田倉トヲルさんのレビュー一覧

こいものがたり 1 コミック

田倉トヲル 

舞台は少女漫画

あとがきにて「3巻ぐらいにまとめる予定」と書かれている内の第1巻目であるこちらの作品は、物語の始まり、序章と言った感じです。

1巻の内容を私的にざっくり説明すると、ノンケとゲイが友達になる話。

表紙右がノンケの男の子、唯司(恐らく受け)。
ちょっとクールで友達思いな、彼女持ちの普通の男子高校生です。

表紙左が隠れゲイの男の子、大和(恐らく攻め)。
優しくてイケメンな爽やかサッ…

9

セロ・メロウ コミック

田倉トヲル 

短編集

一冊に全部で5つの作品が入っていました。

学生さんのお話がたくさん・・・と言う感じ。
そしてとってもピュアです。
絵も独特な印象を受けましたねー。

好きな相手を思ってドキドキする感じが
と~ってもよく描かれていて、読んでいて自分もドキドキしてきますw

短編なのに、1作1作うまくまとめてあるなと言う感じ。
なのでこの作家さんの長編を読んでみたくなりました。

どちらかと…

0

こいものがたり 1 コミック

田倉トヲル 

BLが見たい

作者さんのBLでの新刊楽しみにしてました。
しかし「こいものがたり」とはいうものの
明確にはまだ何も始まってはおらず
何よりも、女子が普通に出て来ます。
なんだかTLを見ているのかと錯覚しました。
男子と女子が普通に混じって遊ぶ、勉強会
彼女と手を繋いで楽しそうにしている、など
女子が重要なポジションなんだとしても
こういう当たり前のように女子が出てくる設定がすごく苦手なので
自…

10

拝啓、兄さん様 コミック

田倉トヲル 

二人の行く末

インセストをテーマにした作品は、タブーゆえに琴線に触れますし、また、挑戦的でもあります。嫌悪する方もいらっしゃるでしょう。その人なりのとらえ方が違うだけに難しい。

弟が兄を慕い、兄が弟を愛おしむ。夏祭、りんご飴の場面は確かに「はうっ」ときました。クライマックスの浜辺のシーン(海が出てくるお話はツボな作品が多い。)も素晴らしい。線が細い絵柄のせいか、清涼感を湛えつつもしっかり真夏の暑さが伝わっ…

4

独占欲 小説

田知花千夏  田倉トヲル 

ある意味で最高のハッピーエンド

兄弟ものですが、設定が変わっていて最後まで楽しめました。

非常~に好き嫌いが別れそうな作品…最初から最後まで含めて、なのですが、あとがきを読んだ限り作者さまはそれも承知で書かれてるのかな~という印象でした。
この作者さんの本は初めて読んだのですが、救いようのないくらいドロドロした話だったので、普段は明るめのお話を書かれる方だと知って驚きです。

設定が不思議で謎に満ちている分、ラストま…

11

拝啓、兄さん様 コミック

田倉トヲル 

ただの兄弟ものではない

皆さんのレビュー通りなんですが書いてみます。
表紙買いでした。大当たりでした。

読んだのは結構前なんですがすごく印象的でしたので覚えています。特に1話の完成度は相当高いです。
1話の終盤でなるほど!そうくるのか!と話の展開に非常に感動しました。
見事にやられました。読者もやられました(笑)

漫画を読んでいた時脳内で自然と風鈴の音、セミの鳴き声が聞こえてました。しかし兄から最後…

2

拝啓、兄さん様 コミック

田倉トヲル 

引き込まれました

初読み作家さんです。兄弟ものが好きなのと、ここでの評価が良かったので購入しました。もう題名からして、切ない感じがしました。

手紙の内容がキュンときます。8年前までの二人の思い出が可愛いです。お互いに大好きなのに、兄弟の一線を越えては駄目だと無理をしているところが切ないです。

いっぱいいっぱいになった豊が、兄を名前で呼んで想いをぶつける場面では、泣けました。『その後の日々』では、兄弟げん…

7

拝啓、兄さん様 コミック

田倉トヲル 

今までで一番!

タイトルの通り、私が今まで読んできたBL漫画の中で一番好きです。
手紙が好きなので、お家の前で郵便箱を覗きながら、
お兄ちゃんからの手紙を待っているのが可愛かったです。

兄弟とか好きなので、軽い気持ちで可愛いと買ったら、
どんどん読んでいくうちに、兄弟故の葛藤、嫉妬、悩みなど、
細かく表現されていて、とても好きになりました。

軽い気持ちで買った私を叱りたいくらいwww
そのぐ…

4

拝啓、兄さん様 コミック

田倉トヲル 

夏の終わりに読みたい物語。

 兄弟としての葛藤が重すぎず軽すぎず、繊細に描かれる2人の想い。
結論を急がせない優しいストーリー。
涼やかな中に熱を感じて胸が暖かく締め付けられるモノローグ。

 16才の夏に感じた気持ちが永遠になるのか思い出になるのか、どちらにしても宝物である事に変わりはないと納得できるひと夏の物語でした。


 ―兄弟離れ しませんか?
 互いにこのままではいけないと分かっていた、これ以上は…

2

独占欲 小説

田知花千夏  田倉トヲル 

愛は狂気に容易く変わる

そうきたかーーーー、と思わず叫びました。
この作品を一言で表すなら、「執着」「偏愛」になると思います。

兄の光は絶対かわいそうな立場だと思っていたのに・・・
見事に裏切られてしまいました。
この手の物語を読むのは初めてでしたが、すっかりハマってしまいました。
この夢は今、誰の中の夢なのか・・・正直混乱しっぱなしでしたが
最後の5ページくらいから、最後の挿絵はセットで恐ろしいです。

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