total review:272089today:26
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
130/146(合計:1457件)
一穂ミチ 青石ももこ
marun
ネタバレ
病弱な妹が取り持つ縁なんですよね、でも取り持つ予定が両親を安心させる為に 攻め様の妹は受け様との結婚を決めてしまう。 受け様と攻め様の妹は子供の時から病弱で一緒に入院生活を過ごしたまさに同士 病気の辛さや弱さ、意地っ張り具合も全て理解しあえるような仲なんです。 妹を中心に受け様と攻め様も仲良くなって、いつも3人でいるのが当たり前に でも、受け様の心の中では叶わぬ思いの葛藤があったんですよ…
悠吏
…の、つっこみから、入りました。 期待して待っていた分。っていうか、タイトルの感じで is in youの関係?新聞記者、そうかーって思っていたから。気づくの遅かったんですけど。 まあ、なんていうか、救済措置というか、is in youも読み返したくなるような、そんな感じ まったくもって一束や先輩の名前は出てこないのですが、ニュアンスでね。 まさかの左の人が右に!!!!!!!!っていう。…
茶鬼
体の弱い十和子という妹を持つ兄の良時。 妹の入院先で知り合った隣のベッドにいた密。 この兄弟の三角関係は、ひょっとすると十和子を主人公にして、十和子目線で良時と密を見た展開になったとしても、充分に読ませる話になったと思われるものでした。 決して十和子が自己犠牲の元、密と結婚したのではなく、自分の望みとして彼と結婚してる。 密は、叶わぬ想いを義理の兄弟となることで絆をつないでおこうと考えたの…
一穂ミチ 竹美家らら
クレタコ
独自の世界観を持って書かれている作品。 マンガよりも小説の方が作者の世界観を出すのが難しいと思うんですよね、この作品では一穂さんという作家さん独自の世界観がよく出ていてまずその点を評価します。 そしてその世界観が読んでいて実に心地良い。 別に甘ったるい話ではないし、チクッと棘の刺さる様なエピソードも出てくるのだけれどそれら全体を大きく丸く包む世界観が読んでいて心地良い、そんな作品です。 …
一穂ミチ 三池ろむこ
あむり
一穂さんの作品らしい、文体ではないな~と思い読んでいましたが、 やはり、人物描写が一穂さんらしいと思わされてしまいました。 特に攻の性格 軽く見せかけて、ブレない芯のある人物です。 受は、子供のこと、芸能活動をしたことがあり、 「かわいい」頃から成長した今のことを 全く良く思えておらず、コンプレックスともとらえている 高校生。 攻は、そんな受と同じアパートフロアに住む人物で…
一穂ミチ 小椋ムク
一穂さんのきれいな文体と、小椋さんの絵がマッチしすぎです。 8年の再会ものです。 攻と受は8年前に、攻が一人旅した北海道で会っています。 自然な流れで、1度だけ関係をもったものの、 受をそのままホテルに、置き去りにしてしまった。 そして、8年後海外駐在から戻ったら、受が部下として 会社にいたというお話。 攻も40歳手前としての心の動きが面白い。 そして、受がどうして、知るは…
ofnotice
買って1ヶ月ぐらい忘れてました。 どうなんでしょう…好みが分かれる作品、ということになるのか、これ? 読み出したら、お!新しいな…BLに東野圭吾ばりのサイコ・サスペンスですか!?ワクワク ・・・と思った自分は甘かった。 読んでいるうちに自己の「存在理由」とは何かというのをジワッと感じるようになりまして、うわ、キモチワリー!(←褒め言葉)なんなんだこのカコイって加賀乙彦の「フランドルの冬…
ネザドワ
初めての一穂さん作品です。 「is in youは」受け視点、後半「is in me」は功視点です。 is in youは高校時代の一束の不安定さやこの時代特有のキラキラした感情にきゅんときました。帰国子女としての不安や体のこと、圭輔に対する気持ちなど一束の気持ちがすごく胸にしみこんできました。 だからこそなのか、13年後の話にきゅんとは出来なかったような。 一束の気持ちが分かりにくか…
東雲月虹
ミチさんには毎度毎度「まいりました」と言いたくなります。 ミチさんは高校生とか大学生とか位が一番書きやすいのかなって 勝手に思い込んでいました。 今までの作品は結構若い登場人物が多い気がしていたので。 ところが今作はガツンとおじさんです。 ちょっと度胆を抜かれました。 私はBLでのオヤジ好きですが、 まさかミチさんのオヤジを読めるとは…。幸せ。 年を重ねたからこその余裕とか…
前作から気になっていた栫ということで、読む気は満々で 買ったのですが、なんとなく、恐くて手を付けれなかったのですが、 やっと読めました。 前作からの世界観が生きていて、 純文学の小説を読んでいるような印象をうけます。 また、砂時計職人ということで、砂や砂時計により 世界観を表していることが、この心象を作り出してくれているのだと思います。 救いのある物語ではありませんでしたが、…