海野幸さんのレビュー一覧

愛のカレー 小説

海野幸  上田規代 

めんどくさい攻めだったなぁ

全国チェーンを展開するような大手のお弁当屋さんの若き社長と理系の大学院生で
あまり危機管理が高くないほのぼのとした田舎出身の受け様とのカレーが結ぶ
歳の差カップルの恋のお話です。
歳の差と言っても32才と23才の9歳差ですから物凄くではないのですが、
その年の差が後に攻め様の病を再発させる原因の一端になってくるのです。

受け様は7人兄弟の長男で、物心ついた時から母親の手助けをしたくて…

1

この味覚えてる? 小説

海野幸  高久尚子 

友達~恋人へ

海野さんの作品は結構好きなので、気になっていたのですが、
なかなか手を出さずに、何となく寝かしていましたが、
やっと読めました。

商店街で和菓子屋、洋菓子屋で育ち、幼馴染で大の仲よし→
いつの間にか仲が悪くなり、
犬猿の仲である2人が、商店街の事情で2人で協力しなければ
ならなくなるというお話。

幼馴染+お互い職人という点がより面白かったです。

また、初エチの際、ずっと…

0

この味覚えてる? 小説

海野幸  高久尚子 

共感ポイントがない。

海野さんは結構好きです。でも、これは正直評価に困りました。というよりも、海野さん(好き作家さん)だから、と期待値が上がったせいかもしれません。他の作家さんなら『まあ、こんなもんか』くらいだったかも。

いやもう、喜代治(攻)のどこがどういいのかが、私にはまったくわかりませんでした。何の魅力も感じない。
なので、陽太(受)がひとりでぐるぐる悩んで右往左往してるとしか思えなかったんです。

2

この味覚えてる? 小説

海野幸  高久尚子 

ツボな攻め!!

若き和菓子職人とパティシエの対決!みたいな、
どっちも譲らない感じだけなのかと思いきや、
お互いが家を継ぐ事になった経緯が微笑ましくて
ほんわかしてしまいました♪

自分の嫉妬心を隠そうとするあまり、
思っていない事をとっさに口に出してしまって
後悔の念に駆られる陽太が可愛らしかったです。

一方、喜代治は朴念仁で口数は少ないけど男前!!
実は、陽太より好みですw
密かにずっ…

2

この味覚えてる? 小説

海野幸  高久尚子 

とても可愛いお話でした(^.^)

幼馴染み・犬猿の仲・目を背け続けた想い。
自分でもコレしか萌えれんのか!?、という位、好きな設定です。

正直、海野先生の作品は苦手な部類だったので、期待半分で購入しました。
しかし……!!、
すいませんでした~!(>ε<)
大当たり!!で御座いました。

もう受け(陽太・パティシエ)が可愛いいの何のって(笑)
元気にワンワン吠える小型犬?、とでも申しましょうか。
外見は王子様系なんで…

4

この味覚えてる? 小説

海野幸  高久尚子 

お菓子が紡ぐ二人の思い

読んでると思わずお菓子が食べたくなる和菓子職人と洋菓子職人の幼なじみ二人の
恋のお話なのです。
学生時代のちょっとした諍いで5年も付き合いの無かった二人が、女子高の新聞記事部の
インタビューと、商店街の商店活性化の先駆けとなる和菓子と洋菓子のコラボ作を
二人で作る事になり、再び一緒にいる事になったことから過去の出来事と今の思いの中で
今更ながら好きだったことを自覚してコラボ菓子の成功と一…

4

40男と美貌の幹部 小説

海野幸  佐々木久美子 

納得!

訪問販売ではないけれども近い形で高級化粧品が流通している実情を知っているのでお仕事モノとしても面白かった。それに無駄にビジュアルの良い男性は実社会においても化粧品以外にアパレル関連や美容師とか美に関する業種に多いですし納得です、BL特有のファンタジーであるどこの企業に仕事バリバリ出来て容姿も完璧なそんな素敵な方がいるの?と我に返る時があるので今回はそういう我に返る暇がなく楽しくファンタジーに浸れま…

3

理系の恋文教室 小説

海野幸  草間さかえ 

あり得ねー!と叫びそうな。

48才にもなって気弱過ぎなのに、教授という指導職を選んだ春井センセイに、
イライラして「アンタは乙女か!」とツッコミ入れつつ読んでました。
実は、願望丸出しのドリームでした〜(てへ☆)というオチなら納得できたんだけどなぁ。

伊瀬の方も、なんでセンセイを好きになったのか、全然わからないし。
自分にないモノに惹かれるところまでは理解できるけど、
普通はそれだけじゃ「イコール性欲」にならな…

4

遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

何よりも、かわいすぎるでしょ♪

正直期待していなかったのですが、いや~つかまれました(笑)
何にって、座敷わらしのかわいさに!

千早は、妖怪として幼かったときの人間との思い出から、
座敷わらしになることを決意。
座敷わらしになるための修業に時間がかかり、
「わらし」というには、年をとってしまいました。
何とか座敷わらしとして、アパートに住みつくのですが、
そこに住人として引っ越してきたのが、大学院生の冬樹。

1

遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

見事に先読みできたけど、それでも結構好き。

読む前は、タイトルからコメディかな、と思ったんですが、ほのぼので、かつ切ないストーリーでした。

私がもともとファンタジー好きで、数読んでるせいもあるのかもしれませんが、もう冒頭50ページくらいの山の話題が出た時点で、ラストまでの予想がついてしまって、しかも結局ほぼ想像した通りのストーリー展開でした。

ただ、だからがっかりというわけではなく、先が明らかに見えていても、丁寧な描写で飽きずに…

2
PAGE TOP