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一穂ミチ 北上れん
satoki
フードスタイリスト見習いの知明の元に、ある日一本の電話がかかってきた。 叔母の夫だと名乗るその人物は、ぶっきらぼうに彼女の死を告げる。 墓参り代わりに訪ねた家で見た夫、慈雨は明るかった叔母とは対照的にどこか陰のある男だった。 同棲中の彼女に手ひどく裏切られたばかりだった知明は、酔った勢いで慈雨の家に置いてもらう約束をするのだが…… フードスタイリストの卵×天の邪鬼な翻訳家で甥×義理の叔…
一穂ミチ 竹美家らら
もこ
ネタバレ
読後、間が空いてしまったために、どんな話だったのか思い出せない・・ ということは、そんなにインパクトのある話ではなかったのか。 ここでの評価がすごく良い作品であり 早いうちに読んでみたいと思い続けてきた作品でありました。 しっとりと、ほかのBLにはない雰囲気を感じた。 思い出すべく、ページをめくって思う。 繰り返し読むことで味が出る作品なのだろうか。 昔は、同じ本をなんでも繰り返…
一穂ミチ 穂波ゆきね
雀影
「街の灯ひとつ」の関連作。 同じ本ダブり買いしちゃったかと心配になったけど、関連作にしては粗筋は「街の灯~」とは全然関係ないみたいだし、、、 ???と思って読んだら、前作で蚕飼っていた初鹿野の同僚のお話だったのね。 前作では脇キャラながら、なかなか変わった味付けの子だなあって、恋愛なんかしそうもない感じだったのに、そんな子が恋愛するときって、こうやって、まっすぐに恋に落ちるのね。 …
marun
とても惹かれるストーリーでした。 特別大きなトラブルや幸運が舞い込む 話ではないのですが、日常の一コマのようで でも、それが色んな場面でなるほどなと 思える事があったり小さな感動があったり、 受け様のちょっと変った個性的な性格で 一見すると誤解や反感を招きかねない 偏屈さんかと思えば一風変わった考え方が かなり共感出来たり、予想を裏切る行動があったり 攻め様も太陽みたいに明るい性…
一穂ミチ 雪広うたこ
クレタコ
半分まで上がるまでが楽しい観覧車、甕覗き色という薄い青、藍で染まった指先、気の良いマスターが道楽でやっている様な飲み屋からの帰り道の風景、遥の田舎での藍染作業工程、色んなキレイなカケラが作中に散りばめられていて、全体に流れるその空気感を楽しみました。 ストーリー的な事を言えば緩やか過ぎるのかもしれない、恋愛に落ちるのも、そして付き合っていた女性と別れるのも、全てが緩やかに進んで行きます。 …
元同級生に酔った弾みでうっかり頂かれてしまうお話。 導入部をこんな風にざっくり言っちゃうと身も蓋もないけどね。 このお話に出てくる片喰、実はかなりきもいストーカーです。 初鹿野にも何度となく「きもっ」って言われちゃうくらい。 片喰の方には、自分の性格的な問題や、お互いの家庭の事情などもあって、ただただ初鹿野を見ていることしかできなかった。 それはよくわかります。 初鹿野の誰に対…
茶鬼
今作は「街の灯~」の主人公・初鹿野の勤める研究所の歳は上だけど同期の研究員・築(きずき)のお話。 相手の名前は新(あらた)。互いの自己紹介をする場面で「新築だね」なんて発言が出て、この主人公の命名はひょっとして狙ってる?なんて思わずニヤリとしてしまう。 築は研究者らしく、理論的に物事を考える人のような気がする。 明るく社交的な家族に対して、自分は人づきあいが余り上手くなく、その家族とつい…
一穂ミチ 青石ももこ
時城
一穂さんは、雪よ→オールト→今回の作品と読んでいるのですが、他の方々のレビューに反して私はむしろ今までより更に文章が綺麗な印象を受けました。語尾を延ばす記号として「~」を使うのがちょっと苦手なので、今回はそれがなかったことも大きいように思いますが。 でも、もしかしたら読んだときの気分とか、ストーリーの影響かも知れません…^^; 広東語表記については、会話は私もほとんど訳文しか読んではいませ…
一穂ミチ 木下けい子
tamapin
前作を読んだどきはくせのある文章だな、と思いましたが、慣れてきました。 淡々と進む文章の中で、流星が泣くイラストにすごくグっときて、もらい泣きしそうに。 木下けい子先生の表紙もとても良かったです。 なつかしいような切ないいいお話でした。 この作家さん、無理にエッチシーンをくつけなくていいと思います。
一穂ミチ 小椋ムク
アラフォーのオジサンと、アラサーの青年のお話です。 しかし、いい年して二人とも、8年間何も無しのままってどうよ、、 8年ぶりにロンドン勤務から帰ってきた達生。 そこには、かつて一度だけ関係を持った男、和がいて・・・ お話は、達生視点で進みます。 上司として、かつて寝たことのある相手として、どう和に接していけばいいのかと揺れ動く達生の心情は、なんだかしみじみと、とってもよくわか…