ふゆの仁子さんのレビュー一覧

霞が関で昼食を 幸せのその先は 小説

ふゆの仁子  おおや和美 

ようやく同棲してた

30代半ばの学歴もキャリアもある受けの立花が、初めての恋人との同棲を通して相手への気持ちを確認する物語です。
大事件はありません。仕事上忙しくなる出来事はあります。攻めの以前関係があった人物や受けの形だけの元妻がニアミスしますが、2人ともお互いが大好きなので本人たちは嫉妬したようですが、読者からしたら胸焼け案件でした。
食べ物もたくさん出て来ますが、2人にご馳走さまって感じのお話でした。
こ…

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「龍の帰還」出版社特典両面ペーパー グッズ

遊佐はウェルネスの暗黒に飲まれないでほしい

タイトル「遊佐の苦悩」

本編後、ティエンと共にヨシュア宛にメールでウェルネスへの退職願を出した高柳。
だが、ヨシュアはなぜ2人がウェルネスを辞めると言い出したのか、理解ができない。
だって結果的にティエンを無事に奪還し、ジェフリーと会合もできたではないか…
勿論、遊佐にはゲームの駒扱いされた高柳の心中が理解できる。
だから、ヨシュアがヨシュアのままである限りティエンも高柳も戻ってこな…

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龍の帰還 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

ティエンの俺様愛と高柳の食いしん坊は健在

複雑怪奇、ウェルネスシリーズの19作目。
本作は久々にタイトルに「龍」がついて、ウェルネスのメインCP・ティエンx高柳が登場か⁈と期待が高まります。
前作「麗鳥の絡繰」からの続きで、ジェフリーの陰謀が元からくすぶっている黎(ライ)家の反対勢力と相まって、ついに香港でのテロ的爆破事件を起こし…ティエンが行方不明、ゲイリーの負傷、そしてウェルネスシリーズの重要人物たちがマカオに集結して、という展開…

3

龍の帰還 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

シリーズが長くなりどんどん新タイトルが出ても結局…。

シリーズ19作目ですね。スゴイ。

個人的に「龍を飼う男」のティエンに堕ちて頑張って追いかけてきましたが、
ふと、このお話に終着点はあるにだろうか?と今回考えてしまいました。
冊数を重ねる毎に世界観が横へ横へと広がるばかりなんですよね…。
で、言葉を捏ねくり回してただ関係をごちゃごちゃさせてるだけなんでは?と頭を過る。

変に頭が冷えてしまったのは
久々にメインで龍CPが見られると…

8

霞が関で昼食を 幸せのその先は 小説

ふゆの仁子  おおや和美 

頑張らなくても自然と抱き合える二人に進展!

このシリーズ、ウケの立花さんが中々デレてくれなくて、
一歩進んで二歩下がる的な展開だったのですが、
今回ようやく立花さんが素直になって、
作中のごはん同様、美味しい展開になってきましたv

立花さんが素直になるには、
またちょっと一山あるのですが、
雨降って地固まるな展開であります。

今回は多少ジリジリではありますが、
総じて、立花さんがとても幸せそうで良かったなとv

1

華麗なる紳士のウェディング 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

愛情と、畏怖と、憧憬

シリーズもののスピンオフで関連作品が沢山ありますが、
未読のまま予備知識なく単体で読んでも大丈夫だと思います。
より話しの流れをスムーズにするなら「密約はスーツを脱いで」をチョイスして下さい♪

攻めも受けも学生時代は天使と呼ばれた美しい男たち
パブリックスクールからの関係
表紙のような美しい挿絵 etc.が楽しめます。
特に奈良さんの線の細い繊細な挿絵は素晴らしかったです(;///…

2

愛なのにね。 ~榊原さん家の恋愛事情~ 小説

ふゆの仁子  相葉キョウコ 

仲良きことは美しきかな。

嫌な人があまり出てこない、
ちょっと家庭事情複雑な兄弟物語。

こういう言い方はなんですが、
可もなく不可もなしという感じでするりと読破。
特にこれといって事件が起こるわけでもなく、
家庭の事情で悩む次男と、押し切れない末っ子、
そしてそれを見守る他の兄弟達というお話で、
設定の割には障害がなさすぎて、
するするとお話も恋愛も進んでいく。

この評価になってしまったのは、

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背徳のエロティシズム 小説

ふゆの仁子  幸村佳苗 

ドキドキが足りない?

うーん……面白くないわけではないのに、
いまいちピンとこないのは何だろう……

いわゆる定番のパターンで、
ストーリーも破綻なく纏まってはいるのですが……

受の向坂はクールすぎる気がするし、
攻の蒲生は強気なんだか可愛いんだか、
キャラクターが掴みきれない感じなのかなぁ……

もう少し、蒲生がどうして向坂に固執したのかのところとか、
向坂が蒲生に対して気持ちを向けていく感じ…

1

霞が関で昼食を 三度目の正直 小説

ふゆの仁子  おおや和美 

このスローテンポがクセになる!

三作目にしてようやく告白タイムです!
本当に亀の歩みな関係(主に立花さんが!)です。

確かに、特に大きな事件があるわけでもなく、
劇的な心境の変化があるわけでもなく、
ある意味、淡々とお話が進むのですが、
その中で、今までに経験のしたことのない感情に向き合おうと、
一生懸命に頭を働かす立花さんが可愛いv
そして、頭で考えてもどうにもならない感情に振り回される様子がまた可愛いv

3

霞が関で昼食を 恋愛初心者の憂鬱な日曜 小説

ふゆの仁子  おおや和美 

亀の歩みを暖かく見守る心境。

相変わらず、色恋には疎い立花さん。
一生懸命頭で考えて恋愛しようとしてますが、
それは無理ってものです。

でも、そんな恋愛初心者のところが可愛いんですけどねv

今回も大きな波風もなく、
主に立花さんの戸惑いと募る想いがメインにお話は進みます。

今回は、ちょこちょこ細かい食も出てきましたが、
(豆大福とか美味しそうvvv)
ご飯関係はいまいち印象に残らないかな……。
で…

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