて恋をした羊の止まらな…

6

ひつじの鍵 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

慌てるひつじは儲けがすくない

 かの国民的人気アナウンサーの例を引くまでもなく、職業人に二面性はつきものだと思います。ビジネスの場に出すにふさわしく「整えられた自分」と、プライベートでもろもろの緊張から解き放たれた時だけ見せる「素の自分」。誰もがその二つを上手に使い分けながら生きている。あとはその振れ幅の大小ってことになるかと思いますが、アナウンサーのように「高度な清廉性(笑)」の要求される職種であればもちろん、本作の攻め一色…

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