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10/12(合計:115件)
木原音瀬 車折まゆ
トモナ
ネタバレ
その場のノリで、ゲイ雑誌に載っていた文通相手募集にでたらめな手紙を書いた高校生の浩一と、過去の実らなかった片想いを引きずって臆病になっている高校教師高橋の物語です。 女の子が好きなくせに、ゲイのふりをして手紙を書き、なりゆきとはいえ女の子と一緒にその相手を盗み見しようとした浩一はかなりしょうもない奴です。 心底悪い奴ではなくて、ちゃんと断ろうと思いながら、でも相手が自分に会って喜んでいるのを見…
トオコ
どうも主役の二人は好きになれません。 なので柿本くんについて語ります。 里見の幼なじみ・柿本は、友達思いのまっとうな人ですね。 要領が良さそうに見えるのに、優しさが裏目に出ています。 友達が男と結ばれることなど望んでいないのに、要所要所でキューピッド役になってしまいました。 里見は柿本の言葉で電話をかけたり、柿本の言葉で気持ちが揺らいだり。 別れた二人を密室に閉じ込めて、復縁の…
花の名前
表題作と続編はそれまでいくつかの木原さんの作品を読んでいる 私にとって、とても甘く感じられる作品でした。 しかし、甘いといってもそこは木原さんなのでビターに感じる部分もあり。 木原さんの書かれるキャラクターの100%の善人ではない部分に 魅力があるのだと思います。 今回も枠にはまりそうではまらないキャラクターばかりでした。 音楽室での出来事の熱さにやや驚きつつも(笑)、 種類の違う子…
西門 車折まゆ
haruko4869
攻・高岡烈(28) 覆面ミュージシャン 受・田中優哉(26) 旅行代理店勤務 幼馴染でお隣さん。 高校生の頃、烈が男友達(小島)とベッドの上でキスをしているところを見てしまいます。 烈は「小島は恋人じゃない」と言いますが関係は否定しない。 自分の烈に対する気持ちを自覚し、同時に失恋してしまった優哉。 以来、自分の気持ちを押し隠しています。 烈は覆面ミュージシャンの【R】です。…
むつこ
さすが木原音瀬さん、という一冊でした。 文通欄から始まる恋。 携帯電話がないので、連絡手段は家電のみ。 ノスタルジーに溢れたお話ですが、みなさまが書かれてる通り、古くささはまったく無いです。 むしろ、逆に新鮮さを感じながら読みました。 同じ学校のゲイの教師とノンケの生徒の恋です。 生徒の側がイタズラ半分で文通欄に手紙を出したことで、出会います。 最初から、お互いにたくさん嘘をついてます。 嘘だ…
パーシモンの住民
さすがルチル文庫(親会社のずさんな編集と比べるとしっかり仕事をしているという意味)と手放しにほめても誰も文句が言えません 眠る兎というタイトルに妙なデジャブを覚えつつも、一読して甘酸っぱい記憶がうっすらとですが、よみがえってくるようなものを感じました。 木原さんいわくデビュー作に近い作品。でも最新作と言っても通じてしまうしっかりとした描き方。だからといってデビュー作にありがちな肩肘張っ…
神江真凪 車折まゆ
てんてん
今回は満月の夜に女に変化する人魚の息子と 運送会社のアルバイトのお話です。 高校時代の同級生である二人の再会から恋人になるまで。 人魚は海に住む人ならざるモノ。 娘達は上半身が人間、下半身が魚の姿で海に住み、 子をなす繁殖期にのみ陸に上がります。 しかし 下半身も人間の姿で生まれる息子達は水中生活に適せず、 人間の中での生活を余儀なくされます。 攻様もそんな人魚の息子…
伊吹亜弓
男としては女をとっかえひっかえ、女としても男をもてあそび…司波はそんな生活を送っています。 女としての次のターゲットは… 冒頭で男から助けてくれた、高校時代のむかつく思い出の男・榊でした。 小学校から大学までエスカレーターである司波の学校に高校から入ってきた彼は、 当時誰にでも優等生の空気を振りまいていた司波の、その“仮面”を見破った唯一の男でした。 仲なんて良くない、喋った事もない…
ありぃ
生徒×教師というBLで定番のカップリングにもかかわらず、やはり木原先生の手にかかれば一筋縄ではいきません^^ ゲイ雑誌を介しての文通から始まって、残酷な遊び心が恋に変わる瞬間。 木原先生にしては痛いどころが激甘で、とっても幸せな、やさしい気持ちになりました。 高橋がとってもかわいい!COLDシリーズの藤島に近い感じ。 二人のいちゃつきを見せ付けられた親友の柿本が、ちょっぴりかわいそ…
かにゃこ
ふざけてゲイ雑誌の恋人募集欄に手紙を書いた高校生が 待ち合わせにやってきた年上の男に嘘をつく 年上の男は、自分の高校の教師なんだけどそいつも嘘をつく 二人とも嘘で、ガチガチに自分を固めて 恋をするんですよー。 そんで嘘が剥がれたときには、ズクズクに恋に堕ちてんのっ! また、どーしょーもない酷い攻めキターっ! って思いましたら、とっても愛しいお話でした。 酷い出会いを…