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一穂ミチ 竹美家らら
ふばば
ネタバレ
「イエスかノーか半分か」の商業分はクリアしていますが、同人誌や小冊子、全サやCD特典など、そういうものは全く追ってない身なので、この作品は大変にありがたかったです。 いざ読んでみると、ボリューム感がすごい。 そして計がめんどくさい。 計には表の顔と素の顔があって、家族しか知らなかった裏面を受け入れた潮に色々委ねちゃってる、そういう視点の話が多かった印象です。 逆に、潮にとって計がいることの…
一穂ミチ 梨とりこ
杏仙
作家買いです 一穂先生の作品は自分がもっとピュアだったら世界観に浸れるのかも って思ってある意味うちのめされてしまうってのもあるのですが この作品はテンポよく読むことができました AI…ITだって四苦八苦なのにい… マッチングアプリ会社に勤める入社二年目の澄は自社のに登録していたら ある日社長に呼び出されて、「百万分にひとり」レベルの相性の相手が見つかったと 同じ会社のA…
雀影
これって、一穂カラーともいえる善良受け作品の中でも、かなり究極な善良受けだった。 いや、だって、いくらマッチングアプリのAIが選んだ確率百万分の一の運命の相手だからって、同性の先輩社員に引き合わされて無碍にしきれないって、御影くん善良さにも程があるだろうよって話です。 でも、その善良な御影が、右往左往しながらもちゃんと相手のことを考えて、自分の感情にも向き合って生きている所がいいのよ。 で、…
ちゅんちゅん
表題作+SS「それでも、運命ではありません」どちらも受け視点 婚活アプリの会社で広報を担当する御影澄(受け)は夢見がちで少女漫画が大好きなJKのような恋愛を夢見ています。 ある日いきなり社長に呼び出されて、運命レベルのマッチング相手が見つかった と言われ、紹介されたのがAI開発責任者・門脇楡(攻め)。 驚き拒否る澄は、結局言いくるめられお試しでということで付き合うことに…
空豆まめた
AIによるマッチングアプリの広報にて働いていて、澄もそのアプリに登録しています。ある日社長に呼ばれていくと、「運命の相手」が見つかったと言われます。その相手が開発者でもある楡という男性でした。何故男と反抗するものの、最初に同姓を拒否するという項目のチェックを入れなかったからと言われ、お試しで付き合い始めます。 澄は戸惑いもあるし運命の相手として信じられないと思っていたものの、楡のマイペースに…
あーちゃん2016
本編の後日談で、本編の雰囲気がぎゅっと凝縮されていて好き♡そのため萌2です。タイトルは「あくまで、運命ではありません」 なんでか分からないけど、澄の実家にいる二人。先生(=漫画家、澄の母)が、「部屋余る!下宿しない?」といったら、楡はなんと!「下半身事情が二人ともあるんで」などとぶっ放し、先生はまたそれを「ああそうだよね」と受け止めるという、まあなんとも素敵な母親でw で夕飯の買い出しに二人で…
とりこ先生の挿絵に惹かれて購入。交わされる日常会話と普段着の生活風景が印象的で、読んでる間はその場にいるような気分になれました。AIが出てきますが、SFっぽいものでもなんでもなく、現代日本のすぐそこに実はいるんじゃないかという二人のお話、本編200P+本編続き80P+あとがき(SSこみ)2Pです。天才となんとかは紙一重といった感じがする攻めのローテンションな部分に引きずられてか、あんまり萌え上がれ…
ななつの
マッチングアプリの会社の広報だけど、恋愛経験はゼロの澄。自社のマッチングアプリで「運命」の相手と弾き出されたのは、何と男性のAI開発責任者 楡。最初はありえないと抵抗していた澄も、不思議でマイペースな楡にあれよあれよと巻き込まれて…? と、惹かれあっていくほのぼのストーリーかと思いきや、後半には思いもよらない展開が待っています。タイトルの理由を知った時、「な、なるほど…」と唸りました。テ…
一穂ミチ 青石ももこ
165
飛び飛びで読んだこのシリーズを全部読んでペーパー・バックを読もうと読み返し中です。 なんだか読み手に緊張感を持たせるお話でした。 運命とタイミングがテーマに思いました。 高校でも香港でも描写が詳しくて自分もそこにいるような気になってきました。 高校時代の二人は一束の初恋が実感されるまでが良かったです。日本語と日本に馴染めずグレーな色彩の中で先輩と出会って色づいていく。感情が揺さ…
snowblack
一穂先生、叙情派みたいに言われているけれど、 イエスノーは爆笑→キュンだったし、実はトリッキーだよねぇと思うことが多い。 (褒めています!) 流れに乗って読んでいるうちに、え〜そう来たか!というのを自然に受け入れさせられ ちゃんとジワッと切なかったりキュンときたり、でも読み終わると暖かい、 新しい仕掛けもさりげなく自然に取り込んで、違和感なくその世界に入れる そんな作風が定着しつつ…