total review:279169today:11
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
70/164(合計:1631件)
佐々木禎子 小椋ムク
ニノニャン
身代わりものの特有な切なさが好きで購入したんですが、いい意味で予想と少し違います。 顔がすごく似ている双子の兄弟航と翔だが、二人の性格が真逆で、兄の航はちょっと天然な文系で自分に自身がない。一方弟の翔は理系で明るい人気者。 かなり自信のない航はゲイであることで告白の勇気もなく、21年の人生のなかで全ての恋は片思いで終わってしう。小説の中は「片思いのベテラン」と書いているのが面白くて… 少し話…
華藤えれな 小椋ムク
Krovopizza
ネタバレ
あらすじ: ロシア貴族で雪豹の化身・サーシャ(攻め)は、森に迷い込んできた東洋人の子ども・凌河(受け)を救う。 それから12年。 フィギュアスケート選手となった凌河と再会するが、触れたものを氷に変えてしまうサーシャは、凌河に想いを打ち明けられず…… サーシャは100年前に亡くなったロシア貴族。 恋人(前世の凌河)を守って命を落としてしまいますが、冬の女神の力で雪豹の化身として蘇ります…
高遠琉加 小椋ムク
muccu
全寮制男子校に通う、人気者でチャラ男の香司と優等生の昴という正反対の二人。 香司が合コンで知り合った女の子を寮の屋根裏部屋に誘ったところを昴に目撃され、それを黙っている代わりにと交換条件を出されたことで二人だけの秘密が始まります。 真面目な昴は負担は全く心を開かないのに、大好きな星の話をしている時だけは生き生きと饒舌になります。 そんな自分にしか見せない顔に香司はどんどん惹かれていきます…
薄雲
コミコミスタジオ購入特典小冊子。 本編番外編。攻が受の部屋に泊まりに来た、ある朝の日の風景。 視力が回復したことで、料理作りに嵌った受の元に、たびたび現れるようになったトマトに似た妖怪。 そんな彼らにおかずの切れ端などをあげている内に、すっかり懐いてしまったトマトの妖怪が、受のお弁当作りを手伝ったりする様子に攻が嫉妬するという話。 自分だって手伝いくらいできる! とばかりに、朝食のパン…
発売記念ペーパー。A4片面刷りです。 本編で受が妖怪のいたずらに遭遇してしまった事件の裏側ネタ。 妖怪達に邪険にされながらも、持ち前の優しさや面倒見の良さで様々な同胞をさりげなく助けていた攻に、次第に自分たちの行いを恥じた妖怪達だが、今更謝ることもできずにもやっとしていたところ、攻が人間に恋をしたという話を聞きつける。 積極的には関わっていないけども、攻には幸せになって欲しいと思っている…
栗城偲 小椋ムク
初読み作家さん。 人外もの大好きなうえに、メインがのっぺらぼうというとんでも設定に興味を引かれて購入。 小椋ムクさんの挿絵のおかげもあって、妖怪のおどろおどろしさとか、そういったものとは無縁なかわいらしい仕上がりになってます。 のっぺらぼう×中途失明者というCPですが、障碍者を題材として扱う場合、結構作家さん側も神経使ってるなというのが文章から透けて見えることが多いのですが、この作品は相…
snowblack
妖怪の出てくる話……なんだけれど、 パステルカラーの優しく可愛い表紙の印象そのもの。 おどろどろしさや、怖さはほとんどなくて、 なんとも可愛くちょっぴりだけ切ない、人間と妖怪の物語。 のっぺらぼう(草枕、推定200歳超?)と盲目の青年(巽、21歳)。 共に孤独だった二人が、公園で偶然に知り合い 互いのコンプレックスをを埋めるように惹かれあっていく。 序章とも言える江戸編で…
樋口美沙緒 小椋ムク
麗音
『愛はね、』の続きの話 幼馴染を思いながらそのむ割れない思いを受け入れ前向きに生きようとしている望と、そんな幼馴染から思われながら同じ気持ちを返せない自分の気持ちを持て余す俊一の成長物語。 前作に引き続いて俊一のイライラがひしひしと伝わってきます。 何度だまされてもまた信じてしまう。 殴られても強姦されても、優しいときもあったし悪い人じゃないとから、心から謝っているのだからと簡単に…
発行当時から何度も読んでいるのにレビューはしていなかったので初めてします。 望は幼馴染を好きなのに好きと言えずに、好きだと言ってくれる人を好きになりたいと付き合うけれどやっぱり一番に好きにはなれない。 望の思い人で幼馴染の俊一は、だれとでも付き合い傷つけられても簡単に許してしまうことに毎回怒っています。 無自覚で男を誘ってしまう望です。 寂しさを埋めるために他の人で代用にするから、…
恋雫
初読みの作家様でした。 最近ファンタジー色濃い目の作品が読みたいと思っていたのですが、人外は苦手で、今一つピンとくるものに出会えていなかったところに、ちるちるさんのランキングで見つけました…この作品を!! 妖怪系は個人的に怖くてあまり好きではないのですが、イラストが小椋先生ということで、ほわっとした優しさに溢れている表紙に安心感を持ち、即効本屋にて購入したのですが、やはり、どストライクでした(…