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17/30(合計:292件)
恋煩シビト
ポッチ
ネタバレ
作家買いです。明るいトーンに、美人さんの表紙。美しい! が、タイトルがね、リアル書店じゃ買いづらいよ…。 非常にシビトさんらしい1冊だったかな、と思います。短編集で5CPのお話が収録されています。 内容をざっくりと。ごめんなさい、ネタバレしてます。 表題作『俺とセックスしてください』 子どものころから母親の再婚相手の男(「父親」とは言いたくない)に性的虐待を受けて…
詩雪
好きな方はきっと好きな一冊だと思います。 表題作以外に4作品を収録。 「トラウマ(表題作)」・「オメガバース」・「怪談」・「心中」・「人外」がテーマの作品が含まれます。切ない感情が描かれ、ダーク・シリアス寄り。ラストはどれもまとまっていると思うのですが、続きが気になる終わり方ばかりでしょうか。あとがきにて、機会があればもう少し掘り下げて描きたいと思う作品がいくつかある...とお話されていま…
コマちゃんA
シビト先生の新刊出る!絶対買う! しかも初のオメガバースらしいと言う情報のみで即買い。 よく説明読めばよかった〜短編集でした。 しかも表題の作品(表紙の主人公)はオメガバースじゃないお話でした。2話目がのみがオメガです。 いつも通りの少しシリアスな短編もよかったですが、ん〜、全編オメガにしてもよかったのではと思ってしまいました。
kissweiss
「溺れる」が大好きなので、恋煩先生の今作も読んでみたが、ストーリーに入ることがでなかった。受けと弟ともう一人の攻めの3Pの話。受けと弟とももう一人の攻めとも、情があるより体の関係に流されているだけのように見える。
もっさり
恋情と友情、独占欲と性欲。 そんなキーワードが高校生という囲いの中でネットリサワヤカに描かれていました。 ノンケだけどお前のことは好きだとか、お前は俺のものだから友情の延長線上でセックスもして恋人同士になるとか、ってのはBLでよくある話だけどいつもそんな簡単な話ではなくて。 独占欲なんて恋情でも友情でも抱く、性欲だって恋情でも友情でも抱く。 恋情と友情に明確な境目なんかないんだろうな。 …
ふばば
恋煩シビトさんの描く美しい男が好きだ。なにかこう秘密めいて、蛇のような男たち。 「シュガーダーク」は甘い男と苦い男を比べてどっちを選ぶ?という話ではない。 ハルの恋人は亜希生。亜希生はハルに執着して、時に殴ったり。 ハルも亜希生も根無し草で。 ある日ハルが出会う夏彦は、家業の和菓子屋を継ぐために修行をしている真っ当な男。亜希生とは正反対で、なんとなく惹かれ何度も会いに行きもう一歩で恋になり…
bonny
『バラ色の時代』スピンオフ。大和の息子、巽が主人公です。この作品を読み、作家さまの本懐が遂げられたかのように感じました。『バラ』のサイドストーリーというより、『バラ』を描くことでその下に眠っているテーマの根幹が浮き彫りになったというか…。そのテーマを描ききるためには、ヤクザという特殊な世界でなくてはならなかったということも。 先のレビューでみみみ。さまがご指摘されているように、わたしもこの作…
Krovopizza
シビトさんの初コミック。 絵柄や展開など、今のシビトさんの作品と比べまだ小慣れていない感がありますが、独特のエキセントリックな作風は当時から健在。 アンビバレンス、共依存といった大小の歪みを抱える人々を肯定するでも否定するでもなく、そのありのままの姿を描く冷めた視点に何とも言えないブラックな魅力を感じます。 表題作は、祖父を見守る美形の幽霊(攻め)に子どもの頃から片想いしている青年(…
KRAFT
仲良し四人組の一人、次郎に彼女ができてから、四人のバランスが崩れてしまいました。 ハチは馳男が好き 馳男は次郎が好き 次郎は彼女が好き と、危うい関係。 仲間の一人、脇田は…特に何もありませんでした。 途中、次郎は彼女より馳男の方が好きだということに気づいたんじゃ…と思われるシーンがあったのですが、それは親友としての好きでした。(残念!) 陰ながら次郎を想う馳男が最後まで可哀…
ayaayac
『バラ色の時代』は登場人物たちの心情が丹念にトレースされていて、見開き・大コマを使ったシーンは映画みたいで余韻が残りました。 今作は『バラ色の時代』ヤクザ組長・大和から組を譲られた子供たちの話。 長男の巽は組を背負わなきゃならないのに、覚悟が決められず逃げている時に辰吾と出会い、優しく愛してくれる辰吾に溺れる。 でも辰吾は愛する相手に酷くしたい性癖があり、巽はDV・輪姦されまた逃げるよう…