海野幸さんのレビュー一覧

極道幼稚園 小説

海野幸  小椋ムク 

なんで『幼稚園』?

海野さん作家買いなんですが、いろいろ気になることが多過ぎて気が散って集中できませんでした。←レビュータイトルも含め、それについてはあとで。

でも、そういうことに強引に目を瞑れば、キャラクターもストーリーも悪くはないんです。
全体にあっさり軽めというか、事件の顛末もちょっとキレイ過ぎではありましたが(これ別にヤクザ設定じゃなくてもいいんじゃ、と感じてしまいました)、謂わばほんわか優しい『ハー…

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秋のときめきベストセレクション小冊子 グッズ

「誰かが見ているー標的ー」番外編の感想のみ

シャレード文庫秋のときめきベストセレクションフェアの購入特典小冊子です。

収録作品は以下のとおり↓
鈴木あみ「愛犬」番外編
矢城米花「誰かが見ているー標的ー」番外編
海野幸「この佳き日に」番外編
義月粧子「消エル蜜月」番外編&イラスト担当・わかなキャララフ

収録作品の内「誰かが見ているー標的ー」のみ本編既読なので、この作品の番外編だけを読みました。

本編のその後を描いたお…

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40男と美貌の幹部 小説

海野幸  佐々木久美子 

美貌の受け様にギャップ萌え

攻め様視点のお話中編2作構成です。
攻め様は40歳で本社の製造部勤務で、受け様は33歳支社で幹部候補生。
受け様が攻め様を自分の部下に任命し、他部署からきた受け様を上司としてリードしていくのです。

タイトル的に受け様が40男となぜか勝手に思い込んでしまったため、避けてましたが食わず嫌いでした。
美人で強気でツンデレで…そして健気で初心。
こんなに可愛い受けを見逃してたなんて‼と後悔し…

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極道幼稚園 小説

海野幸  小椋ムク 

ギャップがいいんです。

レビューを読んで、思わずホロリ系と分かっていたはずなのに、小椋先生のイラストとほのぼのとした幼稚園の雰囲気に油断していたら思わぬところで目頭が熱くなりました。
親の愛情すら信じられず、先生や他の園児からも出自のことで遠巻きにされてた過去には涙なしじゃ語れません。


ストーリー的にはあらすじから想像範囲内の話です。
特にひねりもありませんが、25年分の記憶が飛んでる攻め様の様子があまりに…

1

極道幼稚園 小説

海野幸  小椋ムク 

大きな身体に4歳児の繊細な心

タイトルがインパクトあってどんなお話なんだろうと読み始めて、途中からなる程
だからこのタイトルなのかと納得しながら、時にウルッとさせられながらも
最後まで楽しんで読むことが出来る作品でした。

両親も親戚もいない受け様が、幼稚園の園長夫婦に助けられ、住み込みで
幼稚園教諭見習いとして、24時間開いている幼稚園で働いていて、ある日いかにも
そのスジの人たちだと分かる黒塗りベンツでやって来…

3

極道幼稚園 小説

海野幸  小椋ムク 

もうちょっと欲しかったな~

海野幸さん、結構好きな作家さんです。
今回も楽しく読ませていただきました。
油断してたら、思いがけず、ウルっとしてしまいました(笑)

幼稚園の先生、ひかりと
その幼稚園の立ち退きを要求するヤクザ、瑚條のお話。

瑚條が、事故により4歳児まで幼児退行してしまいます。
4歳になった瑚條は、厳しい父親に愛されていないと思い、
そして、母親の死は自分のせいだと自分を責め、子供らしくない…

3

黒衣の税理士 小説

海野幸  麻生海 

途中経過

お仕事物として、ヤクザ物として、普通におもしろかったです。

黒崎は、最初は印象最悪だった加賀美のいろいろな気遣いや、背景に触れるうちに、だんだんに加賀美に惹かれていきます。
この黒崎の気持ちは、けっこうあからさまにすぐわかるんだけど、加賀美の方がね、他の方も触れているように、ちょっと唐突。
ある瞬間の、黒崎の顔を見て気付いてしまったってことだけど、お互いノンケだったはずなのに、「黒崎が自…

2

極道幼稚園 小説

海野幸  小椋ムク 

It's Positiv ♪

題名が発表になったとき「任侠ヘルパー」みたいな極道が経営する幼稚園なのか?と期待し、
表紙が発表になったとき、きっとムクイラストだから、また容赦ない破壊力のちびっこ絵に萌え殺されるのかとワクワクしたのですが・・・
折り返しの”子供をたくさん描かせていただいて嬉しかったです”に更に期待をし、
ガーーーーーン!!
期待したちびっ子はカバーにある沢山の後ろ姿と、中身イラストのちびっ子の後頭部のみ…

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遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

好きな人の事を想うのっていいな。

海野先生の人外ファンタジー作品は以前にインキュバスのを読んだのですが、上手く世界観に入り込めず、途中で読むのを頓挫してしまった事がありました。

だから若干不安になりながら読み始めたんですが、いらぬ心配でした!!
もっと早くに読んでればよかった
のっけから千早と狛犬たち(見た目チワワ)が可愛いっvV
あらすじにも書いてあるとおり、主人公の千早は「座敷童」と呼ばれる妖怪。座敷童って日本では…

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八王子姫 小説

海野幸  ユキムラ 

評価に悩む作品

とても評価に悩む作品です。
また改めて読みたいと思える一方で、
イマイチかな・・・と思ってしまうのです。

冷ためな攻が、勘違いでやさしくしてくれるなんて、
個人的には、たまらない展開です。
ただ、受の姉の存在がどうも足をひっぱります。
よくBLに登場する女性像に感じますが、男っぽく
「世間の表も裏も分かってます」みたいなキャラが
全く好きになれません。

それにしても、冷た…

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