一穂ミチさんのレビュー一覧

窓の灯とおく 小説

一穂ミチ  穂波ゆきね 

攻が受を気に入った理由が分かりにくい。

すみません。
全く萌えられませんでした。
すべからく個人的な趣味の問題なので、作者さんを否定するわけでは当然ないですし、むしろ感性の鋭い、文章力の高い作家さんだなと思っているのですが。

全体的に、大きな事件がおこるわけでもない、エロ度も低めな、ゆったりと恋愛を進めていくお話。
穂波ゆきねさんが好きなので、挿絵を描いている本はつい買ってしまう傾向にあるのですが、たいがいがこういったスロー…

2

Please,Mr.lostman 小説

一穂ミチ 

栫の壊れ具合なんて、これに比べればかわいいいものだ。 by嵐

                 ↑
    「これ」っていうのは、古事記に出てくる神様達の破天荒ぶり。

『meet,again』番外編。その後の二人です。

この話を、作者の言う通り「普通にいちゃついている」と言ってよいものかどうかは、
かなり迷うのだが(笑) まぁ栫だからなー、十分これで普通かなぁ~ 
いや〜、一穂さん上手いな〜

うーん、相変わらず変な奴だし悪趣味な奴な…

8

ステノグラフィカ 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

機械化の波に呑まれて消えていく職業

is in you、off you go、そしてステノグラフィカと三作続けて読みました。
なんか、もうどっぷりこの世界観にハマってしまいました!
一穂ミチ先生の本は他にも何冊も読んでますが、
このシリーズが一番好きです。

私は「国会速記者」という仕事は全く知りませんでした。
国会中継自体、見る事無かったですし。
でも読んでると、なんとなく国会に興味も湧いてくるし、
議事堂にも行っ…

11

さみしさのレシピ 小説

一穂ミチ  北上れん 

番をみつけた さみしい逆巻のカタツムリ

涼しくなって雨が続いているので、このレビューを書く気分になりました。
思いつくままさみだれのように。

まず文句から。
表紙を見た時に、学生の話かと思いましたよー。
北上さんの絵は好きなんだけれど、そこはちょっとあれ?って感じ。

一穂作品、ほぼ出版順に読んでいるのですが、
この作品の慈雨という人物は、林檎の志緒くんに次いで
キャラクターに入れこんだ人物になりました。
(慈雨の…

9

ムーンライトマイル 小説

一穂ミチ  木下けい子 

スピンオフ

スピンオフ作品って、どうしても気になってしまいますよね。
しかも、今回は「オールトの雲」のスピンオフ!
これは、逃せません(笑)

一穂さんの作品は、独特ですね。
その独特さが、皆さんに好かれる要因だと感じます。
こうやって、文字に透明感があるものを描ける作者さんというのは、
このBL界では貴重だと思っています。

大体のストーリーは皆さんお書きいただいているので、割愛させていた…

4

Don't touch me 小説

一穂ミチ  高久尚子 

お~~そ~~い~~

あの~ もうちょっと マキでお願いします!!
後ろつかえているんで。
すみません・・・・・。
あ~~~~のろい展開ですな。
ジリジリ流れていきますよ~。
事件もなんにも 無い!!ゲッゲッ ゲゲゲのゲーッ。
鬼太郎クンが 頭をよぎっていかれました。
「オイ! 鬼太郎!」ちょっと 目玉オヤジもきたよっ!
ダメだったなあ。
潔癖症ですか・・・・。
好きな人に触れてよかったですね。

1

off you go 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

切ない三角関係

良時と密は小学5年の時に、密と十和子の入院先の病院で出会います。
それ以来3人は幼馴染となるのですが、
家が近所でも学校が同じでもない3人は、
密と十和子が同じ病室で数カ月共に闘病生活を送った、というただそれだけの繋がり。

だけど、出会った時から良時と密はお互いに特別な存在でした。
自覚はなかったけど・・・
いや、密は自分の気持に気付いていたのかもしれません。
密が退院する前、

13

is in you 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

幸せな再会

香港からの帰国子女の一束は、
日本語をしゃべる事が心細く不安で、他人と殆ど交流を持っていなかった。
しかし、隠れ家にしていた旧校舎で2年先輩の圭輔と出会い、
「俺としゃべろう、これからたくさん。」と、2人の時間を持つようになります。

この高校時代が、ものすごく繊細で静かで、ほんとに良いです。
2人にとって、何よりもやさしい時間だったんだろうと思います。
そして2人が自然と惹かれあっ…

10

ムーンライトマイル 小説

一穂ミチ  木下けい子 

評価にかなり迷いました…!

神か萌×2か。
相変わらず、作品全体がいちいち私の心の琴線に触れて
レビューするのも時間がかかったくらいです;

前半の『ムーンライトマイル』は、
大地が、初っ端からちょっと感情移入出来辛そうな攻めだなぁと思いました。
下半身の緩い男は好かんw
男はそういうもんだと言われればそうかもしれないけど、
出来ればBLでは…っていう序盤の感想。
しかし、もちろんそんな主人公では終わらせま…

9

ムーンライトマイル 小説

一穂ミチ  木下けい子 

いつから好きになっていたんだろう

アップダウンの少ない恋愛模様なのに、何故か優しさの残る後味がする作品。
やっぱりこの作家さんの感性の賜物なんだろうと思います。
内容的には、根っからの女好きで、その日だけの関係なんてざらにしてるような
年下でやんちゃな何故か憎めない攻め様と、幼なじみに長い間片思いしていて
見た目子供なんだけど、仕事には熱心で勤勉な受け様との年の差カップルのお話。

今まで自分の周りにはいなかった受け様…

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