一穂ミチさんのレビュー一覧

オンリー・トーク コミック

一穂ミチ  志村貴子 

芸人あるあるネタ満載

芸人BL…賞レースに臨む漫才師たちの人間模様がストーリーにうまく盛り込まれているなと思いました。
BLとしてもスムーズに進んでストレスなく読めました。
飯田との距離感が縮まるにつれ小峰の表情が戻ってきたのがよかったです。それまでの暗さ、キモさ(本人談)の振りが効いていました。
特によかったのは、決勝での臨場感ある描写です。盛り上がりが伝わり感動的でした。
小峰母のオチは笑いました。

1

オンリー・トーク コミック

一穂ミチ  志村貴子 

心揺さぶるシーンがあった

一穂ミチ先生のマンガ?コミカライズなの?違うわ、マンガ用に書き下ろしやん。
ん?!志村貴子先生やん!
内容は?漫才師の芸人BLとな?
気になるわ〜読みたい!
めちゃ豪華な企画。

早速読みました。
メガネのローテンション漫才師「駅徒歩5分」小峰はあまり感情を出さないし言葉にもしないからわかりにくい奴と周りに思われてる。
でもね、先輩売れっ子漫才師「他人の不幸」飯田に対しては強火オタ…

4

オンリー・トーク コミック

一穂ミチ  志村貴子 

最っ高のクーデレ受けの”熱”に痺れる

はー…一穂ミチ先生の世界観×個人的に大好きなお笑いの世界。

これが最高にならないわけはない!!と思って期待したとおり、
いや、それ以上を軽々更新してくる良さでした…胸熱…!
タイトルも作中のコンビの言葉と掛けられていて最高。

レビュータイトルにも書いたのですが、
クーデレ受け・「駅徒歩5分」(←この語感のいいコンビ名も最高✨)の
小峰くんの内心が滾る様子、ふつふつとわく恋心の描…

2

オンリー・トーク コミック

一穂ミチ  志村貴子 

とても贅沢なよみもの

一穂ミチ先生の小説も
志村貴子先生の漫画も大好きでどうしよう。
読むのがものすごく楽しみでした。
読み始めて一穂先生の文章がそのまま作画として描き出されているのを感じ、興奮しました。
小説では長く文章に「できる」ところを
一コマで漫画でしかあらわせない表現にするのはとても難儀な事だと思うのですが。
登場人物が数コマで明確に描かれ、それぞれに面白いです。コンビ名や掛け合いも秀逸でさすが一…

1

オンリー・トーク コミック

一穂ミチ  志村貴子 

No Title

一穂先生のお仕事BL最高でした‥!
志村先生の空気感とすごくマッチしてて
2人の間で大事件が起きるわけではないけど
仕事を絡めつつ、だんだん距離が縮まってくる感じ、特に雨のシーンは悶えました〜
大好きな作品になりました。
奇跡のタッグに大感謝です‥

3

イエスかノーか半分か 1 コミック

ユキムラ  一穂ミチ 

お仕事BLの名作です!

原作を積読したままコミカライズを先に読んでしまいました。

はっきり言って名作です。さすが一穂ミチ先生。
原作絵のイメージも強かったのですが、ユキムラ先生の絵が綺麗で可愛くて、違和感なく読めました。

イケメンで真面目、清潔で温厚な人気アナウンサー・国江田計には別の顔があった。実はプライベートは全く真逆で口が悪く態度も最悪。普段着は着古したジャージに眼鏡とマスク。でも、その姿を知っている…

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ハートの問題 小説

一穂ミチ  三池ろむこ 

しっかりドラマはある

サンと要の関係だけを見れば
あまり難しくなく進んでいく恋のお話、という
感じでしたが。
要の隣人とのやり取りがものすごく危なかったり
要が後ろ向きな性格になった理由含めた過去が重たかったりして、メリハリのついた展開となっていました。

要が長年抱え続けてきた誰もわかってあげられない悩みや葛藤には
苦しくなりつつも引き込まれる部分があり、
一つひとつのエピソードにはしっかりドラマがあ…

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オンリー・トーク コミック

一穂ミチ  志村貴子 

憧れか興味か、それとも恋か

一穂先生の業界の話、やっぱ好きだわー

アナウンス業界をモチーフとした名作と名高いあの作品もそうだけど、今作のお笑いモチーフのもすごい。主人公2人のBLの進捗状況とは別に、彼らが身を置くお笑い業界の裏の世界が細やかに描写されています。
お笑いに対するコンビ間の情熱の温度差や、ネタ作りや賞レースへの向き合い方、シビアな実力の世界が垣間見えたりと、たくさんの人を明るく元気にさせるお笑いの世界の光…

7

街の灯ひとつ 小説

一穂ミチ  穂波ゆきね 

ヒカリ

同窓会で再会して関係が始まっていく、
その部分だけ見るとよくあるストーリーかな?
という感じですが。
片喰と初鹿野を繋ぐ過去のエピソードは
かなり苦しくて、
さらに片喰の初鹿野に対する想いも
思っていた以上に重たかったので
単なる再会モノとして片付けられないほどに
濃密な展開だったなと思います。

そして。
片喰の人物像をどう捉えるかによっても
だいぶ印象が違うお話になるな…

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オールトの雲 小説

一穂ミチ  木下けい子 

BLの枠に収まりきれない

 受けの太陽が5才のときに、隣の家にお姫様みたいな美人な母親とハーフの息子の母子が引っ越してきます。そこからの幼馴染。流星の父親はアメリカ人で、両親はかけおちしてアメリカに行きましたが、離婚したため母子だけが日本に戻って来たという設定でした。母親の実家がかなり裕福らしく、かけおちしたけど母は祖父の遺産を受け継いでいるので、お金にはかなり余裕のある暮らしをしているようです。家も大きいし、母親が仕事を…

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