松尾マアタさんのレビュー一覧

オールモスト・パラダイス コミック

松尾マアタ 

胸の奥の熱がじわり

初・松尾マアタさん。
こちらでオススメして頂き、ようやく手元に届いたので早速開いてみました。

表紙を見た時、何となくわたせせいぞうさんを思い出しました。
画が似てるとかというより、雰囲気でしょうか。
わたせさんよりもっと色味を淡くして、空気を柔らかくしたような…
何より、白い床に二人で筆や刷毛を走らせるなんて、なんと素敵な事でしょうか。
やや暫く表紙の空気に見とれました。


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オールモスト・パラダイス コミック

松尾マアタ 

味わい深さを求めるならv

前作の『嘘つきは紳士のはじまり』ではストーリー展開はスキだったのですが、不倫とかハゲとか個人的に苦手な要素があったために「惜しいっ!」という印象が強い作家さんでした。
しかし今回は、前回のようなマイナー嗜好の要素はなく、全短編を通してすんなり読むことができました。
1作目で感じた通り、ストーリー展開やワードのチョイス、コマ割などはとても味があって、多くの作家がいる中で、十分個性として際立つもの…

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嘘つきは紳士のはじまり コミック

松尾マアタ 

頭皮が気になりすぎた…

ファンタジーじゃない外国モノがスキなので購入。
作家さん独特の雰囲気がある作風で、簡単に予想できないストーリー展開やキャラの心情の表し方などがステキです。
ただ、不倫やハゲなど個人的に苦手な要素があったので、どうしてもプレイボーイな教授が好きになれず、残念でした。
いろんな形の愛が世の中にはあって、事情もそれぞれで、だから不倫という不貞行為がゆるせない!ってわけじゃないんです。
創作の上で…

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「見守る男」 遠くにいる人番外編ペーパー グッズ

三津ナイス!

三津視点で、「そばにいる人」の後日談ですね。いや~これは良かった!
小田島の嫉妬深さと三津への態度の変わりように笑ってしまう。あれだけアプローチしてた三津に「婚期逃すよ」とか(笑)
治樹との時間を邪魔されたあの電話の事を根に持っている様子。
とりあえず、二人はラブラブしているようで安心です。

あと3人で食事をすることを素直に喜ぶ治樹が可愛い。この天然さんめ!
デートを邪魔されて苛つく…

0

遠くにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

傲慢攻めにイライラ!

最初から最後までずっとやきもきしっ放し。小田島の傲慢っぷりには呆れてしまいました。だからこそ、治樹の態度が一変してからの小田島が焦燥している様子にはガッツポーズ。ざまあみろという感じでした(笑)

表題作「遠くにいる人」…治樹が可哀想で何度も涙してしまいました。美人な幼馴染の三津が登場した時点で大体先の展開は予想がついていたのですが、想像以上に辛かったです。
三津と小田島の会話を聞いてしまい…

3

嘘つきは紳士のはじまり コミック

松尾マアタ 

ハゲおっさん萌え

ハゲ・スーツ・おっさん・教授。
いいですねえ。
表紙を一目惚れで買いました。
教授はバイなんですよ。
ついでに妻・子どもありです。
たくさんの男達とあそんでいるらしく どこへ行っても彼氏っぽい男に当たる。
もてるのでしょう。
口も相当うまいしね。
気になった医学生の弱みに付け込んでいくのがタラシだなあ。
この2人 なんだかサバサバしているのです。
恋愛ではないのかな??
単な…

0

オールモスト・パラダイス コミック

松尾マアタ 

美術の先生

松尾マアタ先生といえば 
セクシーなハゲてるおっさんを描かせると世界で1番です。(勝手に)
この話はハゲてる人出て来ません・・・。
話の感想。
美術の先生(受け)と中学生だった攻めが最初の出会いです。
ただ 絵をいっしょに描いていただけなのに。
ウワサになり 先生が責任を取り去ってゆく。
それから 数年後。
再会物語です。
久しぶりに二人が出会う場面が素晴らしいです。
お互いの…

3

遠くにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

出た!ブサイク

哀愁ただよう表紙に釣られて買ってしまいました。
いいよねえ。夕日をバックになんて。
松尾マアタ先生のイラストが 本の中身を表わしています。
セツナイ恋の話でした。
デビュー作品だそうで 凄い人が出てきましたよ。
この方 今後チェック入れます。
地味で細いブサイク受けがいい味だしています。
守ってあげたくなりますよね。友人の三津のように。
こんな子にかぎって 最悪な恋愛になっちゃうの…

3

嘘つきは紳士のはじまり コミック

松尾マアタ 

まさに“ラブ・アフェア”

初めてより、何度も繰り返し読んだ時の方が
どんどん駆け引きの面白さと
お互い好きの気持ちが加速していく様子に萌えます!!

たらしな教授の切ない過去の恋も
医学生・ジョナサンの精一杯の抵抗もいとおしい。
倫理観とかじゃない愛もあるんですよね。

じっくり味わえて読後もベッタリしていません。
ただ甘い教授×医学生のラブストーリーではなく、どこか飄々としているような。

個人的に…

1

嘘つきは紳士のはじまり コミック

松尾マアタ 

涙が・・・

攻めも受けも難儀な性格をしている。
主人公である教授、ハスキンスは女性と結婚して娘を授かりつつも、
不特定多数の男と関係を持つ隠れゲイ。
ジョナサンの頑なさを前にどう落とすのだろう、と思っていたのだけど
こういうラストを迎えるとは…ちょっと私がBL脳過ぎて読み終わった
あと呆然としてしまいました。とても悲しいけれど理解はできる。
ハスキンス教授は家庭を壊すつもりはないし、ジョナサンは自…

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