楠田雅紀さんのレビュー一覧

優しい鬼の封じ方 小説

楠田雅紀  北沢きょう 

初読み

素直な文章です。
お話の進み具合や、キャラクターの言動、ラストのまとまり具合なども、非常に素直ですので、想像はしやすいです。物足りないと思う方もいるのではないでしょうか。
それら総合して初心者向きかと思います。
気楽に読めて、でも後にはあんまり残らない感じです。

2

兄貴の恋人 小説

楠田雅紀 

読後感、スッキリ!

電子書籍で読了。挿絵有り。

初読み作家さんです。面白かった。『萌』評価なのは、面白かったのがBL部分では無いからなのですね。一騎と翔馬の兄弟関係がやたら萌え萌えしちゃったんです。そこに恋愛関係は全く無いのにも関わらず!
『男同士の恋愛を描くものであれば何でもあり』というBLジャンルって、時々こんな風な出会いがあるから楽しいよな-、と思います。
兄は寡黙、弟は歯に衣着せぬなのに、真意が伝わ…

1

優しい鬼の封じ方 小説

楠田雅紀  北沢きょう 

キスシーンが印象的

人外が大好きで、鬼の血を引く高校生というのに惹かれました。
んー、悪くはないかと思いますが、攻めの性格があまり好みでなかったのと、受けの真人にあまり鬼の要素がなかったので“萌”止まりでした。
攻めの仁龍は部活とかやってるわりに、先輩である真人にタメ口であんた呼ばわりしたり、高圧的でいつも真人に怒鳴りちらしている印象です。あと、高2にして経験豊富そうなのも、私としては萎えてしまいました。
受け…

3

兄貴の恋人 小説

楠田雅紀 

余裕のない年上溺愛攻めにやられました

好きでした。すっごく好きなお話でした。
硬派そうに見えて意外と押せ押せなお兄ちゃんの一樹も、
兄に超特大級のコンプレックスを持ってるがために自分に自信の無い翔馬も、
そんな2人に挟まれながらも自分の意思を曲げないナヨっちくない優也も。
みんなみんな幸せにってほしいと思える終わり方に出来る三角関係を初めて読んだので、
今すごく不思議な感じです笑。

これは、あらすじだけに留めておいてネ…

8

兄貴の恋人 小説

楠田雅紀 

陸上兄弟の間で揺れるかわい子ちゃん

陸上部の大学一年生が受けです。
河川の事故により溺れた受けを、その場に居合わせた陸上選手が飛び込んで助けてくれます。その陸上選手は、偶然にも受けが陸上を始めたきっかけになった憧れの人でした。
後日、助けてくれたお礼に行った受けは、その憧れの選手の弟と出くわします。穏やかで優しい兄とは違い、受けの不注意をこてんぱんにけなす弟。受けは反発するけれど、やがて…という展開です。

受けの憧れの対象…

10

氷雪の花嫁 小説

楠田雅紀  夏河シオリ 

お決まりの流れの連続の末にただHして終わるだけ

定番の転生ネタ。
お決まりの流れの連続。
記憶が無いのも、前世で酷い目に遭ったのも、女性だったのに男として転生してきた理由とかも、受が攻に反発するのも、レイプされるのも、愛されているのは前世で自分じゃないと打ちひしがれるとか、目新しいものは無く。
協力してくれるお狐様は中途半端だし。
人間の方でも安藤が中途半端だし。
ラストに再々会をして、復縁Hをして終わります。
え? それで終わり?…

1

優しい鬼の封じ方 小説

楠田雅紀  北沢きょう 

もう数冊読んでみたいな

楠田さん、初読み作家さんでした。
ずっと気にはなっていた作品でしたがなかなか手をつけられずにおりました。
カプは高校生同士ですのでエッチはひじょうに薄めとなっておりますが、キスシーンすんごい多くて補ってくれてますねえ(笑
ちなみに三人称受け視点です。

**********************
受けは両親に愛情いっぱいに育てられた、高校三年生の真人。
人付き合いも少なめで地味で穏…

3

優しい鬼の封じ方 小説

楠田雅紀  北沢きょう 

全体的に薄味

受けが鬼っていいなぁと思って買いました。しかし、いまいち入り込めないまま読了。
鬼設定は、主人公(受け)が自分は鬼だと知り、攻めとはロミジュリ関係だとわかってショックを受けるというところがピーク。
その後は特に鬼設定に関する描写はなくて残念でした。

また受けの人間性も好きになれなかった。
自分が鬼だった、って結構ショッキングなことだと思うのに、自分のアイデンティティが揺らぐ不安や恐怖、…

3

棘だらけの求愛 小説

楠田雅紀  みずかねりょう 

可愛さ余って憎さ百倍

腹黒執着攻めの拗らせっぷりに
ドロっとした暗さがあってもおかしくないはずなのに
不思議とドロドロしさはあまり感じませんでした。
(挿絵がスッキリした綺麗系だからかな?)

拗らせ過ぎてヤンデレてる困ったちゃん攻めと振り回されてる受け。
攻めに心乱されれば乱されるほど、受けが損得勘定で作ってた『イイヒト仮面』の分厚い壁が徐々に剥がれ落ち、劣等感も手伝ってマイナスな感情しか持てなかった相手…

3

氷雪の花嫁 小説

楠田雅紀  夏河シオリ 

収まる所に収まった2人に安心しました(´ー`)

タイトルと作家さんで購入を決めた本です。
ファンタジーが好きなので、寒い時期にぴったりな内容かな?と楽しみでした。

受けさんの蓮が、大学のゼミ関連で登山をすることになり、クレバスで氷に埋まった人を見つけることで主人公2人の話が始まります。
輪廻転生ものは好きなんですが、どうしても何度違う作家さんで試しても駄目なのが、受けの前世が女性だということ。
この作品も残念ながらその設定だったので…

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