total review:272089today:26
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
4/146(合計:1457件)
一穂ミチ 木下けい子
やんここ
ネタバレ
オールトの雲のスピンオフで太陽の弟なる大地、流星の先輩の昴とのお話。 明るく少しちゃらめで女の子とも遊びで付き合える大地がクソがつくほど真面目な昴に恋をする。 大地が仔犬みたいに可愛らしい。 昴は幼馴染に恋をしていて、その気持ちからなかなか離れることができずに。 大地の年下の甘え方や幼さの残るストレートな気持ちに昴の心も溶かされていくけれど。 昴は初恋の諦め方がわからず、燻っていたかんじ…
一穂ミチ 穂波ゆきね
街の灯ひとつのスピンオフ。 初鹿野がちらりと出てきます。 新は過去に父親からの虐待を受け、家庭を持つことを頑なに拒絶というか、恐れているかんじ。 人当たりもよく、性格も明るくて、優し過ぎて踏み出すことができないのかな? 築は独特な自分の世界を持っていて、人に対して冷めていて、我関せずを貫いているのに、新たとであって少しずつ変化していく。 くっついてからはどちらかと言うと築が不安がって…
一穂ミチ 小椋ムク
8年も清坂を思い続けた和が、切ない。 出会って、1日にも満たない時間で恋をして。 その想いだけを抱えて、追いかけて。 清坂はずるいなぁと、離れることもわかっていながら、純粋な和に手を出しておいて、離れるのは辛かっただとー! でも、そのときに連絡先や待っていてくれと伝えていたら、この恋は続かなかった気もする。 いや、和の性格からして待っていたか? うーん、色々思うことはありますが、まあ、…
一穂ミチ 金ひかる
過去に囚われた草が、麦と再開して少しずつ、今を生きていくことに理解。 何もかも諦めているようで、森のことだけ、固執していて、触れないことで忘れないとは、切なすぎる。 子供の拗らせのまま年月だけが過ぎて。 得体の知れない麦との暮らしで少しずつ草の心が柔らかくなっていくのにホッとして。 あと、金子と彼女が良い仕事したよ。 脇役ながら、金子の生き方はよく頑張ったと、褒めてあげたい。そして、なん…
一穂ミチ 青石ももこ
高校時代に先輩後輩の関係な2人の再会愛。 一束には、身体的に問題がありそのことがコンプレックスを持っていて、健やかな圭介に憧れや羨望があったのかな? のびのびしている圭介を眩しい思いで見て少しずつ恋に。 高校時代には上手くいかなくて、途切れた2人の関係が13年後香港での再会。 高校時代の圭介の言葉通りだったのが嬉しかった。 忘れたわけではなくて、2人とも心の箱の中で大事にしていたのだろう…
一穂ミチ 雪広うたこ
遥のいじらしさに泣いたー。 とはいえ、遥自身の心はとても強くて、人の心の機微もわかり、愛想はなくても人を傷つけることなく真っ直ぐに生きている子だなと感じた。 暁行は素直、初めて知った遥の想いに戸惑いながらも真摯に友達付き合いを続けて。 決して、簡単な恋愛ではないし、諦めから始まったような恋が、少しづつ暁行の心に染まっていく。 いや、気付いたのかも。 潜在的に暁行も恋をしていたのかな?気付…
一穂ミチ 山本小鉄子
読んでいる最中、なぜか不安な感じがあり、何があるのかと思いながら読みました。 決して暗い話ではないのに、気持ちが揺れてしまい、少しの怖さを感じたまま読み進めて。 くすりと笑うところもあり、にやけるところもあるけれど、考えさせる作品だと私には感じました。 その引っかかった部分がたまらなく好きで。 引っかかったところが全て解決するわけではなくても、面白く読めました。逆に少しもやりとするところが…
ユキムラ 一穂ミチ
湘子
都築×計 コミカライズ2巻。 さらに感じたのは、 原作の魅力を活かしつつ、 ユキムラ先生の個性的な絵の力が、 2人のひとつずつの表情筋の動きや、 その心情がパンパンで伝わってくるのが素晴らしい! ページの構成やシーンの切り分けもバランスが良くて、 ストーリーに浸りやすい、 原作ファンでも、原作未読の方でも、面白く楽しめるコミカライズだと思います。 2巻の…
都築×計 原作小説とアニメの後に、 コミカライズでじっくり楽しめるのが嬉しい。 繊細でコミカルな原作小説を、 そのままの魅力を持ちながら、 ユキムラ先生の絵のセンスが、 繊細な空気感の中から、 コミカルな雰囲気をさらに表現しているのが素敵! このコミカライズのすごいところは、やっぱり しっかりとこだわりのある2人の表情だ! 2人もイメージの通りにリアルに生きている以…
一穂ミチ yoco
umeair
「キス」の続編です。「キス」を読み終わっていてもたってもいられず、すぐこちらを読み始めー もう、最後のプラネタリウムでの明渡の願い事に、涙が溢れて止まらなくなってしまい、しばらくページがめくれなかった。。 ハッピーエンドながらも、どこか常に切なさを感じさせられ、涙してしまう物語でした。 前作での辛すぎる別れと再会。続編のこちらは、上階の水漏れという偶然の出来事から明渡の部屋で一緒…