松尾マアタさんのレビュー一覧

嘘つきは紳士のはじまり コミック

松尾マアタ 

虚しくも甘い共犯者。

見ようによっては犯罪者みたいな写真写りの表紙。
ふたりとも悪いヤツで共犯者です。

医学生のジョナサンは大学の付属病院から盗んだ薬を他の学部の生徒に横流しをしていたのを教授のポールに見つかり、教授は黙っている代わりにジョナサンの身体を要求する…という、いわゆる『脅迫』から始まったふたりです。

ジョナサンはベッドを共にした後、ジョークで仕返しをした上で口止めを念押ししますが、これは彼がスレているゆ…

4

隣りにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

その後のお話。

付き合い始めてしばらく経つのですが
いまだになれない治樹。
小田島からの愛情表現も態度ももらってるのですが
いかんせん今までいい恋愛をしてきていないのでどうしても一歩引いた状態。
そんな時、会社に女性といる小田島を見てしまう。
同僚にその女性と見合いをしていたと聞き(するじゃないの、既にしてたのよ!!)
余計に気持ちが解らなくなり…

が、その夜すぐに小田島からその見合いの経緯を聞…

4

隣りにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

恋情の前では誰もが臆病。

『それくらいで嫌いになったりしないよ。』…と治樹に伝えたい。

【隣りにいる人】
前作で小田島(攻)と付き合うようになった佐倉治樹(受)は幸せの中にも拭いさることのできない不安を抱いている。

それは小田島への不信ではなく自分への劣等感から生まれる不安。

前作で綴られた治樹のダメ男引き率を考えると無理からぬことなんですが。

受け容れられる喜びを知ることはできたのに同じことを小田島が感じるとは思…

4

隣りにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

ネガティブ受け様再来

「遠くにいる人」の続編、恋人同士になって1年過ぎている時期の内容ですが、
受け様のネガティブぶりは健在で、やっぱりこの受け様苦手かも知れないと感じます。
付き合って1年過ぎても付き合っている感じがしない、相手に嫌われたくなくて
相手の都合のいいように振る舞おうとする、一見健気に見えるけど、
実は相手の事を考えているようで、自分の事を守るのに必死な気がしてしまう。

そんな受け様が1年過…

3

隣りにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

もっと欲張りになっていいんだよ

苦しい片想いのネガティブ治樹が切なくて、思わず肩入れして涙を誘われてしまった前作『遠くにいる人』
それから、自分勝手だった小田島は一体どんな風に変化したんだろう?
ネガティブ治樹は小田島と恋人になったことでどんな変化をしたんだろう?
その後の彼等がとても気になっていたのですが、意外にも!治樹の親友・三津にもっていかれました。
決して主役的登場ではなかったのですが、いつも治樹のオカンのように…

6

隣りにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

隣にいるのは・・・・

治樹の魔性っぷりにヤラレました。そして三津の男前っぷりに感服と切なさに胸がキュンキュンしてなりません、臼井くんがなんとか救って欲しいものです。「隣にいる人」は小田島ではなく三津の事だと感じました。ハルとは兄弟の様に子供の頃から側で見守りながら兄弟以上の気持ちを持て余してる・・・・ハルがみっちゃんを羨望しながらも決して恋愛の対象にならない事を知っているだけに、ただただ見守りハルの幸せを考え行動してる…

9

隣りにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

中途半端・・・惜しい

惜しいなあ。萌え届かず。
もう一歩、私としては突っ込んで欲しかったです。
付き合っている主人公ふたりの揺れる気持ちがグダグダと中途半端で、読んでいて終わりに向けて、強引に話を持って行った感じがしました。
前作がとても面白かったので、期待し過ぎたのもあるのかもしれません。

三津クンのサイドストーリーも収録されていました。
自分の想っている本当の気持ちがはっきりと分かり戸惑う・・・遅いよ…

5

遠くにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

王子様とアヒルの子

遠くにいる人が、そばにいる人に変わるまでのお話です。

物語は海沿いの小さな町を舞台に、3人の人物を中心に静かに進行します。

容姿に自信がなく、酷い男とばかり付き合っている工場勤めの青年・治樹。
口調とスペックは王子様でも性格に難ありの上司・小田島。
治樹の幼馴染で美形で男前な青年・三津。

治樹は小田島のことが好きで、しかし面食いの小田島は三津に夢中で(三津はガン無視してますが…

3

アナタの見ている向こう側 小説

火崎勇  松尾マアタ 

大人の思春期恋愛

 グラフィックデザイナーの宮本は美人で俺様。
 見た目もよく、才能にも溢れた宮本は、向かうところ敵なしで、順風満帆の人生を送っていた。
 そんな宮本が、現在、とても気にしている相手がいる。
 それは、行きつけのカフェで感じる視線。
 しかもそれは宮本を見ている訳ではなく、宮本が今、一番かわいがっている後輩に向けられているのだった。
 その視線を放つ先は、このカフェのオーナーシェフ・関東。…

2

遠くにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

もどかしくてせつなくて…

海沿いの町の工場で働く治樹は、寂しがりでどこか抜けててスキだらけで、行きずりの男ともすぐに寝てしまうような部分もある…
ダメ男ばかり引き寄せてしまってロクでもない男とばかり付き合ってきた治樹は、自分に自信がないタイプ。

対して、攻の小田島は治樹が働く工場の副工場長で、同族経営の会社の経営者一族のひとり。
スマートに優しく積極的に治樹に近づいてきた小田島に、治樹はすぐ惹かれ始めるのですが、…

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