松尾マアタさんのレビュー一覧

隣りにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

言葉は大事

遠くにいる人、の続編です。
冴えない佐倉と、創業者一族の小田島。

今回は、小田島にお見合い騒動が勃発。自分に自信がなくて超が付くネガティブ思考の佐倉は「自分が我慢する、自分が引く」ということを小田島に言います。でも小田島の気持ちはとっくに佐倉に向いていているのに、そう言うことを言われることに寂しさを感じてしまいます。
あまりにも自虐的な佐倉にゴウを煮やした小田島はとうとう本当に自分のこと…

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遠くにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

傲慢な攻めと自己肯定感のない受け

なんとも、この攻めの小田島はなんて傲慢な男なんだろうと思いましたよ。
でも、単なる傲慢ってよりは、そう言う環境にいたからなのかも知れませんね。同族企業で副工場長。
本社から工場へ来たけれど、やっぱりそりゃお金持ってて生活圏も違う人なんですよ。対して受けの佐倉は、見た目もイマイチ、高卒で塗装作業をずっとしていて、元カレに持ち逃げされたり、挙句の果てにはDV野郎に寮に軟禁されるとか。。。
幸薄す…

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「あやまちは紳士の嗜み」Renta!限定おまけ漫画 グッズ

マテリアルボーイはダイヤモンドより自転車だろ?

「あやまちは紳士の嗜み」Renta!限定おまけ漫画となります。
4p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓



元々は、アニメイトのイベントである「アニメイトガールズフェスティバル(AGF)」会場での、限定本寄稿漫画だったようです。
今回はRenta!の限定おまけとして2017年に配信。
また、2022年の「ミッドナイトベルボーイ松尾マアタ短編集」の中の1編として収録されてい…

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ミッドナイト・ベルボーイ 松尾マアタ 短編集 コミック

松尾マアタ 

幸せ100パーセント!じゃないけれど

松尾マアタ先生の初期短編集。

「Midnight Bellboy」2006
ベルリンのホテルで、有名モデルのワンナイト遊びに付き合わされてしまったベルボーイ。書いている小説も評価されないし…
でも状況は思ってるほど最悪ではなさそう⁉︎

「So Serious」2008
テロリスト集団に監禁されている青年のストックホルムシンドローム?
優しすぎるテロリストの別れの言葉はLOVE。…

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あやまちは紳士の嗜み コミック

松尾マアタ 

理屈じゃないから

隠れゲイの教授x翻弄され学生、の続編。
私は続けて読んだけど、実際は7年越しの発表です。

真意のつかみどころのない教授に惹かれていることを認めたくないジョナサンだけど。
今回ジョナサンに新しい出会いが⁉︎
気も合って年相応に話し合えるお相手だったけど…
この男の子もさ…
多分本当にジョナサンが好きだったんだと思う。でも方法とタイミングが違っちゃってたのかな…ご縁がなかったというか。…

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嘘つきは紳士のはじまり コミック

松尾マアタ 

憎たらしくて。心憎くて。

恋愛の駆け引きがいっぱいの洒落た作品。

主人公は、シニカルな雰囲気の学生・ジョナサン。
はじめはジョナサンが強気な感じで始まる。
でもすぐに…
これね、私このお相手のハスキンス教授。すごくキライ!
いえね?マンガの登場人物なんだからいいんですよ?どうでも。
でもそれにしても、いちいち「えー……、」って言いたいの。
ジョナサンの相手としては随分年上ではあるけれど、ルックスはそこそこ…

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秘密の猫耳レストラン書き下ろし小冊子 グッズ

可愛い~

本編終了後のお話。

恋人同士になってからも、お互いの拠点が離れており
それぞれの仕事の都合上、透也のレストランの定休日の日曜日以外の夜はほぼ会えない二人。
でも土曜日の今日、機内食を手掛けることになった透也と先方の打ち合わせがあり
お店を休みにした透也が打ち合わせが終わったら、仙堂の家で待っていることになっており、家路を急ぐ仙堂。
そんな仙堂が家に帰って見た光景はー…。


圭…

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秘密の猫耳レストラン 小説

浅見茉莉  松尾マアタ 

出会えてよかったね

山奥にあるレストランの店主の透也。
彼は普段は人として生きているのですが、
実は猫種でロシアンブルーに似た姿をしています。
そんな獣人の透也と、実業家の仙堂との恋のお話です。

最初、仙堂がツンツンした堅苦しい人だから
好きな攻めじゃないかもしれない…!って思ってたんですけど
読めば読むほど強引な強気攻めで、イイ…!ってなりました(*´▽`*)

透也が晃司から嫌がらせをされた時…

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秘密の猫耳レストラン 小説

浅見茉莉  松尾マアタ 

魅力的な料理名を読むのが楽しかった

小さなレストランを中心に繰り広げられるもふもふファンタジー。魅力的な料理名が大量に出てきて、想像しながら読むのが楽しかった。
ストーリーは気になる点はありつつ面白かったが、途中を読み飛ばした?と疑いたくなる曖昧なきっかけと急な展開でくっつき、一番良いところで置いてけぼりにされてしまった。

猫種の秘密を守るため、辺鄙な土地で小さなレストランを一人で営む透也。仕事関係以外の人との絡みがほぼ描か…

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Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

荒治療すぎて残念

kindle unlimitedにて
エリート街道を進みながらも合わない営業職に痩せ細り人との接触に嫌悪する受けと、地元喫茶店勤めの攻めの話。
「きみはまだ恋を知らない」同様性嫌悪を持つ人が、どんな風に癒され、立ち直り生きるのかが知りたかったのですが、こちらも同様にそこが疎かにされがちで残念でした…
触れられるだけで反応してしまうのに告白してすぐグイッと腕をつかみ、衣服を脱いでetc即物的と…

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