海野幸さんのレビュー一覧

黒衣の税理士(2) 小説

海野幸  麻生海 

とにかく二人の関係がイイ!

ヤクザ×税理士です。前作「黒衣の税理士」の続編になります。スピンオフでなく、本当にそのまま続きになりますので、前作を読まれていないと分かりにくいです。

加賀美と旧知の仲らしい東條という男が登場し、だいぶ過去が明らかにはなりますが、相変わらずつかみどころのない男、加賀美に黒崎が振り回されている感じです。ただ、黒崎は素直にそれを表現するわけじゃないので、加賀美は加賀美で、黒崎の甘い顔が待ち遠しい…

8

黒衣の税理士 小説

海野幸  麻生海 

すぐ2を買いました!

読後、二人のその後が続きが気になるな、と思っていたら続編が出ているのを知って、すぐさま購入しました!この作品だけでも完結してはいるのですが、続きが読みたくなる作品です。

丸ごと1冊表題作です。黒崎目線で話は進みます。
税理士・黒崎(受け)が担当するミラー中古車店の社長・加賀美(攻め)のやる気のなさとずさんな経営にキレて、経理の指導をします。居心地が良くなり、社員とも親しくなっていく中で、黒…

6

愛のカレー 小説

海野幸  上田規代 

カレーとオムライス(*´﹃`*)ジュルリ…

短篇集形式でした。
『愛のカレー』『真夜中の誕生会』が表紙のメインカプ。
『純情オムライス』が啓太の先輩・秋山 博文(大学院生)と須藤さんの食事係兼社長秘書・日宇賀 忍。

須藤さんの摂食障害が半端なかった。
お腹すき過ぎて行き倒れそうになる社長もアレだけど凄まじい量を腹に収めて尚鳴り響く腹の音がすごい。
まだ食うのかっ( ̄□ ̄;)!!ですよ、もう。
最初は食べる量に驚かされました。…

1

家計簿課長と日記王子 小説

海野幸  夏水りつ 

きゅっっうんってする (//∇//)キャー

偶然手に取った本が夏水先生の表紙だったので
リーマンモノだなーって確認しただけで購入。


あらやだ、なにこれ。超きゅんきゅんするーーーーーーっヾ(≧∇≦*)〃


夏水先生が挿絵ってのもポイントなんですが
まるで『山たな』を見てる感覚におぼれます。
(まぁ、山田くんの方がより男前で田中課長の方が大人かわいいけどね…)
早く成就する二人が見たくて285頁を一気に読んでしまいま…

5

初恋の神様 コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろし小冊子 グッズ

日本の神様

コミコミさんの特典小冊子って、とっても豪華というか、ありがたい。
文庫の特典にもかかわらず、文庫の本体の2倍のサイズ、A4用紙3枚を二つ折り、1枚はカラー印刷の表紙、中の2枚7ページ分がショートストーリー。
余白がたっぷり目にとってあるので、テキスト分量的には1枚物のSSペーパーとそれほど変わらないかもしれないが、読みやすさが全然違う。

内容はエリオ視点で本編後、環が初めてエリオのアパー…

2

初恋の神様 小説

海野幸  金ひかる 

初恋の神様はきっと居ます!

笑いました。
たくさん笑わされ後半ちょっぴり泣かされました。

神父や牧師や神主も巫女も、受けだったり攻めだったり時には吸血鬼や妖も交えてよく登場する職業ではありますが、神父×神主 は初の出会いです。
ロミジュリと言っていいのでしょうか?

一目惚れは、「瞬間的な性欲の発露」って本当でしょうか。
そんな気もするしそれを言ったらお終いなような気もしますが…

環は禁断の恋に身をやつ…

1

初恋の神様 小説

海野幸  金ひかる 

おぼこい受けくんがかわいい

全編受け視点です。
海野作品は攻め受け両視点が多くて読みやすいものが多いのですが、エリオ(攻)のミステリアスな雰囲気を保つために全編受け視点にされたのかもしれませんね。
神父×神社の神職です。
環(受)は神社の一人息子で両親と同居しながら神職。昔から女性に興味が薄く、もしかして…というところでエリオと出会うお話です。
環の友人の圭吾が、すごくイイ奴!神父のエリオに同性愛はご法度だろうと悩ん…

4

理系の恋文教室 小説

海野幸  草間さかえ 

穏やかな年の差CP

オヤジ受に誘われて読んでみました!

冴えない春井先生の研究室にはなぜかイケメンで優秀な伊瀬くんがいる。
ある日先生は伊瀬くんのPCをのぞき見してしまった。画面に表示されていたのは恋文だ。
それを読んだのがバレて、その恋文の添削をお願いされてしまう…

春井先生はとても不器用な人。本当は才能があるのになかなかそれを発揮できずどこか自分でもあきらめ気味で、日々流されてる。
そんな先生の…

3

純情ポルノ 小説

海野幸  二宮悦巳 

惚れた弱み

柊一と弘文は小学生の時からの幼馴染。
弘文は柊ちゃんが好き。
でもその気持ちを隠しあきらめようと故郷を離れて約7年。
祖母が亡くなったのをきっかけに‘うっかり’故郷に帰ってきてしまった。
そして、柊ちゃんとの交流が再び始まるが…

弘文はポルノ小説家ですが、それをひた隠しにしています。
柊ちゃんをモデルにして書いていることなんてバレたら大変!
数ページ読んだ段階で、いつそれが柊ちゃ…

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純情ポルノ 小説

海野幸  二宮悦巳 

何度も読んでしまう

暗すぎないけどほんのり切なくて、時折コミカルで、弘文(受)の奥手さと柊一(攻)の包容力に萌えてしまう傑作です。
柊一の包容力というのは、子どもの頃は放っておけない友人として立派であり、大人になって弘文が故郷に戻ってからは誰にも渡したくないという確かな思いがあり力強いです。
弘文が落ち込んだ時にやりがちな自己完結癖もかわいい。
続編を出して欲しいです。
今度は、ポルノ作家弘文のサイン会が企画…

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