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一穂ミチ コウキ。
江名
ネタバレ
AK○48にどっぷりハマってる男の子が、 きれいでかわいいアイドルに夢中な男の子が、男を好きになることってあると思う? そんな発想からはじまったのかなぁ~と思うようなお話。 ベビーブロッサムという競争主義のアイドルグループのトップを走る、 久保田ほたる、こと「ほたるん」が大好きな「在宅」オタがこの本の主人公の侑史。 卒業できるギリギリの日数しか学校に行かない、半引きこもり。 そ…
一穂ミチ 雪広うたこ
snowblack
タイトルにある藍という深みのある色が、全編に濃く淡く漂うような、そんな物語。 日常的なことばのやり取りやちょっとした仕草や振る舞い、些細な感情が丁寧に掬い取られ 実は小さいけれどドラマティックな世界が展開されているのは、流石の一穂さん。 何でもない描写やセリフの一文一文が胸を打つ。 : 大学入学とほぼ同時に知り合った入江暁行と柘植遥は親友だ。 …
一穂ミチ 小椋ムク
あむり
どこかおとぎ話のような素敵なお話でした。 設定があまり得意なお話ではなかったので、 「ハマらないぞ!」と、天の邪鬼な気持ちがもくもくと持ちあがって、 物語に入り込むことを敢えて拒否していたのですが、 終盤で、引きづられてしまいました。 最後、ウルっとしてしまいました。 一穂さんのお話は、 その世界に2人しかいないような空気があるように感じます。 2人だけの世界観だからこそ、…
一穂ミチ 北上れん
晴々
私にとってちるちるさんでの初レビューであり、初読み作家さんである一穂ミチさん。 とにかく初めてづくしなので、お見苦しい点はどうかスルーでお願いします。 あと、お話の大筋は他のレビュアーさんのレビューでご確認ください。 まず、内容に関して。 仕込まれたたくさんの伏線とともに、主人公である知明と慈雨さん、そしてその周りにいる登場人物がキレイに繋がっていく様が、本当に気持ちいいくらいに清々し…
茶鬼
初めての他社からの小説出版。 一体どんな違いがあるんだろう?また違った一穂作品が見られるんだろうか? そんな期待で手に取った本。 切なげな展開、綺麗なイメージを湧き立てる言葉を使ったセリフ。 こうして思ったのは、この作者さんはストーリーは何も突飛でハラハラするような事件や何かはないのだけど、言葉のマジックでぐいぐいと引き込んでいく部分、それを改めて思ったのでした。 しかし、ここに登場…
一穂ミチ
『雪よ林檎の香のごとく』番外編同人誌。 春は別れの季節。 同人誌『ランデブー』を読むと桂が志緒の母校から転任していることが知れるのだが、 その転任を前にした早春のエピソード。 今や大学院生になっている志緒だが、少し時間が巻戻る… 二人が出会った高校を去る時… 早春の歌々を通じて桂の、志緒の、そして桂に恋した女子高生の想いが際立つ。 そして、珍しくストレートに嫉妬の感情を表…
『アイズオンリー』の番外編、3/3おひな祭りJガーデン無料配布本。 『ブレスオンリー』。 付き合い始めて少ししてからの二人。 縁に訓の結婚祝いのプレゼントを一緒に見立てて欲しいと頼まれ、待ち合わせをする数真。 しかし間の悪いことに、数真は風邪をひいて喉を枯らしてしまう。 他の人と違って、縁にとって声は他者を識別する非常に大きな要素だ。 これは大丈夫だろうか?と、自分の服装を写メ…
一穂ミチ 竹美家らら
志緒、大学4年生の夏休み。 彼は家族とともに沖縄に旅行に来ている。 本編で生まれた妹美夏も、もう来年は学校に上がる年齢だ。 偶然職場の親睦旅行が同じ時期の沖縄に重なった桂と、南の島で一日だけのランデブー。 離島の空港に迎えにくる志緒、降り立つ桂。 家族が出払った明るい昼間のコテージで抱き合った後は… 桂が「珊瑚の骨を踏んでいるようで申し訳ない」というシーンが好き。 志緒の研ぎ…
『雪よ林檎の香のごとく』の番外編同人誌。 本編(後半部)の中でちょっと出て来た教え子たちの同窓会に出席した桂は、栫と会う。 相も変わらずな栫。(申し添えると彼は、後にmeet,againで主役を張ります。) 昔の桂を、 「上っ面で生きていこうとしている感じがすごくして、あの、悲惨な軽薄さをいいと思っていた」と 素知らぬ顔で鋭く表現する彼は、本当は案外桂や志緒と近しいところにいる人なの…
あまり一般には馴染みのない特殊な障害を持っているため、 他人に興味を持たずに生きてきた28歳の主人公・縁(受け)と、 子供のころ全く目が見えなかったけれど、 手術により視力を得た、縁より2つ年下の数真(攻め)。 このふたりの、再会の物語。 まだ、小学生1年生と3年生だった頃のふたり、 全盲の「かず」に本を読み聞かせた「ゆかりちゃん」の話が、間に語られます。 この「かず」が賢く…