小椋ムクさんのレビュー一覧

こいびとから 小説

椎崎夕  小椋ムク 

椎崎夕ブーム

ブーム中なのです。小説は文庫版をメインに買っているので、新書判で活躍されている方の作品はあまり知らなくて、電子書籍で読んだのをきっかけに、読むのに迷ったときは椎崎夕さんです。いよいよ読むのがなくなってきて、新刊を買いました。

「おさななじみから」のスピンオフ。

椎崎さんの作品が好きなのは、受が真面目! よく働く! なので勝手に応援したくなります。今回は攻の笙野さんはなかなかカッコいいし…

6

職業、王子 小説

砂原糖子  小椋ムク 

アラブものだけどせつないテイスト

攻め側が主人公という作品は意外と少ないので新鮮でした。
さすが、アラブだから拉致だなあと思いましたが、攻めが拉致られるというのも新鮮です。

ですが、読み始めは、受け側で王子のリインが余りに好きになれなくてイライラしました。
日本でこつこつ生活していた綾高をさらってお金で戸籍も消したって…。借金を返しながら派手な人生でなくても地道に生きていた人間を何だと…って感じで、その苛立ちがかなり中盤…

2

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

交錯する過去と現在

キャッスルマンゴー全2巻の続編小説です。
万(受け)と十亀(攻め)のその後が読めるということで、
キャッスルマンゴーの読後、いてもたってもいられず、
急いで購入しました。
万と十亀のその後を知りたくてたまらなかったんです。

あと、木原音瀬さんの小説のなかでランキング1位ということも
かなり気になってました><

本編は、2つに分かれていました。
十亀の辛い過去を描…

4

恋する遺伝子~嘘と誤解は恋のせい~ 小説

小林典雅  小椋ムク 

それでも聖家族

 ただいま自分ひとりの小林典雅強化月間中で、「嘘と誤解」シリーズ3部作と「たとえばこんな恋のはじまり」と「恋襲ね」を3日で一気読みしたら、最中はテンション上がりっぱなしで夢中でしたが、読後はなんだかぐったり・・・まるでつわりと食あたりとはしかに波状攻撃されたかの如く消耗してます。だけどやっぱり面白い!!体調や健全な社会生活と引き換えでも読む価値あります。

 なかでも一番気に入ったのが本作。も…

2

センチメンタルガーデンラバー コミック

小椋ムク 

可愛い猫ちゃん達♡

ふと猫ちゃんBL?に興味を持って、
ちるちるで検索してこの作品を知り、まずCDを聞いてみました。
そしたらもう可愛くて可愛くて♡
特に猫ちゃん達と言ったら・・・悶え死にそうになりました(笑)
原作を持ってる方は、CDも聞いた方が良いと思います!
もっとこの作品が好きになると思います!
私はCDを聞いて、即行原作を買いました!

小椋ムクさんの絵は優しいタッチで癒やし系だと思います。…

1

「恋する臆病者」書き下ろしSSペーパー グッズ

その後のお話

恋する臆病者に収録の恋する臆病者たちのその後のショートショート。

タイトルはピロートークとなっていますが、その名の通り、椎名が事後の玲の寝顔を見ながらあれこれ夢想する話。
本編は玲視点ですが、こちらは椎名視点です。
ショートショートでもいいので、攻め視点を読めるのは嬉しいですね。

SMの所為でトラウマを持った玲を不憫に思いながらも、元彼への嫉妬心を沸々させる椎名。

このお話の…

0

恋する臆病者 小説

月村奎  小椋ムク 

芸能人と恋愛

芸能人×サラリーマンのカップルです。
出版社勤務の玲が、大好きで部屋にポスターまで貼っているタレントの椎名に告白されるという、そんな偶然あるの?みたいなちょっとあり得ないような幸せな出だしです。

しかし玲は元彼の性的DVのせいで感じること=悪いことだと思い込んでおり、その思考そのものがDV被害者特有のものだと分かってはいるけれど、椎名と寝ることが怖くて正面から向き合えず、欲情しないよう、椎…

2

鬼瓦からこんにちは 小説

松雪奈々  小椋ムク 

後味さっぱり

初読み作家さまです。先生の作品はファンタジー色が強いものが多いイメージで、ちょっと敬遠していました。(すみません)
ちるちるのインタビュー記事を読んで、イラストが可愛くて、ちょっと興味が湧いたので購入してみました。
鬼はもちろんのこと、妖狸や妖狐などが出て来て、いかにもなファンタジーですが、こんなにギャグ満載だとは思わず、なかなかのギャップでぶっ飛びました。精液が子鬼になる~!?コートの中はパ…

4

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

揺れ動く気持ちの終着駅

この物語は2巻で完結するわけですが、
この2巻は、木原音瀬さんの作中での人物の気持ちの揺れ動きの描写が
光った巻になったと思います。

万<よろず>(受け)の気持ちの揺れ動き、
十亀(攻め)の気持ちの揺れ動き。
それぞれが緩急つけてお互いへと動き続け、ラストまで目を離せず
一気に読ませてくれました。
やはり木原さんの気持ちの描写に関しては
「巧い!」としか言いようがないです。

5

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

仕掛けたのは罠か恋か。

ランキングで評価が高かったので、購入を決めました。
ちるちるでも読んで評価している人が多い!!
人気のほどがうかがえます。
古い作品ですが、古くったって名作はきっと名作のはず!

1巻とともに2巻も揃えていざ読み始め!

表紙で感じたのは、
「モノクロでもふわぁっとした絵柄なのかなー?」
と、思ってページを捲ってみたら、
人物の骨格はしっかりしていて、顔の目鼻立ちもくっきり。

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