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一穂ミチ 山田2丁目
ぱるりろん
ネタバレ
画廊を経営している和楽が、仕事で訪れた高校で一対の絵画に出会い、惚れ込んだところからこの物語が始まります。描いたのは卒業生の足往群(あゆき・ぐん)。名前は突き止めたけれどそこからどうしても本人に辿れない。探して探して、その後偶然が偶然を呼び本人に遭遇、そこから群にとってはシンデレラストーリーが展開。和楽に見出され、住むところとアトリエが提供され、スケッチがすぐに売れ、美術館での鑑賞に和楽のレクチャ…
一穂ミチ 青石ももこ
ゆえりん
新聞社シリーズ、どれもいいのですがこれも再会もの。 25歳の時に知り合った二人が企業の内部告発者とスクープした新聞記者という立場になり、会ったことさえ隠さなくてはならなくなり、本当に連絡が途切れます。 そのまま時間が経って気にかかったまま、互いの仕事を続けて、17年後に再会することになるのですが、大人の男たちのお仕事小説でもあり恋愛小説でもあり。 現代もの社会人BLが好きな方に刺…
一穂ミチ 竹美家らら
hikaru97
BLの規制が厳しくなった2000年前半頃 とある出版社はBLから撤退しちゃうし、もう悲しくてBLから身を引きました。 離れていた間にこんなに面白い小説家さんが生まれていたとは!! 物語もキャラクターも全てが面白くて愛おしいです。 何回も読んでます。
高校時代に出会って、互いに気になりながら離れてしまって、大人になって仕事相手として再会。 このシチュエーションだけでも萌えますww しかも再会相手には恋人がいて、それが男らしくて、男でもいいのかよと、攻めが悶々としたり、受けが高校時代の憧れだった先輩に会えて、また気持ちが再燃したりするところが、とてもドキドキしました。 仕事上での付き合いで、互いに大人になっているところが、またいいで…
一穂ミチ 雨隠ギド
きゅあきゅあ
何もかもが好きでした、この作品。 地方都市の町工場の跡取り息子同士。 大きな事件が起きるわけでもなく、華やかな場面があるわけでもなく。 そんなBLなんて地味だと思うじゃないですか。 地味なんですよ、実際。 でもね、そこが良いんです。 町工場経営の現状だったり、田舎特有の人間関係だったり。 シビアな部分があるのですが、敢えてサラッと書くことで、読者に色々な意味での余白を残してい…
ユキムラ 一穂ミチ
あんバターパン
原作既読でこちらのコミカライズも読みました。原作の時と絵師さんが変わるので、イメージ的にどうなのかな?と思っていましたが、完全にイエスかノーか半分かの世界でした! 計は完全に計でしたね。国江田アナの顔(その割にしっかり内心毒舌)と、完全オフの気の抜けた計の顔、原作通りです。そして潮も計とは真逆で裏表のない真っ直ぐな感じが出ていて、こちらも原作通りのイメージでした。むしろ当たり前ですが原作より…
前巻「ふさいで」で付き合うようになってからの今作。 表題は「つないで」ですが、中の構成は「ひらいて」からの「つないで」です。ふさいで→ひらいて→つないでの流れがとてもいいな、と思ったのが第一印象でしたが、中を読んでもそれは裏切られませんでした。 設楽さん40代、栄さん30代だし、キャラクター的にもイチャイチャ甘々な展開になりにくい2人ですが、仕事柄ライバルが現れたり事故に巻き込まれたり…
ymz 一穂ミチ
Pigm666
分冊で読んでたにも関わらず紙本買ったのですが、値段高くて吃驚しました。 最近はこういうのをテーマにしていなくてもマスクをしている漫画多いので、今作が特別という感じも無くなりました。 収束したと思ったらまた感染者が増えるの繰り返しなので、もうパンデミック以前を思い出せなくなりつつあります。 個人的になりますが今回のコロナ流行で一番人生観が変わりました、幸い自分はそこまで生活に大きな…
komayu
表紙がとても目を引き気づいたら手に取っていました! このご時世に合わせた物語を見たのははじめてだったので凄く興味をそそられましたし、今この時に見れたからこそ沁みるものがありました。 出てくる人みんないい人だし優しくて何か嫌だなともやつくこともなく、心地よさに揺れながら読了しました。 優しくてあたたかな絵柄と丁寧な心理描写に大満足です!
一穂ミチ 穂波ゆきね
H3PO4
いやぁ、設定というか、こんなうっかりは無いでしょ。と思いつつ読み始めたら、初鹿野の気持ちの動きが自然で、なかなかそんなすぐに好きになれるわけもなく、でも自分をずっと想ってくれていた相手に嫌悪感ではなく情を感じつつあって。 高校の同級生だった初鹿野と片喰は、同窓会で再会し、関係を持つことになってしまった。 普通なら、そこで無かったことにして終わりなのに、初鹿野は何か思うところがあったんで…