松尾マアタさんのレビュー一覧

in the cafe グッズ

小冊子というよりも、単行本並みの分厚さ

もっと薄いものを想像してたら、厚さは12mmもあって、これは小冊子というよりも立派な単行本!
ZAKKさんによる表紙がこれまたオシャレ!いかにもBLって感じではないし、中身もエロ度が限りなく低い。(日野さん作品でアナルプラグ挿入したままカフェに来て…という描写があるくらい)
99%電子派なんですが、これなら所持してても家人にバレなさそうだと購入しました。

コミックス既読のものについて掲載…

13

Chocolat bunko After Story collection vol.1 グッズ

番外編13作品

アフターストーリーコレクションというだけあって、文庫の「その後」である番外編13作品でした。いずれも幸せそうで良いな!って思いました。

浅見茉莉『星模様恋模様』より「引っ越し騒動」
彰史の部屋に、引っ越しに来た垰。コンドームを発見して浮気を疑い…。

伊郷ルウ『愛してはいけない』より「今日も愛してる」
休日くらいは料理をしようと思い立ったけれど…甘い休日の一日。

石原ひな子『狼…

2

あやまちは紳士の嗜み コミック

松尾マアタ 

嘘つき同士の行き着く先は

『嘘つきは紳士のはじまり』の続編が、前作から7年の歳月を経てついに単行本化。

最終話がOPERA vol.47(2014年10月刊)に掲載されて以来音沙汰なしだったので、遂に単行本化され嬉しい限りです。
ちなみにこの最終話、単行本化にあたりほぼ全ページ改稿されています(後述)。

あらすじ:
上流階級出身で妻子持ちのポール・トーマス・ハスキンス教授(攻め・表紙右)と関係を持ってしまっ…

20

恋に努力は不可欠です「アナタの見ている向こう側」番外編 グッズ

早く目覚めた朝に

本品は『アナタの見ている向こう側』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、お泊りした翌日、
先に目覚めた宮本が朝食を作るお話です。

恋人の部屋に泊まった翌日。

宮本が目覚めるとまだ部屋は暗く
隣では昨夜自分を好き勝手にした男が
寝息を立てていました。

彫りが深い顔立ちはいつも厳しい表情で
もっと笑えばいいのにと
関東の口の端を持ち上げてみますが
作った…

2

安上がりでもいいよね「アナタの見ている向こう側」番外編 グッズ

一筋縄ではいかない男

本品は『アナタの見ている向こう側』の
アマゾン限定特典ペーパーですです。

本編後、宮本が関東に
買い物デートに誘われるお話です。

明日の休み、
暇だったら一緒に買い物に行こう

宮本の恋人・関東は
カフェのオーナーシェフですが
無口で愛想がない男です。

彼の店は宮本の会社の近くなので
食事をしに行けばいつも会えるし
帰りに立ち寄ればそのままお持ち帰り♡

2

恋は甘くない? 小説

月村奎  松尾マアタ 

許容範囲内

月村本の積ん読消化中。
いつにもまして典型的な月村テンプレだったんですが、これはそこそこ楽しく読めました。
グルグル後ろ向きなネガティブ受けでしたが、まだ学生、十代だったし、ノーといえないじぶんがわるいと自覚しているところが許容できたのかも。振り回されている攻めは、ちょっとかわいそうでした。ふくよかな脇キャラがかわいかったのもよかった。

イラストは好みの絵柄ではなかったし、口絵カラーの横…

2

嘘つきは紳士のはじまり コミック

松尾マアタ 

ようやく続きが

新刊がなんと7年ぶり!の8/31に発売すると知り喜びついでに読み返しました。(電子派だから読むのはもっと先になるけど…operaさん遅めなのがツライ)

海外が舞台の設定にマアタさんの絵柄とくればそれはもうイメージぴったりで、この時点で個人的に満足度100%と言ってもいいくらいです♪

ストーリーは言ってみれば不倫の話なんですけどそんな後ろ暗い言葉のイメージとはかけ離れたオシャレで軽妙な読…

2

恋は甘くない? 小説

月村奎  松尾マアタ 

さちこはバナナ食べられました(笑)

可愛いお話でした。
あらすじ無しで、ざっくり感想を…。

NOと言えない受けの睦月は、その優柔不断のあまりイラっとするところがあったんだけど、天然っぷりが可愛くもありました。
でも天然といえば、攻めの川久保もなかなかだと思います。
発端のあの睦月の「友達から」発言は確かに勘違いしてしまいそうだけど、あれでもう付き合ってる事になってたなんて…!
ある意味ポジティブ。ネガテイブな睦月と足し…

2

オールモスト・パラダイス コミック

松尾マアタ 

北海道出身の作家さんならではの感性

表題作【オールモスト・パラダイス】
北海道の日本海側に面した小さな町に住む中学生と、東京からやってきた美術教師とのお話。

この作品で一番いいなと思うのは、北海道出身の作家さんならではの感性、感覚が作品の中に現れているところです。
主人公(攻め)が「東京に来て初めて日本はアジアなんだと実感した」と感じるところがあって、これを読んだ時に作家さんは北海道出身の方に違いないと確信しました。
(…

3

恋は甘くない? 小説

月村奎  松尾マアタ 

普通の子が誠実に頑張っていると泣けてくる(歳のせい?)

電子書籍で読了。挿絵あり(個人的には電子でも綺麗に再現されていると思いました)。

表題作と、サークルの先輩がお話の主旋律を引っ張る、二つのお話で構成されています。

まったくもって個人的な話ですが、私は「どうせ自分なんて……」という科白が嫌いです。と言いつつ、自分でも度々口にすることがあるのですが、言った後は前以上に落ち込みます。
このお話の中で、小嶋くんもこの手の科白を何度も心の中で…

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